初めての運動会はやることがたくさん・・・困った時は、あの人にヘルプ! ~姉ちゃんは育児中 番外編3~
編集部:ていねいな子育てができていない、とありましたが、のりこさんが考えるていねいな子育てとはどんなものでしょうか。
のりこさん:幼稚園教諭をしていた時からわたしが考えていた『ていねいな子育て』というのは、子どもの気持ちに寄り添いながら、子どものペースにゆったりとした気持ちで向き合える 「時間をかける子育て」のこと。例えば一緒にお散歩をして、5メートル歩くのに数十分でも付き合うとか、子どもの話しをたっぷり聞くとか。
今でも、この気持ちは変わらず大切にしていきたいと思っています。一緒に居られる日は娘のペースにとことん付き合い、ゆったりとした気持ちで過ごすようにしています。
子どもは本当に純粋で、大人は気にも止めないようなことに気が付き、豊かな発想で可愛いことを ぽそっとつぶやいたりするんです。その子どもならではのつぶやきを忘れないように記録するようにしています。あとは、どんなに忙しくても寝る前の絵本は欠かさず読むようにしています。
今いただいているお仕事は、3年後5年後にあるかというと分かりません。今巡ってきたタイミングで掴まないといけないとも思っているので、ジレンマは常に抱えながら、私なりの「ていねいな子育て」をしていきたいと思っています。
「一緒にいられなくてごめんね」とは言わない。娘が幸せを感じてくれたら、それでいい。
編集部:ていねいな子育てをする上で、気をつけている声かけなどはありますか?
のりこさん:働いているママにありがちだと思うのですが、一緒にいられないことに罪悪感を感じること、ありますよね?でも、その「一緒にいられなくてごめんね」というメッセージを子どもには絶対に伝えません。
だって、そんなことを言ったら、子どもが「自分は可哀想なことをされてるのかな?」って、思ってしまいそうじゃありませんか?だから、祖父母のところに預けた日などは必ず「ばあばのところはどうだった?」と、その日の楽しかったことを聞くようにしています。それで娘が、これが楽しかった!と言いながら幸せを感じているようなら、それでいいのかなと思っています。
また、意識的にかけるようにしているのは、自己肯定感があがるような声かけ。とにかくたくさん褒めるようにしています。
「これ素敵だね、すごいね」とか、ちょっとでもできるようになった時には褒めるようにしています。
あとは愛情表現。惜しみもなく、ママはあなたが大好き、宝物だよ!ということはしょっちゅう口に出して伝えるようにしています。
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[Conobie編集部]
Conobie編集部連載では、「個性がのびる、子どもがのびる」をテーマに、スタッフが厳選したコラム・まとめ情報などをお伝えいたします。それぞれの家族が、「我が家...