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MITメディアラボの「立体ディスプレイ」、さらなる進化を遂げる

MITメディアラボが発表した、プラスチックのピンで構成される「新しいディスプレイ」。これは、新たなインターフェイスとなるのか。

 
 
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IMAGE COURTESY OF TANGIBLE INTERFACES GROUP
TEXT BY LIZ STINSON

WIRED NEWS (US)

2年前、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボのタンジブル・インターフェイス・グループが「inFORM」を発表した時、インターネット中に衝撃が走った。

その理由は簡単だ。デジタルデータを3次元形式に変換するこの形状変化ディスプレイは、光り輝くガラスのディスプレイがタンジブル・ピクセルに置き換えられたとき、未来のインターフェイスはどのようなものになるのかを垣間見させてくれた。とんでもなく素晴らしいものに見えたが、しかしどこかおもちゃのような、実際に理解するには現実味の薄い未来のように感じた。

「inFORM」の紹介ヴィデオ。2014年に行ったMITメディアラボ副所長の石井裕へのインタヴューでは、inFORMをはじめとする新しいヒューマン・コンピューター・インターフェイスについて語られている。

その同じチームが、inFORMの研究を魅力的な新しい方向性で推し進めた結果を携えて、戻ってきた。この新しいプロジェクトは「Kinetic Blocks」と呼ばれ、形状変化ディスプレイがどのように物体を組み立て、分解、再組み立てできるかを示してくれる。

このKinetic Blocksディスプレイ (inFORMで使用されたディスプレイとまったく同じもの) は、900本のコンピュータ制御のプラスチックピンで構成され、プログラムされた入力やリアルタイム入力に反応する。

※この翻訳は抄訳です
 
 
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