【ジャカルタ=渡辺禎央】中国とインドネシアの国営企業が16日、インドネシア・ジャワ島の高速鉄道建設のための合弁会社設立で合意した。2016年初めの着工、19年の開業を目指す。この日に参加したのは中国側1社とインドネシア側4社の計5社の建設会社など。今後は国内路線の延伸や海外への鉄道輸出にもかかわっていく。合弁会社に対しては中国開発銀行が11月末の融資契約の締結を目指している。
中国にとって初の高速鉄道輸出で、東南アジアでも初めての施工となる。合弁会社はインドネシア側が6割、中国側が4割出資する。総事業費は55億ドル(約6550億円)で、75%を中国開発銀行が融資する。中国案では首都ジャカルタからバンドンまでの距離を約150キロメートルとして、時速250~300キロメートルの車両を使い、約40分で結ぶ。
16年にジャワ島東部スラバヤに車両の組み立て工場を設け、約6割の部材を国内調達する。将来は中東や東南アジア諸国連合(ASEAN)への輸出を視野に入れる。
中国、高速鉄道、インドネシア