羊の解体とブドウの収穫 

衝撃的なタイトルから始まりましたが、
10月も中旬を過ぎてしまいましたね。


今年は羊年なので、私のフェースブックも羊の写真を使っていますが、
来年は年女ですので、猿をどこから入手しようか?!
冗談です。居ますよ、ここに。(豚になりつつありますが)


さて、ではいきなり写真です。
順を追っていきましょう。


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ラドがんばれ~!皮をはぐのにも力が必要だそうです





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羊を友達扱いしていたベンちゃんですが 作業の本質を理解している










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あとちょっとです










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足を切るんだと 張り切って待機しているべんちゃん










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感慨深く 何を語りあったのだろうか?










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一丁あがり!これから切断されてゆきます












こんな感じで午前中が終わりました。
お昼を食べて、もう一頭も解体されました。

これ以上のコメントは必要でしょうか??










さて、次はブドウの収穫です。
家の門の所にしかブドウを栽培していないのですが、
それでもなんと6キロ近くの収穫がありました。



今年のマイブームのルッコラ(緑の葉)とまだ収穫できるインゲン(うすい黄緑)や
もう終わりのトマトも見えますか?






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置き場にも困るがその処理にも苦労なのだ











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小さなキノコを庭に発見! これは食べられます!!
キノコの種が薪用の木と一緒に運ばれてきました



バケツ一杯のブドウはジャムにしました。
3キロからたった3本(それも250ccくらい)しか作れなかった!
失敗ですね~。

ブドウを絞った果汁で作るジャムが一番美味しいらしいが、
そのまま火にかけたので、まるで「血」のような濃いジャムができました。


そして残りの3キロは、、、だれも手をつけたくない。
食べ飽きた??
食べるのが面倒くさい。。。。ありがち。



先月の洋ナシから、この状態が続いていますからねぇ。



そこで絞ってジュースにしました。
子供の頃にお中元でいただいた、水をいれて薄めて飲む
濃縮ジュースに似ているのだが、
自分で作ったから愛着はある。


だから、誰も飲まないけど、私とラドは飲む。


いつも思う。

果物は生のまま食べるのが一番!!

残ったら、腐ったら?

やっぱり勿体ない。。。


特に苦手な梨は、まだ地下にたくさんある。
これはそんなに早く熟れないからいい。


ブドウは冷蔵庫に入ったままだ。
なんとかしなくちゃ。主婦は焦る。
子供食べてくれ!


贅沢だが、お店に行くとバナナやミカンを買ってしまう。
果物の秋だ
食欲の飽き(秋)だから!!!
























9月の諸々<登山してきました> 

駆け込みでもう一丁!
なんとか9月に投稿できるように、日本との時差を考えると、そちらは?
まだ大丈夫。さっさと書きましょ。


先週の週末に夫が言い出しっぺで、
地元の友人たちとビソケータトリ(英:ハイタトラス)に行ってきた。

目的はもちろん登山である。
目標はRYSY(リシ)というスロバキアとポーランドの間にある山で
2500m級。無理だってば~。

ラッキーなことに?金曜日は大雨で寒い一日となる。
どう考えても土曜日に登れるか?かなり怪しい。

家族全員参加だから、当然ベンちゃんだって、登りたい。
さすがに2500mは私だって不安。
こんなチビには無理だよね。

というわけで、急遽、登山先変更。良かった~
Štrbske pleso(シュトゥルプスケ プレソ)というスタート地点から、
目指すは2093mのPredne Solisko(プレッドネーソリスコ)の頂上です。

ちなみに、ラドの友人男性3人はRYSYに行きました。

我々、総勢15人は最年少ベンちゃんを気にして、
Štrbske pleso(シュトゥルプスケ プレソ)からリフトで
上のほうまで行こうと思ったのですが、
強風のため運行見合わせ中。





仕方がない。歩いてゆこう!



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いつもはゲレンデだけど今日はその野原の坂を登る
振り向くと見えるのがシュトゥルプスケプレソと5星ホテル「ケンピンスキー」





スロバキア語のPleso(プレソ)とは、山にできている湖のこと。






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長い坂道をダラダラといく一行
先方に見えるのが目的の山だと思われる






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こんな感じでひたすら歩く





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息吹があがっている まだ背の高い木が見える




なぜかこの男性ばかりが写真に出てくるのですが、
奥さんと一緒にゆっくり歩いていて、私たちにペースを合わせてくれたから。
どうしても視界に入ってきました。
(ちょっとハンサムなのでパンフレットに使えるかな?と)


えっ?夫のラドさんですか?
さっさと先頭を歩いて行ってしまいました。

ベンちゃんは若者に肩車してもらい、
すっかりご機嫌の「楽チン登山」となる。

こういう時に思う。


友人っていいなぁ!(若いっていいなぁ!)



ベンちゃんはリフトの駅で友人の女性とお留守番。
お疲れさま。
せっかくここまで来たのだもの、
私たちは頂上を目指すことに決めた!






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どれだけ上にあがったのかなぁ?






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明らかに生息する植物が違ってきた




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サラもエステルもがんばってます!息子二人はさすが男!とっくに上です





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岩間を歩く 結構な人出でした






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ここから先がもっと険しい坂道 目印になった岩


当然、ひざが笑いだしました。
年だし、日ごろから運動していないし。はぁ。ふぅ。


そう、登山をする時、私は自分を励ます。
「出産に比べたら、こんなの一歩足を前に出すだけじゃん」

赤ちゃんが通る長い道のりと、それを進みやすくしてやる母体。
お産は10か月も赤ちゃんをお腹に保ちつつ、
気を使いながら動く。

それに比べりゃ私の体、ただ一つ!
自由に思いのまま動かせるんだもの。





がんばれー!わたし!!





気が付けば頂上なんだわね。思ったより簡単な山でした(苦笑)





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頂上は強風で怖かったぁ やっとラドと会えました!





しかし油断は禁物!一番恐ろしいのは、下り坂。
もう、アキレス腱が切れるのでは?と恐る恐る下山。



負けるなー!わたし!!





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数年前に起こったハリケーンで折れてしまった木々



今でも悲惨な風景が広がっています。
2004年だったかな?
スロバキアの誇りハイタトラスの深い森が
一夜にして禿山になりました。
あれは忘れらない光景です。
スロバキア国民が涙した日でした。



写真をよく見てくださいね。
枯れた木に白地に青い斜線の入った旗のような印があるでしょ?

スロバキアの登山道には欠かせない、標識です。
看板に赤、緑、青の標識があって、
目的地への距離と時間が書かれています。
その印をたどれば目的地に到着できるようになっています。
とても正確に測ってあるので、信用できます。


タトラ山脈は日本で言えば富士山です。
スロバキア人の誇りなのです。

日本だって山と森の国。
どうぞスロバキアで登山をしてみませんか?
(仕事モード)


じゃあ、おまけです!
これはガビーさんに見せたかったので激写しました。

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下山途中にみつけた森の毒キノコ  絵本に出てくるやつですね




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泊まった山小屋の庭でみつけた 毒?食べられそうな気もするが




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山小屋の庭にあったよく見るキノコとベンちゃんの手

これは食べられないでしょう。




なんとか9月中の投稿になりました。
明日からは10月ですね。

「食欲の秋、スポーツの秋」ですから、

みなさんどうぞ健康に気をつけて、
健やかにお過ごしください。

9月の諸々<収穫とビエレンナーレ> 

一か月に1度の報告ブログになりつつあり、ヤバい感の高まる「すき!すき!スロバキア」です。
読者のみなさんに大変申し訳ない気持ちを持ちつつ、冷や汗をかきながら頭の中で文章を書いている
筆者のポンセです。

こんにちは!みなさんお元気ですか?

今日のクルピナは16度だそうで、実家の船橋の気温が26度というのを見て、
少しホームシックになった私。
9月なのに肌寒く(いや、もうかなり寒いって!)
すっかり秋でございます。

畑の後片付けをしなくては、、、洋ナシをもぎとり、赤くならないトマトを収穫し、
夫の大好物の唐辛子のようなチリパプリカも赤くならないし、
そうだ、ブドウも収穫しなくてはいけないんだっけ。

今週末は近所のワイン祭だから、みんな忙しいだろうなぁ。
うちの羊たちも、大きくなって食い気ばかりだから、干し草だってなくなる。
そうなると、食べごろってことだよねぇ。また作業だぁ!!


さて、今月はアクティブに(くっ!くっ!苦笑)スロバキアを駆け回りましたので、
その様子をお見せしましょう。

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庭に植えた種からやっと実がついたネクタリン?
やっぱり桃は3年らしい





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本当においしいのは来年だろう 今年は瓶詰にした





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お客様から頂いた日本の夏「きゅうりと大葉」の種を植えた
今年の暑い夏は大葉を食べて乗り切りました!ありがとうございます!!






つい先週、ブラチスラヴァで開催されている「ビエレンナーレ世界絵本原画展」を
観に行ってきました。

友人の絵本画家の降矢さんと久しぶりに再会!!
奈々さんと夫のペーテルさんも、この展覧会に出展しています。

1969年からだったかな?2年に一度開催されている由緒ある展覧会で、
いわば世界の絵本のお祭りです。
日本人の画家もグランプリを受賞しています。
(ちなみに、ペーテルさんは1999年に金のリンゴ賞を受賞 日本でもグリム童話などに挿絵を描いています)
**詳しいことはまだ今度、本人にしっかり聞いてから書きますね!



kare himawari
ブラチスラヴァへ行く途中 バスの窓からみえるのは?
枯れたひまわりは不気味な妖怪の行列にみえる




滅茶苦茶、交通事故や救急車が通る日で、約束の時間に間に合わず。
少々遅れて到着。

奈々さんに会えるまで会場をブラブラしながら、
写真を撮っていいとのことなので、激写!
携帯で撮ったし、腕前はご覧のとおり。







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スペインからの作品 受賞のマークがあります





やっぱり絵本として見るのと、絵画として見るのだと雰囲気が違うと思います。
どうやって受賞を決めるのか、見当がつかず。


なんかいいなぁ~!





という発想で何枚かのんびり激写





bierennare 2
この絵本は不気味な絵に子供は大喜びするのでは?






Bierennare 1
賢くなあれ!フクロウは神秘の鳥







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やたらに受けました!切り絵風でした。雀なのに人間の体?
リアルで微笑ましい



あ~あ、時間切れです!!
奈々さんに会っちゃったから、激写はここまで。

ちなみに、このビエレンナーレはブラチスラヴァにある子供のための美術館
「BIBIANA」が主催しています。
今年の受賞者の名前がありますので、興味のある方はごらんください。
BIB 2015受賞者


日本人の名前を発見「MIROCOMACHIKO, JAPAN: YELLOW AND I」とありました。


「9月の諸々」で、もう一つお見せしたい写真がありますが、
こちらも時間切れ!

また明日(明日以降ですね、ははは!)




大好き!!ベオグラード<その5> 

今日は9月1日で、日本の皆さんは夏休みが終わり、
本日より登校だったでしょうね。

スロバキアは9月1日は祝日なので、
7月1日から始まった夏休みも、
本日がとうとう最後の日。
そして、いよいよ明日2日から新学期が始まります。

子供たち、朝起きできるかなぁ?



さて、ベオグラードですが、英語だとBelgradと書きます。
でも日本人にとっても、ベオグラード(Beograd)のほうが親しみがありますよね。


原語の表記もローマ字だとBeogradになるので、
ホテルとツーリストインフォメーションでもらった地図は、、
私を混乱させた。

地図の地名の英語は読めても、その場に立つと通りの名前などの表記は
キリル文字だったりする。

高速とか道路は、キリル文字がローマ字に変換表記されているので、
あまり問題はないのだけど、
歩いて回る範囲、生活範囲のものは、英語の地図では用を足さない。



それでも、今回の2泊3日で一番痛感したことは、

こんなに英語が通じる都市って、
めずらしよなぁ~!


と、思いきりポジティブになれたこと。

言葉が理解できないと、本当に苦痛でたまらない。
もう毎日がそういう生活なので、英語で質問して親切な回答がもらえる喜び!
これは旅の解放感を一層色濃くし、
なんだかその町の住人になったような気分で、
縦横無尽に歩くことができた。

特に、若い人たちの英語はわかりやすくて、
「ああ、この人たちは普段から使っているんだなぁ」と実感した。

レストランもファーストフードも、英語で注文できるし(若い人が働いてた)
町、唯一らしき中華料理屋さんでは、共通語がなくて、
身振り手振りと漢字と英語のメニューに助けられたが、
年配の人でも、レストランでは完璧な英語と対応でしたし、
ホテルのフロントのおじさんもおばさんも英語はバッチリ!でした。



スロバキアにいるよりも、よっぽど英語が通じるように感じる。

チトー様様なのだね。チトー大統領についてはここをクリックしてね→

それから、前回肝心のユーゴスラヴィアについて、
クリックを設けていなかったの、どうぞこちらも合わせて読んでみてください。
ユーゴスラヴィアについてクリック→ユーゴスラヴィアについて




写真の旅を続けましょ。
バスターミナルに戻って、一旦ホテルまで歩いて帰ることにした。
夫も待っているかな?仕事が終わったかな??


朝、徒歩で通過した道を戻る。
そうだ、朝にも会ったけど、かっこいい奴らを携帯で激写!

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英雄の銅像はどこも似ている Prince Mihailo
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国立オペラ座

1867年にハンガリーがオーストリアと2重帝国になり周辺の小国も
自国の言葉のオペラ劇場を建立し、自国の独立を目指した時期。
銅像になる英雄たちのもどこか共通点がある。








17時にホテルに戻ったものの、
夫はまだ忙しくコンピューターとにらめっこしていたので、

「じゃあ、19時半にもう一度会いましょ!」


とホテルを出て、再度行ってきま~す!!

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ベオグラードの要塞

この要塞内の壁と壁の間に、テニスコートやバスケットコートがあったのには驚いた!
さすが、世界一のプレーヤーを出すだけのことはある。
ちなみに、ノバックさんのテニスのお店もベオグラードにあるらしい。


さて、要塞から路面電車にトライ!
ホテルの近くで降りようと思ったのだけど、
約束の時間までまだあるから、街のはずれまで行ってみよう!

いい気になりすぎたかな?
帰れなくなると怖いので、そろそろ下車。

酔っ払い?浮浪者?
私を見つけて寄ってきた。

道を教えたい?親切なの?物乞いなの?
小銭をやりたくないので、手を振って
「NO、NO」と合図を送った。
警察官が近くにいたので、あちらも去って行った。(よかったぁ)

来た道を歩いて戻る。
せっかくだから、歩こう!
  






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発明家の「Nikola Tesla」の博物館だったかな?大学だったかな?
建物の前にあった銅像


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この国の英雄の一人 「二コラ テスラ」


そうなんですよ。私ですらこの方の苗字に覚えがあるのです!
なぜって?

最近はあまり見ないかもしれないけれど、
少し前まで、このメーカーの電気製品は売れ線の商品として
電気屋さんにたくさん並んでいました。
家のパン焼き器はTESLA製かもなぁ?

ラドに聞いたところ、
「有名な発明家だから、その名前を取れば売れると思ったんでしょう」とのこと。


ああ、今、ウィキペディアを見て、これまたビックリ!!
まただよ、私。無知丸出し。。。
ニコラ テスラについてクリック→「ニコラ テスラ」について 




歴史上、スロバキアにも発明家や学者は多い。
これほどの功績に匹敵する人物はいるかなぁ?





ホテルに戻り、ラドと合流して中華の夕食。
チャイニーズ料理は塩味が強くてのどか乾く。
のち、ホテルの通りが行き止まりになっていて、
近くのパブがテーブルを並べていた。
地元のビール「Jelen」(男鹿)を飲みまくることに。




角を曲がると、有名なSkadarlija通り。
別名「ボヘミアクウォーター」ともいい、毎晩、ジプシー音楽の生演奏が聞ける。
おもには旅行者向けで、竹下通りを思い出すような混雑と照明。
夜中まで音楽が聞こえていた。

s street 3s streets street2

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あくまでもあのNATO空爆ビルを目指しているのだが、
なかなか発見できなかったんですよ。
さすがに、地図に「NATO空爆ビル」とは書いていないですから。



*ブログを書くのは、1時間以内と決めているので、
すでに1時間以上オーバーしてますけど(苦笑)

すみません。。。また次回へ続きます。















   











大好き!!ベオグラード(その4) 

夏休みもとうとう終わりが近づいてきました。(うふふ、大人の微笑み)
それにしても、また熱波が戻って本日33度の予報。
嬉しいような、厳しい残暑でございます。


さて、時間が空いてしまいましたが、ベオグラードをこれだけ連呼しておけば、
ベオグラードに行きたい方がインターネット検索で、
情報を得る前に、なぜだか?スロバキアのブログにぶつかり、
旅行の行き先変更するかもしれない?!(ぐふふ、作戦成功!)なんて、
おバカなことを考えながら、続けますね。





とにかくベオグラードの資料を求めて、
ホテルの人に行き方を聞いて、
まず私が向かった場所はここ!






JE in BEG
皆さんはマネしないでください



旅行の仕事についての可能性や現地情報をゲットできれば、と意欲を持って訪問。
アポもせず、図々しく訪問しましたが、ご丁寧に対応していただきました。




そこでわかったこと!
在留日本人の数はスロバキアより若干少ない。
しかし、滞在理由が違いました。
この辺は、世の中の不思議、からくりがあるので省略します。

旅行業に結びつく国なのか?
私に先見の明があるのか?

ここがポイントでございました。
為になる話もしっかりと聞いてきました。


でもね~、ここにたどり着くまでが大変だったんですよ!!



ホームページにはバスの番号は書いてあるので目的地へはいけるはず。
(実際、建物を探すのが大変で地元の人に聞きまくった)

しかし!
念のため、インターネットでバスの乗り方を探しても、
そういったホームページが探せない!なんでなんでしょうね?


バスの乗り方なんて、バンコク共通のはずだもん。
とにかくチケットを買って、何かあったら

「ツーリストだからわかりません!」


これで大丈夫!<注意>んな、わけはありません!!


まずは両替!→銀行でユーロからセルビアのディナールへ
全然簡単でした。

次はバスのチケット購入→キオスク(新聞や雑誌を売る小屋)だろうなぁ!


「One day ticket, please!」と言いカードを買った。
現地の人はクレジットを足せるプラスチック製を買うが、
旅行者は紙製の回数券とか使い捨てタイプらしい。
プラスチックは高額。

目的地のバス停を探すのには路線図を読むしかないのだが、
これがない!!市内全体の路線図がないのだ。
大都市なのに、珍しいよね。
普通は地下鉄の路線図とか、観光客用に何かしらあってもいいのに。

結局、これは滞在中に全く入手不可能だ!という結果に落ち着いた。
また、一日券だろうと、乗車の都度カードに印字をすべきらしいとの噂。
特記すべきは、誰に聞いてもこの正解は見つからなかった。
つまり不正乗車が多いのか?車を利用するからバスを使ったことがないのか?
インフォメーションですら、「バスを利用しないから、わからないわ。」の答えでした。


話をもどして、


まずは歩いて方向を知るのが先だ!→やけくそパターン。
知らない土地は歩くしかない!!
→お得意のパターン




ってなわけで、この日は歩けるだけ歩きました。





Bus terminal1
ホテルからバスターミナルまで1キロちょっとかな?





ここからバスに乗り込み、カードを手にキョロキョロしていたら、
若いお兄さんがバスカードをバスの中にある検札機にかざして印字してくれた。
よし!これで検札官に罰金を請求されることもないだろう。







サヴァ川のBrankova橋を渡り、Novi Beograd(新市街)へ。






hotel ugls
ホテル「ユーゴスラビア」 社会主義のかほり





こちらから見ると、恐ろしく社会主義の塊だが、反対側はドナウ川の中州に面しており
カジノやテラスなどもあって、リゾートホテル風でした。
貸し自転車もあり、ホテルの目の前に伸びるサイクリングロードを走るにはいい感じ。










habourd.jpg
ドナウ川支流に浮かぶボートレストランが沢山  小さなボートもたっくさん










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対岸は中州でその向こう側にドナウ川が流れている












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後ろを振り返ると社会主義の塊のマンション群がみえる









中州(Great war Island)に渡ってみることにした。
セルビア軍(海軍?)の管理地域らしく軍服の若者が沢山いた。






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この橋は浮かんでいる 真ん中歩行が義務 端は歩いてはいけないと看板があった










Becah.jpg
ドナウ川水浴を楽しむ人たち LIDOビーチ











army bridg
橋の途中で軍の若者が橋を修理している  大丈夫かなぁ?









ここからもう一度橋を渡って陸へ戻り、とにかく歩くことにした。
もう少し北上?するとZemunというオーストリア人が住んでいた町があるそうで、
ヨーロッパらしい街だとのこと。


LIDOビーチからも大きな教会が見えたので、多分あちらの方向だろう!
サイクリングロード沿いにひたすら歩く。











Zemun.jpg
確かに1900年前後の建物が沢山残っている





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新劇場 地元のオペラ座




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シナゴーグ?ユダヤ人もいたのだろう




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なんだかうちの近所の見慣れた風景かも?









そこから見えた大きな教会。なんとかあそこまで行ってみよう!
再度バスに乗り込んで、とりあえず人が沢山降りる所でおりた。










Gros hil
周辺からもみえた大きな教会跡 現在はギャラリーになっている 


この上に登ってみることに。



この土地が開拓された時、ドナウ川から船が入ってきたときに灯台の役割もしたのだと思う。
とにかく周囲が良く見えた。




gros hil2
目下は墓地 葬式を執り行うチャペルがみえる








gros hil3
珍しい外観 教会の屋根の塔が黒くて金で装飾してあった








a girl
プロフィール写真を友達と撮影している地元の少女



とても平和な時間を過ごした。
何時間歩いたのだろう?
歩くって気持ちがいい。
これが生きる基本だもの。




ヨーロッパ、とくに視界がオーストリア帝国時代に戻ったからか、
いつもの風景を見ているようで、安心した私。
そこにいる少女たちが自分の娘と同じように、
FBに載せるのだろう、笑いながらもポーズをとり、
飛び切りの若さとお澄まし顔の写真を写しているのが、
なんとも微笑ましくて、私もセルフィーしてみた。

しかし、これはここには載せられない。
案の定、娘に「ママ、無理があるよ。」と、
帰って見せたら苦笑された。





目標の場所までやって来れたので、
降り出しのバスターミナルまで戻ることにした。


もうすこし つづく。