所さん!大変ですよ「一軒10万円!? 超格安“土地つき一戸建て”の謎」 2015.10.15


東京から車で2時間余り。
海沿いのこの町で土地付き一戸建ての住宅が信じられない値段で売られていた。
この物件60坪の土地付きで…。
この物件に至っては同じ広さで!一体なぜそんなに安いのか?取材でどんどん明らかになる超格安物件の秘密。
そして浮かび上がった購入者たちが抱える複雑な事情とは?また何か簡単につかめないような話してますね。
そうですね。
しかもだって…何でそんなに?どういう訳があるんでしょう?さあさあ今日も飛びっ切りのそんなお話をご披露致しましょう。
こちらでございます。
ドン。
「いくらなんでも安すぎない?謎の“土地付き一戸建て住宅”in茨城」。
実はこれチラシ見ると多くの方が恐らくこういう反応をするであろうという話です。
1つご紹介します。
この間取り。
洋間が2間あって土地60坪が付いてたったの30万円。
30万円です。
また〜どういう事なの?あ何か…何かあるな。
そうあったんです。
実際現場に行くとある秘密にたどりつきました。
茨城格安物件の謎まいります。
所さん!大変ですよ。
東京から車で2時間余り。
ディレクターが向かったのは太平洋に面した茨城県鉾田市。
うわさの格安物件を探し回る事1時間。
こんにちは〜。
すいませ〜ん。
現れた男性に失礼ながら自宅の値段を聞いてみると…。
30万円?30万円物件を発見!男性によれば土地の広さは確かに60坪。
2年前に購入したという。
家の中を見せてもらうと…。
わあ〜こぢんまりとしたお部屋ですね。
男性は家族がいない独り身だという。
それにしては結構な量の荷物だが…。
あ食器もですか?前の住人の食器や家具がそのまま残されていたというこの不思議な物件。
しかも近所には…。
超格安で売られている同じような戸建ての住宅がいくらでもあるらしい。
一体ここはどんな町なんだ?謎を解く鍵を探して地元の不動産業者を訪ねた。
(取材者)すいません。
よろしくお願い致します。
超格安の物件はほかにもあるのか聞いてみると…。
見せて頂けますか?はい。
出てくる出てくる。
どれも土地付きなのに100万円を切る物件ばかり。
どうしてこんなに安いのか?この業者によれば町に別荘が次々と建ったのはバブルの頃。
キャッチフレーズは…小さいけれども全て土地付きの一戸建てだった。
首都圏から日帰り可能だった事もあり東京や神奈川のマンション住人が相次いで購入したという。
しかし…バブル崩壊で事態は一変。
大量の別荘が売れ残り管理会社は次々倒産。
別荘地は荒れ果ててしまった。
そこで数年前別荘をリフォームせずにボロボロのまま100万円前後で売り出してみたところ首都圏から買い手が殺到したという。
(取材者)すぐに?ボロボロになった別荘を一体誰がどうして買っていくのか?不動産業者から教えてもらい格安物件が集まるエリアを訪ねてみると…。
あ!あの〜こんにちは。
8年前に購入し東京から移り住んできたという62歳の男性。
以来96坪の敷地に建つ木造住宅に1人で暮らしているというのだが…。
ディレクターに1つ気になる事が。
失礼なんですけど…なんと家を支えていた柱は24本全て木の電柱。
買った時からそうだったという。
いわば電柱物件。
失礼しますお邪魔します〜。
一体なぜここを購入して移り住もうと思ったのか…。
中学卒業後東京で就職した男性。
以来40年飲食店やホテルでなりふり構わず働いてきたというのだが54歳の時無職に。
すると…。
生活費として当てにしていた年金が東京で暮らすには足りない事に気が付いた。
これでは東京のアパートの家賃も払えない。
その時目に飛び込んできたのが雑誌に載っていたこの格安物件の情報。
田舎暮らしに憧れていた事もあり買って移り住む事にしたという。
現在ひとつきにかかる生活費は食費と光熱費などで5万円ほど。
少ない年金でも十分暮らしていけるという。
そして生活にゆとりが出来た今はこんな思いも。
今回取材できた格安物件の住人は47人。
そのうち経済的な事情で首都圏から移り住んだ人は分かっただけで28人に上った。
取材を進めていた8月中旬。
鉾田市が騒然とした空気に包まれた。
別荘地から車で15分ほどの海岸に行ってみると…。
(取材者)あ遊泳禁止なんですか?
(取材者)えっそうなんですか?ええ。
この夏全国を騒がせたサメ騒動がここでも発生。
海水浴場は閉鎖されてしまった。
そんな海水浴客のいない静かな海岸で1人の男性を発見。
聞いてみるとこの男性も格安物件の住人。
ええ。
そうですか。
もし差し支えなければ…是非。
いいのかい?はい。
男性は66歳。
2年前に1人埼玉から越してきた。
マメ帰るぞ。
おい帰るぞ。
今は自称あばら家別荘の庭で野菜を育て日々の食材にしているという。
何ですか?それ。
(取材者)すいませんお邪魔します。
家事は全てここに越してきてから1人でマスターしたのだという。
(取材者)ありがとうございます。
実は男性数年前妻と離婚したいわゆる熟年離婚族。
長年暮らした埼玉の家を出る時手元に残っていたお金で180万円のこの物件を買ったという。
ほい。
(取材者)何ですかこれ?家には男性が3か月かけて作ったいろりがあった。
子どもたちがいつ孫を連れてきてもいいように作ったのだがほとんど使う事はないという。
・「あゝやんなっちゃった」・「あゝ驚いた」ハハハハ…ばかだよばかハハハハ…。
その後も別荘地を歩いていると出会うのはなぜか高齢男性ばかり。
今回の取材で熟年離婚したり家族と別居したりしてこの町に移り住んだという一人暮らしの男性が少なくとも13人いる事が分かった。
う〜ん。
吉田鋼太郎56歳。
ひと事とは思えなくなってきました。
このあと更に信じられない安さの物件を発見!そして購入した人が抱えていた複雑な事情が明らかに。
今日はなかなかの情報ですね。
これいい情報ですよ本当に。
ああいう物件があるというのは。
そうですね。
そうですねそれが…。
ちなみにですねその47人取材をさせて頂いたんですが60歳以上で男性で一人暮らしという方が実は31人もいたんですね。
家事とか全部を初めてやってるおとうさんちょっと暗くなってウクレレ弾いてましたけれども。
(久保田)自由にできる。
ちなみにですねあの辺り全部が一人暮らしの高齢の男性という訳ではないそうなんですね。
田舎暮らし満喫している家族連れもたくさんいらっしゃると。
でもさ安すぎない?60坪でさ家があばらになっててもさ30万円っていったら坪5,000円でしょう。
どういう事なんですかね?スタジオには今日も専門家の皆さんにお越し頂いています。
超格安土地付き一戸建て住宅についてご意見のある方。
あるんですか?そりゃありますよ。
(久保田)牛窪さんお願いします。
所さん何でこんな安く売って大丈夫なのってありましたけども…30年たっても。
やっぱりそれを今止めなきゃいけないんですが…しかもボロでしょう。
ボロいの?
(澤口)ボロいのそう。
男性はああいうもの作りたがるんですよ。
俺が直そうとか?犬家族になりますよね。
なめにくるしね。
いいじゃないですかこれ。
めっちゃいい。
これ。
場所はねイギリスであのビートルズ誕生の地として有名なリバプール。
2013年に売り出されたこちらの物件です。
なんと1ポンド!え〜!つまり当時のレートで170円。
一つ一つが壁でうまく仕切られているのね。
だから個別の住居になっているんですけれども実は町を再開発しようとしていた行政が財政難もあったりして計画が頓挫。
代わりに…でも何かそれ格好いいよね。
リバプールって名前が格好いいもんね。
レスポールのギターが立てかけてあったらいいような。
さあ所さん所さん。
先ほどのVTRの最後気になりませんでした?超格安物件を買ったという男性いくらだったのかというと土地付きですよなんと10万円。
また〜知り合いとかじゃないの?リバプールほどではありませんが今回の取材の最安値。
10万で土地も付いてるの?そうなんです。
調べていくと経済的な理由だけじゃなかったんです。
さあどんな話なのかまいります。
所さん!もっと大変ですよ。
気になる。
ディレクターがうわさの10万円物件を訪ねてみると…。
こんにちは〜。
現れたのは千葉県から移り住んできたという78歳の男性。
34坪の土地に建つ築30年の一戸建て。
これがお値段10万円!初めて見た時階段は崩れ屋根裏には動物が住み着き人が住める状態ではなかった。
だからこその値段だったという。
そんな10万円物件に男性が移り住んできたのには経済的な事情とは別の理由があった。
それはいわゆる…7年前45年間連れ添った最愛の妻を病気で亡くした男性。
1人残され自暴自棄になっていた時知り合いから聞いたのがこの10万円物件だった。
実はバブルの頃妻と偶然この別荘地を目にした事があったという。
自分のついの住みかにはこんなボロ屋こそがふさわしい。
そんな思いで越してきた男性だったが…。
住み始めてみるとボロボロの別荘は手を入れなければならないところが無数にあった。
かつて電気店を営んでいた男性。
気が付いたら家を改造する事にのめり込んでいたという。
10万円物件に移り住み終活を始めて今年で6年がたった。
取材の最後不思議な雰囲気の住人に会った。
やはり家族と死に別れてここに1人移り住んできたのだという。
死に別れたのは母親。
男性は飲食店で働きながら長年1人で母親の介護をし最期をみとったという。
なぜ移り住んできたのか?親が亡くなったのにホッとしたとはどういう事なのか?自分に束縛を強いてきた母親が亡くなった時男性は残りの人生は好きに生きようと決めたという。
その時雑誌で見つけたのがこの格安物件だった。
以来母親と同居していた時はできなかった事を楽しむ毎日だという。
男性は自分が亡くなった時の納骨と遺品の処分を既に業者に頼んであった。
今回話が聞けた60歳以上の一人暮らしの男性は31人。
そのうち少なくとも5人が格安物件を終活の場と決めて移り住んでいた。
大変な話じゃなくていい話じゃないですか。
あとはだから話し相手とか何かこう活力的なものだよね。
考えて。
(久保田)そうですね。
関わっちゃったんだからNHKで考えてこれ。
あの辺に住んでる人たちに…「そうなの?」なんつって。
「やっぱり?」なんて。
2015/10/15(木) 22:55〜23:20
NHK総合1・神戸
所さん!大変ですよ「一軒10万円!? 超格安“土地つき一戸建て”の謎」[字]

東京から車で二時間あまりの街で土地つき一戸建てが信じられない超格安で売られている。中には10万円の物件も。なぜこんなに安いのか。そして購入者が抱える事情とは?

詳細情報
番組内容
東京から車で二時間あまりの街で土地つき一戸建てが信じられない超格安で売られている。中には10万円の物件も。なぜこんなに安いのか。そして購入者が抱える事情とは?
出演者
【司会】所ジョージ,久保田祐佳,徳永圭一,【ゲスト】澤口俊之,牛窪恵,モーリー・ロバ−トソン,【語り】吉田鋼太郎

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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