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ISに1300人超の情報渡したか ハッカーを訴追10月17日 6時48分
アメリカ司法省は、コンピューターシステムに不正に侵入するハッキングによって、1300人を超えるアメリカの軍人や政府関係者の個人情報を盗み出し、過激派組織IS=イスラミックステートに渡したとして、マレーシアに住むハッカーの男を訴追したと発表しました。
アメリカ司法省は、FBI=連邦捜査局の捜査によって、マレーシアに住むコソボ国籍のハッカーの男を16日までに訴追したと発表しました。
それによりますと、この男はことし、アメリカの企業のコンピューターシステムをハッキングして、およそ10万人の個人情報を盗み出し、そのうち1300人を超えるアメリカの軍人や政府職員の名前や住所、メールアドレスなどの個人情報を、当時シリアにいた過激派組織IS=イスラミックステートの戦闘員に渡したということです。
ISは、受け取った情報を基に、アメリカ国内にいるISの賛同者を通じてテロ攻撃を企てていたということで、アメリカ司法省では「ハッキング行為と、ISのテロが結びついた初めてのケースだ」としています。
ISに個人情報を渡した疑いがもたれているハッカーの男は、アメリカ政府の要請ですでにマレーシアの警察に逮捕され、今後アメリカ本土に移送され、裁判にかけられる見通しです。
それによりますと、この男はことし、アメリカの企業のコンピューターシステムをハッキングして、およそ10万人の個人情報を盗み出し、そのうち1300人を超えるアメリカの軍人や政府職員の名前や住所、メールアドレスなどの個人情報を、当時シリアにいた過激派組織IS=イスラミックステートの戦闘員に渡したということです。
ISは、受け取った情報を基に、アメリカ国内にいるISの賛同者を通じてテロ攻撃を企てていたということで、アメリカ司法省では「ハッキング行為と、ISのテロが結びついた初めてのケースだ」としています。
ISに個人情報を渡した疑いがもたれているハッカーの男は、アメリカ政府の要請ですでにマレーシアの警察に逮捕され、今後アメリカ本土に移送され、裁判にかけられる見通しです。