松葉杖で福島お馬旅行(JRのバリアフリーに感激)

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 今日から一泊2日で福島に、お馬の見学旅行に行って来ます。
 しかし、この松葉ガニ状態で果たして本当に行けるのでしょうか。
 ちょっと不安はあるのですがとにかく行って見ることにしました。

 でも、事前の調査は怠りません。
  ネットで駅構内やホテルから居酒屋までの距離などを詳細に調べ上げました。

 というわけで、出発の朝。
 昨日までの冷たい雨から一転して良い天気になりました!
 しかも、昨日までの激筋肉痛もなんとか治まっていました。
 うーん、普段の行いがいいから?
 などと言っても全然説得力ありませんね。

———————————————-
 6時40分にマンションの下に降りると、やがてCさんの乗ったタクシーが私の前に止まります。
 きゃー、お迎えだわ、などと思いながらドタバタと乗り込み、東京駅に直行します。エルモ

 東京駅の丸の内南口には車椅子専用の待合室があり、そこのインターホンを押し、乗る電車の時間や座席、行き先を伝えると、発車15分前に車椅子を持った駅職員が迎えに来てくれるのです。
 事前予約はしたほうがいいようですが、なくても大丈夫です。

 Cさんは先に買い物に行き、一人で待っていると時間丁度にお迎えが。
 氷川きよし似の若い人だったら「お姫さま抱っこ」でお願いしようかと思っていたのですが、おじさんでした。
 でも、向こうも可愛い若い女性だったらお姫さま抱っこするつもりだったかも。
 舌打ちする2人(うそうそ)。

 おじさんはベレー帽をかぶってちょっと格好いい制服だったので、介助の専任スタッフなのだと思います。
 JRもやりますね。

 車椅子にしおらしく乗り込むと、おじさんは秘密の扉を開けて東京駅のバックヤードのような所に入って行きました。
 そこはレンガで覆われたトンネルのような場所。
 わぉ、ディズニーランドのアトラクションみたい〜。エルモ
 そしてエレベーターをちょっと上がるとそこはもう新幹線の目的のホームでした。
 まるで魔法のようです。
 おじさん、すごい!

 ホームではCさんがすでに待っていてくれました。
 私は車椅子ごと新幹線の扉に横付けされ、あっという間に乗車完了。
 おじさんに感激のお礼をして分かれました。バイバイ
 
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 座席に座り、豪勢なおかずを広げるCさん。乾杯
 気合入っています。

 ノンビリお食事をしていると、あっという間に新白河駅に到着。
 な、なんと私の降車位置に駅員さんが車椅子を持って待っていてくれました。
 これにも大感激!
 あっという間に、次に乗るバスの前まで連れて行ってくれました。
 
 ここから、今日の目的地である牧場まではバスで1時間弱。
 Cさんは競馬新聞を広げ、私はうとうとしているうちに着いてしまいました。

 多くの人の助けをお借りしてまずはここまで難なく到着しました。
 ほんとに有り難いです。  

 牧場では本来は馬の品評会(グルグル歩き回る馬をみんなが固唾を飲んで眺め続けるということで不思議な会)、疾走する馬を見物する会(ちょっと面白い)、厩舎でペタペタと馬を撫でて遊ぶ(可愛くて楽しい)、ビールを飲みながらお昼ご飯(これがメーンイベント)などをするのですが、今日はずっと一人でクラブハウスのソファーに座ってiPhoneやったり本を読んだりしていました。

 外はいい天気。
 わたしゃここまで来て一体何をしているんでしょ。
 ここにくる時は悪天候のことが多ので、やはり残念でした。とほほ

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 お昼になるとCさんがお昼のお弁当を持って来てくれました。
 きゃー待ってました。

 そして4時にはまたバスに乗って福島市街へ。
 ヒー、折角来たのに全然馬を見ていない、ということで、車窓から見えていた厩舎の窓からお馬さんに顔を出してもらいました。
 また来るからねー!
 その時にペタペタさせてねー!

 牧場から福島市街へはバスで1時間少々。
 ホテルにバスを横付けしてもらい、ガッチャガチャとロボットのような音をたてながら松葉杖でチェックイン。

 早速お目当てのお店「きたのはな」に電話をしてみました。
 このお店は2人では予約が出来ないのです。
 しかしなんと今夜は満席とのこと。
 ショックでしばらくどよーんとした空気が私達2人に乗しかかりました。

 しかし気を取り直してフロントでこの辺りのオススメの店を聞き、飲み屋がたくさんありそうなエリアにタクシーで行ってみました。

 ほんの数分タクシーに乗ると、何やら良さげな店がたくさんあるエリアに到着。
 なんだなんだ、たくさんお店はあるじゃないですか。

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 タクシーを降りて目の前にあった海鮮居酒屋「鮮」というお店に入ってみました。
 出来るだけ松葉杖では移動しないのが鉄則ですね。

 店内は思ったよりも広く、たくさんの人で賑わっていました。

 まずはお通しと生ビールで乾杯!
 注文を取りにきてくれるスタッフがとっても感じがいいのが嬉しかったです。
 アルバイトっぽい若い女の子も多かったのですが、みんなとても素直で真面目で可愛い!
 注文も、打てば響くようにすぐ対応してくれました。

 実はこの人の温かさや真面目さは福島の多くで感じました。
 
 頂いたのは、

馬刺(ヒー、いきなりです。さっきまでお馬さんが可愛いとか言っていたのに。)

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ブリ刺し(180円!)
レバ刺し(ご存知ハイリスクハイリターン。でも歯ごたえが良くて、美味しかった〜)

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クロソイ刺身(イケスからあげたばかりということで、歯ごたえは良かったのですが旨みは薄かったです)
大アサリの酒蒸し

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ずわい蟹の浜茹で(冷凍物らしくあまり旨みは感じられず。日々採れたて茹でたての毛蟹を食べて来たCさんには認められず)

 というわけで、料理はそこそこ美味しく、お酒は安く、スタッフの対応は大満足という、全体としては満足できるお店でした。

 外に出ると、タクシーではなく代行の車ばかりが目立ったのが印象的でした。

 ホテルに戻るとテーブルにおつまみとお酒を並べ、TVを観ながらノーんびりとくつろぎました。
 後は寝床に入るだけ。
 うーん、これが一番ラクチンですね。

 Cさん浜いつものように料理や独自の政策の話をし、やがて寝込んでしまいました。
 こんなところがとても好きです。

 そして私も寝床へ。
 なんとか松葉ガニ …松葉杖旅行も一日目は無事に終了しました。 

ありがとうございます
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この記事へのコメント

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  • おおぐらい

    モカさま

    いろんな経験をされたようですね。
    鉄ちゃんにはお涙もののレポですね。
    こんな世界があるなんて、ビックリ。

    あれれ。新幹線のビールが小さい・・・・・

  • モカ

    >おおぐらいさま

     こんにちは。
     ほんと、テッチャンだったら喜ぶだろうと思いました。
     足折ったら行けますよ〜。

     新幹線のビール…、一応けが人ということで(^_^;