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鳥取県で震度4の地震 相次ぐ
10月18日 8時44分

鳥取県で震度4の地震 相次ぐ
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18日午前8時半ごろ、鳥取県で震度4の揺れを観測する地震が2回、相次いで発生しました。いずれの地震も津波の心配はありません。
このうち、午前8時30分ごろに発生した地震では、震度4の揺れを鳥取県湯梨浜町で観測しました。また、震度3を鳥取市と鳥取県北栄町で観測したほか、鳥取県や岡山県、兵庫県、それに京都府で、震度2や1の揺れを観測しました。
気象庁の観測によりますと、震源地は鳥取県中部で震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4.2と推定されています。

また、午前8時36分ごろ発生した地震では、震度4の揺れを鳥取県湯梨浜町で観測したほか、震度3を鳥取市や鳥取県倉吉市、北栄町で観測しました。このほか、中国地方と四国で震度2や1の揺れを観測しました。
気象庁の観測によりますと、震源地は鳥取県中部で震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4.3と推定されています。

鳥取県中部では、今月15日から体に感じる地震が相次いで発生していて、17日も湯梨浜町で震度4の揺れを観測する地震が発生し、気象庁は、今後の地震活動に注意を呼びかけています。

専門家「ひずみが集中する地域」

この地域の地震活動に詳しい、京都大学防災研究所の西村卓也准教授は、「今回地震が相次いでいる鳥取県とその周辺の地域は、規模の大きな活断層はあまり確認されていないが、GPSで観測した地殻の動きのデータからは、ひずみが集中しているとみられる地域だ。15年前の平成12年には今回の震源地の西側で『鳥取県西部地震』が発生し、震度6強の揺れが観測されている」と話しています。
そのうえで、「今後も強い揺れを伴う地震が起きる可能性があり、引き続き地震活動に注意してほしい」と話しています。

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