高月彩良、映画初主演“戦慄の駆け引き”12月5日公開「人狼ゲーム」
昨年のスタジオジブリの映画「思い出のマーニー」でヒロインの声を演じた女優の高月彩良(たかつき・さら、18)が人気ミステリー映画の最新作「人狼ゲーム クレイジーフォックス」(12月5日公開、綾部真弥監督)で映画初主演することが16日、分かった。世界的に流行する頭脳ゲームをベースにした学園サスペンス。桜庭ななみ(22)、土屋太鳳(20)に続く3代目主人公を演じる高月は「この作品で私もステップアップできたら」と成長を誓った。
昨年、「思い出のマーニー」で主人公・杏奈の声に抜てきされた高月。キリッとしたボーイッシュな美貌と抜群のスタイルで独特の雰囲気をかもし出す新星が、ついにスクリーンで主演を果たす。
川上亮氏の小説が原作で、旬の若手女優を登用する「人狼―」の最新作。13年の第1弾は桜庭、14年の第2弾は土屋と、売れっ子女優が主人公を演じてきた。高月は「(2人とも)憧れの方たちなので、第3弾の主演を私にと言われたときは、とても驚きましたが、名誉なことでうれしかったです」と引き締まった表情。「この作品で私もステップアップできたらいいなと思っています」と語る。
映画で描かれる「人狼ゲーム」とは、1930年頃の欧州に起源を持つ世界的なカードゲーム。村人と、村人に化けた人狼が、互いの正体を隠しながら命をかけて生き残りを競う頭脳戦で、過去に舞台や小説、バラエティーなどが多く制作された。今回は、村人と人狼以外に新たに「狐」というカードが取り入れられ、高月演じる主人公の女子高生「あやか」らが殺し合い、腹のさぐり合いを繰り広げていく。
死や裏切りが隣り合わせのハードなシナリオに加え、初主演のプレッシャーとも闘った。「不安な気持ち8割、楽しみな気持ち2割で挑みました。未熟な私に主役が務まるのかと不安な気持ちでいっぱいでした」と話すが「8割の不安はあやかのリアルな心情に役に立ったと思っています」と胸を張った。
園子温監督の秘蔵っ子として長年助監督を務めてきた綾部監督も「高月さん演じるあやかのエゴイズムに葛藤し闘う姿は、目をそらすことのできない確かな力があります」と演技力に太鼓判を押す。「戦慄の駆け引きをぜひ見届けていただきたい」と高月。人気女優への階段を着々と上り始めている。
◆高月 彩良(たかつき・さら)1997年8月10日、神奈川県生まれ。18歳。2008年にスカウトされ芸能界入り。同年、ドラマ「TSC 東京ガール」で女優デビュー。10年、ガールズユニット「bump.y」の一員として歌手デビュー(14年卒業)。主な出演作に映画「ストレイヤーズ・クロニクル」など。来年には映画「黒崎くんの言いなりになんてならない」が公開予定。身長168センチ。血液型A。