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 「世界最古の砂漠」といわれるアフリカ南部のナミブ砂漠に、天文ファンが押し寄せている。満天の星を肉眼で眺めることができるのが魅力のようだ。地元の人々は「星空サファリ」と銘打って観光に力を入れながら、類いまれな環境を守ろうと動き始めた。

 ナミビアの首都ウィントフークから砂漠地帯を車で約6時間。ナミブ砂漠の中央部にあるナミブランド自然保護区は、日没と同時に暗闇に覆われた。空を見上げると、星座の位置がわからないほど星で埋め尽くされていた。天の川がまるで雲のように見える。

 「ソッススフレイ砂漠ロッジ」では、約20人の宿泊者のために天体観望会が開かれていた。米カリフォルニア州から来た大学生のキャサリン・スミスさん(23)は「自分が宇宙に浮かんでいるみたい」と、興奮した様子で話した。