ニュース詳細
データ偽装 住民に怒りや不満 改めて説明会開催へ10月17日 4時28分
横浜市のマンションで建物を支えるくいの一部のデータが偽装されていた問題で、16日夜に開かれたマンション販売会社による住民説明会で、住民からは、新たな改ざんが明らかになったことや一連の対応に怒りや不満の声が相次ぎ、会社側は、改めて住民説明会を開くことになりました。
この問題は、横浜市都筑区の11階建てのマンションが傾き、建物を支える52本のくいのうち8本が強固な地盤に届いていないことが分かったもので、くいの工事を行った旭化成建材が、工事の報告書に別の棟のデータを流用する形で虚偽のデータを記載していたことも明らかになっています。
マンションを販売した三井不動産レジデンシャルは、今月9日から入居者を対象にした説明会を開いていて、予定されている日程としては最後となる説明会が16日夜に開かれました。
説明会には、データを偽装していた旭化成建材の前田富弘社長が初めて出席し、謝罪しました。
説明会ではくいを打ち込む工事の際に、くいの先端付近のセメントの量のデータも改ざんしていたことを初めて明らかにしました。
また、会社側からは、問題のマンションを含め同じ敷地にある4棟のマンションをすべて建て替えることを基本に住民と協議を進める方針が改めて示され、建て替えにはおおむね3年から3年半かかる見通しだと説明があったということです。
住民からは、新たな改ざんが明らかになったことなど一連の対応に怒りや不満の声が相次ぎ、住民によりますと会社側は、最後の予定だった住民説明会を、今後改めて開くことを約束したということです。
三井不動産レジデンシャルの藤林清隆社長は、住民説明会が終わったあと記者団に対し、「説明会では私の名前の入った文書に基づいて、私どもの姿勢を説明させていただきました。誠心誠意、ご説明させて頂きましたし、お客様の安心安全の確保を第一に、今後も対応を進めていきたいと思います」と述べました。
その後は、記者団の問いかけには一切応じず、隣接している商業施設の従業員出入り口に入っていきました。
マンションを販売した三井不動産レジデンシャルは、今月9日から入居者を対象にした説明会を開いていて、予定されている日程としては最後となる説明会が16日夜に開かれました。
説明会には、データを偽装していた旭化成建材の前田富弘社長が初めて出席し、謝罪しました。
説明会ではくいを打ち込む工事の際に、くいの先端付近のセメントの量のデータも改ざんしていたことを初めて明らかにしました。
また、会社側からは、問題のマンションを含め同じ敷地にある4棟のマンションをすべて建て替えることを基本に住民と協議を進める方針が改めて示され、建て替えにはおおむね3年から3年半かかる見通しだと説明があったということです。
住民からは、新たな改ざんが明らかになったことなど一連の対応に怒りや不満の声が相次ぎ、住民によりますと会社側は、最後の予定だった住民説明会を、今後改めて開くことを約束したということです。
三井不動産レジデンシャルの藤林清隆社長は、住民説明会が終わったあと記者団に対し、「説明会では私の名前の入った文書に基づいて、私どもの姿勢を説明させていただきました。誠心誠意、ご説明させて頂きましたし、お客様の安心安全の確保を第一に、今後も対応を進めていきたいと思います」と述べました。
その後は、記者団の問いかけには一切応じず、隣接している商業施設の従業員出入り口に入っていきました。