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日米印の共同演習公開 中国をけん制か10月18日 7時14分
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アメリカとインドの海軍と共に日本の海上自衛隊が8年ぶりにインド洋で行っている共同演習の様子が、17日、メディアに公開されました。
演習は、シーレーン=海上交通路を安定させインド洋や南シナ海で海洋進出を強める中国をけん制するねらいがあるとみられています。
演習は、シーレーン=海上交通路を安定させインド洋や南シナ海で海洋進出を強める中国をけん制するねらいがあるとみられています。
この共同演習は、16日からインド南部チェンナイの東およそ300キロのインド洋の海域で行われていて、アメリカとインド、それに日本の3か国から合わせて艦船10隻が参加し、潜水艦や戦闘機による攻撃を想定した訓練などを重ねています。
17日、アメリカ海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」で、訓練がメディアに公開され、空母の艦載機がごう音を上げて発着訓練を繰り返すなか、自衛隊の護衛艦を含む3か国の艦船が空母を守るように並んで航行していました。
自衛隊は、8年前にもアメリカとインドが行うインド洋での共同演習に参加しましたが、中国が強く反発し、それ以降、自衛隊はインド洋での訓練には招かれていませんでした。
今回8年ぶりに日本が招かれたのは、原油などの輸送ルートになっているシーレーン=海上交通路の安定を確保し、インド洋や南シナ海で海洋進出の動きを強める中国をけん制したい3か国の思惑が一致したためとみられています。
原子力空母のクラッパートン艦長は、「インドと日本はアメリカの重要なパートナーで、演習は3か国の相互の運用性を高めるすばらしい機会だ」と話していました。
17日、アメリカ海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」で、訓練がメディアに公開され、空母の艦載機がごう音を上げて発着訓練を繰り返すなか、自衛隊の護衛艦を含む3か国の艦船が空母を守るように並んで航行していました。
自衛隊は、8年前にもアメリカとインドが行うインド洋での共同演習に参加しましたが、中国が強く反発し、それ以降、自衛隊はインド洋での訓練には招かれていませんでした。
今回8年ぶりに日本が招かれたのは、原油などの輸送ルートになっているシーレーン=海上交通路の安定を確保し、インド洋や南シナ海で海洋進出の動きを強める中国をけん制したい3か国の思惑が一致したためとみられています。
原子力空母のクラッパートン艦長は、「インドと日本はアメリカの重要なパートナーで、演習は3か国の相互の運用性を高めるすばらしい機会だ」と話していました。