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【サッカー】

霜田技術委員長がハリル監督に「優」 W杯2次予選前半戦を総括

2015年10月16日 紙面から

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 ハリル君、よくできました−。サツカー日本代表が次回ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア2次予選で4試合を消化、折り返しとなることを受け、日本協会の霜田正浩技術委員長が15日、3勝1分けの前半戦を総括し、ハリルホジッチ監督の評価について「100点ではないですけど、優良可で聞かれれば『優』ですね」と語った。

 ハリル監督は過去にコートジボワールやアルジェリアで指揮を執った。霜田委員長は「アフリカは10言っても3しかやらない。日本は3言えば8やってくれる。日本人が真面目にやるということが分かってきた」と同監督の“学習”が進んだことを指摘。実際、指導にも変化も見られるという。

 試合3日前から昼と夜の2度が慣例化していたミーティングも、13日のイラン戦は前日昼の1回だけだったという。

 これまでは管理サッカーだったが、就任から約7カ月で日本人の特性を知り、手綱を緩めて、選手やスタッフにも自由時間を与えるようになったという。ここまでアジア特有の戦いに苦戦する場面も目立つが、霜田委員長は「弱い相手に大勝するのではなく、強い相手に勝つことを最終目標にしている。(強豪を倒す高いレベルを求めるため)つまらないミスも起きている」と理解を求めた。(占部哲也)

 

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