【一問一答】河野公平「死に物狂い」
2015年10月17日
「ジャブってあまりうまくなかったんですけど、高橋トレーナーと練習したのが当たって、ジャブがポイントになるというのもジョー小泉さんに言われてて、あとアッパーが良いんじゃないかと。それが当たったのが良かった。高橋トレーナーと練習したカウンターの右が当たって倒れた。うわっ倒れたと。あと後半もう敵地なのでどうなるかわからないなと思って、もう死に物狂いで、10、11、12(回)、これで死んでもしょうがないって思って。人生かけて行きました。絶対に勝ってやると思って。そういうつもりでいきました」
-足を止めた打ち合いはプラン通り。
「最初は足を使って逃げるかなと思ってたんですよ。アウトボクシングしてくると思っていたんですけど、打ち合ってきたってことは僕をなめているんだなって。逆に来てもらった方が良かったんですけど」
-打ち合いたかった?
「打ち合ってくれたらラッキーだなと足を使われたら大変だなと思ったんですけど、打ち合ってきたんで。カウンターが当たるんじゃないかなって夢を見てて。とにかくコンディションがすごい良かったんです。ずっと節制してた。アメリカ来てからも過去最高にコンディションは良くて、シカゴに来るというんで、日本でよりも気持ちが高ぶっていて、アドレナリンがずっと出てて、良い感じでした。寝て、練習、減量だけだったんで。ギリギリまで寝ていたりして、すごい良かったです」
-鍵となったダウンを奪った2回を振り返って。
「ちょっとボディー効いたなと思って、やべっと思って、ガンガン来たら、○○○○(急所)に当たったんで、あ、痛てえと思って、ちょっと休んで、これもキャリアかなと思って。本当に2回くらい当たって。そこが分かれ目でしたね。で、最後にカウンターが入ったんで、高橋トレーナーと練習していた。炸裂したんで。よっしと勢いづきましたね」
-カウンターは狙い通り。
「練習通りなんで、勝手に身体が。そういう感じですね」
-ローブローのアピールもよくやってた。
「ローブローもそうなんですけど、頭もガンガンガンガン来て。打ち合いのときにガンって来て。すげえパンチかなっと思ったら、頭だったなと。逆に相手も頭をアピールしてきて。痛かったですね」
-米国だし、アピールしようと?
「向こうがアピールしていて、トレーナーとかと作戦というか、例えば向こうがアピールしても止められるまでは行けと。自分もそういつもりでいたんで、ガンガン行って。それがポイントになったかもしれないですね」
-中間距離の右がかなり当たったのは想定以上?
「ああ、はい。まさかこういう展開になるとは思わなかったんで。右当たるなと思って。思ったよりパンチが当たって、良かったですね。ディフェンシブでくるかなと思っていたんで。いろいろな展開考えていたんですけど、高橋さんと考えていたんで。それは当たって良かったです。練習したことってあまり出ないんですけど。1つでも出て良かったです」
-5月に負傷した肋骨の不安は?
「気にしたら負けだなと思ったんで。気にしてなかったですけど、途中ちょっと痛かったという部分もあったんですけど」
-守るために何かした?
「いつも意識しているんですけど、ガードしようと。したつもりなんですけど、あんまりですね。もっともっと練習します」
-意図的にラフにきたと思った?
「向こうはそういうボクシングをどんどんしてきているんで、ビデオとか見ていて。来るのは想定内で。頭からくるぞって。でもそこは負けちゃいけないなと思って」
-自分の減点についてどう思う。
「あれはホールディング?まあしょうがないな。あれは打っちゃったからですね。でもアメリカって公平だなって思いました。良かったです、ほんと」
-マカオでやりたいという話もあったが、また米国でも?
「マカオってアメリカ?でも思ったのが、違う環境に来ると盛り上がってくるんで、人それぞれなんですけど、僕は良いのかなって。マカオでチャンスがればぜひとも行きたいですね」
-判定では勝てないと言っていたが、判定で勝った。
「判定というか、ポイントとるのが上手くないんで。良かったですよ、ほんと。この試合に凄いすべてをかけていたんで。毎日毎日、ビデオを何回も見たんじゃないかって。そういう意気込みだったんで。会長が作ってくれたチャンス。期待というか、応えたいなと。そういうつもりで燃えてました」
-ビデオとの相手の印象の違いは?
「1、2ラウンド、パンチあるなと。左強いな、やべえ、倒されちゃんうじゃないかなと。パンチありましたね。だんだん落ちてきたんで。途中、何ラウンドかな、9か、10か、カウンターでもらってあれは効きましたね。でも僕のパンチもちょっと効いてた感じもしたんで。本当にアメリカのジャッジはストップって言うまでずっと打っていいんだなとわかって。手を止めちゃ負けだなとわかって。ガンガン人生をかけていきました。そうしたら血尿になってて(笑)」
-米国のファンの反応は良かったが。
「本当ですか、本当にそういうのは嬉しいです。僕がそういう。アメリカの人って、9月にロスに合宿に行ったときに、世界戦を見させてもらったんですけど、良い試合に対する拍手があったりして、これいいなあって」
-亀田が引退を表明した。
「彼も凄い崖っぷちだったと思うんですよ。プレッシャーをかけて、かけられて。試合前も凄い盛り上げていた。ここまで言うのかって。でも、そういつもりじゃないんだな、良い人なのかなってそういう気持ちもあって。いろいろ大変だったと思うんですけど、試合したいのにできなかったりとか。10代の頃からテレビに追いかけられて大変だなって。お疲れ様ていう気持ちです。好きとか嫌いとかそういうのはない。スポーツマンとして正々堂々と戦って、やめるなら、お疲れ様って気持ちですね」
-言葉はかけあった?
「死に物狂いだったんであまり覚えてない。なんか僕が言ったんですけど、忘れちゃいました」
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