闘莉王、３９度熱発奮闘

　名古屋グランパスはＧＫ楢崎正剛（３９）の踏ん張りで無失点に抑えたが、３９度の熱をおして出場のＦＷ田中マルクス闘莉王（３４）ら攻撃陣がチャンスを決めきれず、鳥栖と０−０のドローに終わった。これで優勝とともに降格の可能性もなくなった。清水は仙台に敗れ、新潟が勝ったため年間順位１６位以下が確定、リーグ創設から２２年、初のＪ２降格が決まった。広島は川崎に競り勝ち、勝ち点３１で首位を守った。浦和を得失点差で上回り、年間トップに立った。川崎の大久保は１得点し、Ｊ１最多記録にあと２とした。