2015年10月16日

飲み歩き

/中華そば田中屋@神楽坂にて山形辛味噌らーめん/中華蕎麦きみの@飯田橋にて塩(少なめ)/埼玉屋にいる/ホルモン焼き時代輪屋(ときわや)/

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 今日は所用にて飯田橋、九段下近くに勤務していていた頃に毎日のように利用していた頃が懐かしい。
 飯田橋駅は九段下方面へ広がる商圏と、神楽坂方面へ登る商圏があると思いますが、今日は神楽坂方面へ。

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 神楽坂を登った先を右に折れて中華そば田中屋@神楽坂(新宿区神楽坂)ホームページ)、中華そば田中屋は田中商店のサードブランドなのですが、各支店は全て独立した会社で、GMSホールディング・グループとしてまとまっているのですね。
 神楽坂の街の由来は全く知りませんが、すれ違えないほど狭い小径はなくて、殆どは車も入れる道幅ですね。

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 店先に設置された券売機を眺めると、秋葉原田中そば店と全く同じに見えて「肉めしおむすび」はこちらの店舗にしかなく、逆に「冷やかけ中華そば」「肉めし」は田中そば店にしかありません。
 卓上の調味料類は全く同じ、大好きな唐揚も用意されています。
 店内はL字カウンター12席、厚手のテーブル板がとかく騒がしくなりがちな雰囲気を落ち着かせています。

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 プラ券をカウンター台に置いて、お冷を飲んでいると程なくして山形辛味噌らーめん900円
 前回は中華そばを食べましたが、今日は山形辛味噌らーめん、900円ですので高く感じますけど、スタンダードが780円なので、実際は120円差。

 つまり、センターにトッピングされた辛味噌が120円という事です。
 中華そばを食べたとき、スープの美味しさ、麺の美味しさ、その相性の良さにとても楽しくなりましたが、辛味噌をスープに溶かして食べると、もっと美味しい。

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 つまり、「中華そば+120円=山形辛味噌らーめん」ではなく、「山形辛味噌らーめん−120円=中華そば」だと思います。
 麺は博多トリオ製麺の平打ち太麺を使用するなど、山形県赤湯市の龍上海を発祥とする山形辛味噌ラーメンとは全くの別物です。
 別物ですが、東京向けにアレンジされていると考えると、山形辛味噌ラーメンを現地で食べたことのない人は、このラーメンを山形辛味噌ラーメンだと思っても問題ないのではないでしょうか。

 最後の方で唐辛を投入しましたが、麺とスープの相性の間に付け入ることはできず。
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。

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 神楽坂下交差点が実質、神楽坂入り口みたいなものですが、入ってすぐ右手に神楽小路と呼ばれる横丁があります。
 ふーん、こんなところに横丁が、と通り過ぎることが出来ないほどいい空気感の横丁、ちょっと入ってみたくなりますよね。

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 ラーメン屋の黒兵衛を左手にやり過ごしながら歩くと、右手にみちくさ横丁なるさらに脇道があって、覗いてみると左手に外待ち客があるお店があります。
 中華蕎麦きみの@飯田橋(新宿区神楽坂)、2014/2/24オープン、新橋大勝軒出身、屋号の由来は店主さんの御祖母のお名前から。

 外待ちがあるので店内満席、待っている間に店先に張り出したメニューで食べる料理を検討します。
 メニューは塩と醤油、並140g750円、麺量少なめ105g650円、大盛り175g(券売機に当該ボタン無し)。
 ざる、冷製と称した冷やしらーめんも用意されています。

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 店先で少し待って店内へ、L字カウンター7席のみ、奥の席に行くには壁とお客さんの背中にぶつかるほどの狭さ。
 卓上にはお店専用に作った調味料入れが用意されています。

 その調味料入れを撮っていたら、隣りの女性二人客がお冷のコップと財布を(画角に入らないように)引いてくださいました。
 「ありがとうございます」と抑えた声でお礼を言うと「大丈夫ですか」と言われて、ああ、こんな素敵な大人の女性にお店は支えられているだな、と

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 程なくして塩(少なめ)650円、本来、「少なめ」は飲んだ後の〆用らしいのですが、まあ、いいじゃないですか。
 厚手の丼に丁寧に盛り付けた一杯、鶏ガラ出汁に魚介出汁、野菜出汁をブレンドしたスッキリした味わいのスープ、「うわぁ」と驚く味わいではなく「うん、美味しいな」と落ち着く味わい。

 極細麺は恐らくカネジン食品、ゆったりとスープに泳いでいます。
 炙って脂を落としたチャーシュー、メンマ、板海苔、白ネギ。細い青ネギが、すっと引かれています。

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 特別に何がどうと言う味ではないから、ラーメンフリークの琴線には全く響かないのでしょうし、開店直後は「まだまだ」だったでしょう。
 でも、この「特別に何がどうと言う事のない味」を狙って落とし込んでいるとしたら、、、考え過ぎだろうか。

 スルッと食べてしまってご馳走様でした、また、食べにきます。

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 大学を卒業し、新宿の会社に通い出し、初めて飲み歩いたみたいな真似ごとをしだしたのが、ここ、思い出横丁。
 日本で有数の駅である新宿駅から徒歩一分にある飲み屋街は、今ではすっかり外国人観光客の観光スポット。
 この飲み屋街に日本の高度成長時代とか、合理性と非合理性とか、なんとか写像を重ねたい人が多いけれども。

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 埼玉屋にいる

 この店でお酒を覚え
 この店で常連に扱われ
 この店で癌患者と出会い

 一人で飲む客が集まる
 一人で行けばいい
 一人ではないから

 心許した人しか連れていかない
 通い詰めた二十年間で三人だけ
 四人目は誰だろう
 四人目はいつだろう

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 今夜は初めのレモンサワーだけは一人でのんびり、日本酒に切り替えたあたりで隣に来たお客さんは知り合いでした。
 知り合いと言ってもフルネームも仕事も住所も連絡先も分からないけど。
 二時間ほどして退店、さて、帰るか。

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 帰ると言いながら、気が付いたら途中下車していて。
 ホルモン焼き時代輪屋(ときわや)、『いつの時も どんな時代(とき)も/大切な家族や仲間たちと笑顔で/輪(わ)を囲み/楽しいひと時を過ごしてほしい/そんな思いを込めて/時代輪屋(ときわや)は誕生しました』
 既にそれなりに飲んでいるので、今夜は焼酎スタート。
 
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 多くのホルモンを取り扱っていますが、何は無くても、先ずはナンコツ二人前。
 焼きは七輪で、まあ、色々な肉の焼き方があると思うけど、七論と炭以外の焼き方が最高だと思っています。

 この辺りから店員さん、お客さん、とおしゃべり。
 まっすぐ歩けないほどのお客さんが来ると事もあるけど、それはそこ、我が身を振り返れば決して人のことは言えない人ばかり。

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 ナンコツ二人前たべて、焼酎を何杯か飲んで、ほろほろと帰ろうと思ったのですが、遠くの席で「ポテトサラダ」と聞こえたので、反射的に「私も」とか言っているし。
 冷たいポテトがとても美味しかったなぁ。
 また、食べに来ます、ご馳走様でした。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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