福島旅行二日目(福島競馬場)

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 福島旅行二日目も朝から良く晴れました。
 雨が降ったら松葉杖は悲惨なのでほんとに助かりました。

 朝はまずホテルの朝食からスタート。
 左足は前回のギプスカバーは捨ててしまったので、コンビニの袋を巻き付けて移動しています。
 しかしこれはちょっと蒸れるので良くないようです。

 あぁ、ギプスカバー捨てなきゃよかった。とほほ
 またギプス星人になるとは思わなかったので。

 ちなみに「ギプス」はオランダ語(Gips)なのだそうです。英語ではcastですね。
 「ギブス」ではまりませんので念のため。「偽ブス」でもありません。

 朝食は偽ブスにとっては難関のバイキング形式でした。
 座ったら出て来る形式がよかったのに…。

 でもCさんはバイキングの時は「全ての料理を取る」主義なので、テーブルまで全ての料理を持ってきてもらいました。
 こういう時には、この主義はとても有り難いです。

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 さて、今日は福島競馬場で競馬見物です。
 通常は競馬場の事務所に階段で上がり、廊下を通って部屋で手の甲にスタンプを押してもらうのですが、私がヨタヨタと階段を登っていたら、係員が事務所から玄関まで降りてきてくれました。
 今回はほんとにたくさんの人の善意と助けを頂いています。
 有り難うございます。

 競馬場の指定席は5階。
 広いガラス窓越しに山々が見えてとても気分が良かったです。

 私は今日は馬券も買いに行けないので、もっぱらビールを飲んだりiPhoneで遊んだりしていました。嬉しい〜

 横ではいつものようにCさんが

「行け!行け!行けぇーー!!!!……あぁぁぁ、ダメか」

 を繰り返していました。
 でも周りには、同じような人がたくさんいておかしかったです。

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 そんな中でも、Cさんは「サンレンタン」というすごい賞を取ったようです。
 何でも一着から三着までを当てるそうで。
 当たったときはとても喜んでいました。
 よかったねー。撫で撫で

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 そしてやって参りましたお昼の時間。
 買ってきてもらったお弁当は、9マスにおかずとご飯が詰まっているもの。
 うーん、これはお酒のつまみとしては最高ですね。ペロペロ

 そして午後もお馬を時々眺めながらのんびりしていました。
 競馬というのは、どうも全部同じ馬に見えるので、一体何を根拠に予想すればいいのかさっぱりわかりません。
 でもそのあたりがわかってきたら面白いのかもしれませんね。

 あと、ゴール前でみるみる抜かしたりするのがすごかったです。
 時には三頭がほぼ同時にゴールして、みんなクビになったりしていました。

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 最終レースが終わるとタクシーで福島駅へ。
 このときも業務用のエレベータを使わせてもらいました。

 そして帰りの新幹線でも、JRの駅員さんにとてもお世話になりました。
 福島駅では、福島訛りの人の良さそうなおじさんが、改札からホームまで車椅子を押してくださり、さらに新幹線が到着して席を取るところまでやってくれました。
 ほんとに有り難いです。

 怪我をして旅行することにより、今まで全く知らなかったことがわかりました。
 ちょっとドアを開けて待っていてくれた若い男性、エレベーターを代わってくれたおばさん等々。エルモ
 私も、もし逆の立場になったら出来るだけそういった気遣いが出来る人になりたいと思いました。

 さて、帰りの新幹線でも宴会です。
 周りに迷惑にならないように、出来るだけ静かに、しかし盛り上がりながら。

 Cさんがしこたま買ってきたのは、牛のたたき、シュウマイ、子持ちイカ、エビフライ、イベリコ豚のメンチカツなど。
 電車の中での宴会はなんでこんなに楽しいのでしょう。ビール
 テーブルも狭いのにねー。

 そして東京駅に到着すると、また私の扉の所まで駅員さんが車椅子を持って待っていてくれました。
 今度はタクシーの扉まで横付けしてもらい、そのままタクシーでマンションまで帰宅。

 近所の焼き鳥屋に行くだけでもあんなに大変なのに、福島まで一泊旅行に行けてしまいました!
 これもたくさんの手助けを頂いたおかげです。

 今でも福島やJRの皆さんの顔を思い出すと幸せな気持ちになります。
 そしてもちろんCさんには一番お世話になりました。
 人の温かさを感じました。
 幸せはあちこちにあるんだなと思いました。

 福祉というのはやはりいいものです。
 もしかしたら障害者やお年寄りなどで、こういった社会リソースを知らないために可能性を損なってしまっている人がいるかもしれません。
 IT技術がそんなところで役に立てばいいと思いました。

 皆様有り難うございました。

ありがとうございます
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