先の記事にも書きましたが、10月初めから月〜木は「節酒」につとめています。
※「節酒、今度こそなんとか続けたい3つの理由」(同一ウインドー)
何か「節酒」の参考になる本はないかと思って探してみたのですが、ほとんどは「禁酒」でした。
一切お酒を飲まない生活…、それは困ります
その中で見つけたのが、アルコール医療の大家(たいか)樋口進氏の「お酒が減らせる練習帳」という本でした。
節酒の本を買って読んでみました
本の「はじめに」の中には
お酒を無理にやめる必要はありません。お酒の量を減らせばよいのです。
(中略)お酒の飲む量を減らすのは、初めて自転車に乗るのと同じです。何度も失敗すればするほど減酒は上手になります。
(中略)大切なのは、あなたに芽生えた「お酒を減らしたい」という気持を育てることなのです。
とありました。
キャオーン、今の自分にぴったりではないですか
先生、いいことおっしゃいます。
心強いです。
早速Kindle版を買って読んでみました。
飲みたくなる&飲みすぎる要因
本の内容は、減酒を達成するための「11ステップの練習帳」で構成されており、その間に「コラム」や「クイズ」が挿入されています。
まあ既に知っていることも多かったのですが、私としては自分がどの様なときに
・飲みたくなるのか
・そして飲みすぎてしまうのか
を改めて考えてみる良い機会になりました。
この本ではその例として
外的要因
飲み会や行事
気温(暑いからビール、寒いから熱燗など)
休日前
内的要因
体調(眠れない、疲れ、頭痛、痛み、空腹)
精神的理由(喧嘩、後悔、楽しい、心配事、仕事のストレス、孤独、怒り)
などが挙げられていました。
自分が飲みたくなるとき
さて、自分の場合はどうでしょうか…。
確かに美味しい料理があるときは飲みたくなります。
「美味しい刺し身」には「淡麗な日本酒」、「レアステーキ和牛」には「赤ワイン」、「牡蠣フライ」には「白ワイン」などなど
逆に、私は食べ物がないとお酒を飲みたいと思いません。
※食後は食べ物なしでも飲みますが
精神的にはどうでしょう。
・ストレス
「デザイン」や「プログラミング」をやるとき、ちょっと飲みたくなります。
実際は飲みませんが。
・寂しさ
先日Cさんが麻雀大会で一人だった夜、寂しくてお酒をたくさん飲みたくなりました
でもそういう時にお酒を煽(あお)っても、美味しくも楽しくもありませんよね。
そして飲みすぎてしまうのは
そして私が飲みすぎてしまうのは
1)楽しい宴会
2)夜中に一人で聴く音楽、観る映画
3)節酒解禁日
がほとんどだと思います。
特に二番目がやばい。
「ブラームス」とか「ベートーベン」とか「リヒャルト・シュトラウス」の交響曲なんて聴きだしたら、曲も長いし、感極まって
「もう矢でも鉄砲でも持ってこい」
という気持ちになります
私の心の中には
「飲んで飲んで、記憶がなくなるまでとことん飲みたい」
という欲求があります。
わかってはいますが、それをやると翌日が大変です。
体にも(お財布にも)相当負担がかかります。
節酒の現状とこれから
今週は月曜日は「詩吟の宴会」だったので節酒はしなかったのですが、その後の火〜木はストレスもなく節酒出来ました。
いつも夕食時は「100ml」の焼酎を半透明の水筒の中で「500ml」に希釈して飲むのですが、結局100〜200mlほど余ります。
実は薄すぎて美味しくないのです
だったら完全に禁酒にすればいいんですけどね。
目の前でCさんが飲んでいても、ほとんど気にならなくなりました。
Cさんは私が飲まないとつまらないかもしれないけど。
「節酒」を成功させるには、私は
・具体的な動機付け
・実感出来る成果(報酬)
が大切だと思います。
私の場合は先のブログにも書きましたが
・肝機能の改善
・翌朝が快調
・酒代が減る
の三つです。
「肝機能」はすぐには分からないのですが「翌朝の爽快感」はすぐに感じることが出来ます。
お酒が減ると、食事時はイマイチ楽しくないのですが、食後もこうして文章を書いたり、本を読んだりする時間を持てます。
樋口先生の本の最後には
飲みすぎの人は必ずしも、このまま飲み続けても問題ないと考えているわけではありません。むしろ、健康を害するのではないかと不安を持ちながらも、その「きっかけ」と「飲酒量を減らせるという自信」がなくて飲み続けている場合が多いのです。
と書かれていました。
そう思っている人は多いのかな。
お料理やお酒を楽しめるのも、健康な心身があってこそ。
限りある人生、少しでも長く楽しみたいとおもいます。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
タグ: 健康
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