蹴球探訪
手倉森監督 リオへの道はベンゲル流
来年1月五輪アジア最終予選
(10月7日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】G滅…ちぐはぐ野選で1点献上…2015年10月16日 紙面から
◇セCSファイナルステージ第2戦 ヤクルト4−0巨人自ら勝利の女神にソッポを向いた。「きょうはこっちのペースで野球ができなかった」。巨人・原監督がこぼした言葉がこの敗戦のすべてを象徴していた。この日は14日の第1戦を快勝した姿とは一変。攻守両面でちぐはぐさを露呈し、ヤクルトを生き返らせた。 「あれは(失点を)防げたところだと思いますね」。指揮官が最も悔やむシーンが、1点を先制された直後の4回1死三塁の場面だ。雄平の一ゴロを阿部が捕球。ここで背番号10は手痛い判断ミスを犯してしまう。戻ろうとした走者の山田の動きに惑わされ、三塁に送球。三本間中央付近にいた山田の生還を許してしまった。 記録は野選となったプレーは余計な2点目。阿部は判断ミスを素直に認めるしかない。「もうちょっと、三塁走者を追いつめなければいけなかった。申し訳ない…」。この日は3安打を放ったものの、心に浮かんでくるのは悔恨の念。原監督も「どういう状況であっても失点は防がないと」と苦言を呈した。走塁では1回に左前打を放った立岡が直後にけん制死すると、2回1死満塁で無得点。貧打も顕著だった。16日の第3戦は神宮で勝ったことがない菅野の中4日での先発が濃厚。「一戦一戦です」と原監督は自らに言い聞かせたが、1勝2敗となったファイナルステージの流れを再びつかむことはできるだろうか…。 (川越亮太) PR情報
|