ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
株式会社ユー・エス・ジェイ御中
10月16日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下USJ)は、
11月1日より転売が確認されたチケットを無効とする旨の発表を行いました。
弊社チケットストリートは、すべての転売チケットを一律かつ一方的に無効とする
今回の措置に反対すると共に、よりゲストの不利益をなくすため、
チケットストリートによる「不正転売を排除する正規再販システム」を提案します。
今回のUSJの対応は「転売が確認された各種チケットを利用できなくする」というものですが、これには以下のような問題点があると考えます。
以下、各項目ごとに説明します。
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1:何らかの事情でパークに行けなくなったチケット購入者に対して一切の救済がない
USJの販売する各種チケットは、一切の返金ができません。
また、「ユニバーサル・エクスプレス(R)・パス」など、最も人気のあるチケットについては購入後の日付変更も認められていません。
パーク行きを楽しみにしていたゲストがやむなく日程変更をしたい場合、過去のチケットをすべて放棄した上で、再度購入する必要があります。
このようなゲストがチケットを第三者に再販することは、価格のいかんを問わずいかなる法律・条例にも違反しておりません。
また、日程変更をしたゲストは損失を減らすことができ、新たな別のゲストがパークを楽しむことができるため、ゲストの利益にもつながります。
2:USJのアトラクションに高い価値を見出した熱狂的なファンに失望を与える
転売者の是非はともかく、高額でチケットを購入したゲストは、価格に相当する価値をUSJに感じている、素晴らしいゲストであるといえます。
これらのゲストに対して、せっかく来場したにもかかわらずパークの利用を認めないとする対応は、USJを愛するゲストに対して、ひいてはUSJ自身に対しても不幸であると考えます。
また、販売したチケットを正当な理由なく無効とするのは財産権の侵害にあたる恐れがあるほか、消費者契約法に照らしても違法性の高い措置であると考えます。
3:問題とするべきは買い占め行為をする転売業者であり、ゲストではない
不正転売者による買い占め行為は、物価統制令に違反する刑事犯罪であり、違法です。本来罰せられるべき対象はこうした買い占め行為をおこなう不正転売者であり、パークを楽しみに来場するゲストではありません。
熱狂的なゲストを罰するのではなく、不正転売者を摘発し、買い占めのできないチケット購入システムを構築することが望まれます。
「ユニバーサル・エクスプレス(R)・パス」などは、日程により正規の販売価格にも差があります。定価を超える金額であっても、ゲストがその価値に納得し、かつUSJにもその収益が入る形であれば、ゲストとUSJの双方にとって利益があるのではないでしょうか。
4:転売チケットの誤認により、無実の被害者が出る可能性がある
チケットを無効とする判断はUSJによるもので、チケットの有効・無効を事前に確認する方法は開示されていません。
万一、何らかの手違いあるいは第三者の悪意などにより正規のチケットが無効とされた場合でも、その正当性を確認する方法がありません。
実際に興行チケットのオークション売買においては、出品画像としてtwitter等にアップロードされたチケット写真を流用された結果、まったく無実のユーザーが転売利用者として入場拒否されるといった被害が発生しています。
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■チケットストリートからの提案
上記のような問題を解決するため、
チケットストリートによる「正規再販システム」を提案します。
具体的には、下記の取り組みを提供する準備がございます。
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チケットストリートでの取引を、正規再販として認定いただくことを前提として:
「チケットストリート」でのチケット再販は、販売者すべてに対して古物営業法に基づく厳格な身元確認を実施しているため、USJとの相互情報提供により悪質なチケット転売者を排除することが可能となります。
また、全てのチケットについて「配送状況の追跡確認」「偽造チケットでないことの保証」を提供し、取引におけるトラブルを排除しています。
海外からのゲストや、やむを得ない事情のゲストなど、
正価でのチケットが完売している状況でも、どうしてもチケットが欲しいという
ファンの需要は確実に存在します。
USJ、ゲストの両者にとって利益となる仕組みを提案できる自信があります。
ご検討のほど、お願い申し上げます。
チケットストリート株式会社
代表取締役社長
西山 圭
株式会社ユー・エス・ジェイ御中
チケットストリートは
ゲストの不利益をなくすため、
「不正転売を排除した正規再販システム」を提案します
ゲストの不利益をなくすため、
「不正転売を排除した正規再販システム」を提案します
10月16日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下USJ)は、
11月1日より転売が確認されたチケットを無効とする旨の発表を行いました。
弊社チケットストリートは、すべての転売チケットを一律かつ一方的に無効とする
今回の措置に反対すると共に、よりゲストの不利益をなくすため、
チケットストリートによる「不正転売を排除する正規再販システム」を提案します。
今回のUSJの対応は「転売が確認された各種チケットを利用できなくする」というものですが、これには以下のような問題点があると考えます。
- 何らかの事情でパークに行けなくなったチケット購入者に対して一切の救済がない
- USJのアトラクションに高い価値を見出した熱狂的なファンに失望を与える
- 問題とするべきは買い占め行為をする不正転売者であり、チケット購入者ではない
- 転売チケットの誤認により、無実の被害者が出る可能性がある
以下、各項目ごとに説明します。
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1:何らかの事情でパークに行けなくなったチケット購入者に対して一切の救済がない
USJの販売する各種チケットは、一切の返金ができません。
また、「ユニバーサル・エクスプレス(R)・パス」など、最も人気のあるチケットについては購入後の日付変更も認められていません。
パーク行きを楽しみにしていたゲストがやむなく日程変更をしたい場合、過去のチケットをすべて放棄した上で、再度購入する必要があります。
このようなゲストがチケットを第三者に再販することは、価格のいかんを問わずいかなる法律・条例にも違反しておりません。
また、日程変更をしたゲストは損失を減らすことができ、新たな別のゲストがパークを楽しむことができるため、ゲストの利益にもつながります。
2:USJのアトラクションに高い価値を見出した熱狂的なファンに失望を与える
転売者の是非はともかく、高額でチケットを購入したゲストは、価格に相当する価値をUSJに感じている、素晴らしいゲストであるといえます。
これらのゲストに対して、せっかく来場したにもかかわらずパークの利用を認めないとする対応は、USJを愛するゲストに対して、ひいてはUSJ自身に対しても不幸であると考えます。
また、販売したチケットを正当な理由なく無効とするのは財産権の侵害にあたる恐れがあるほか、消費者契約法に照らしても違法性の高い措置であると考えます。
3:問題とするべきは買い占め行為をする転売業者であり、ゲストではない
不正転売者による買い占め行為は、物価統制令に違反する刑事犯罪であり、違法です。本来罰せられるべき対象はこうした買い占め行為をおこなう不正転売者であり、パークを楽しみに来場するゲストではありません。
熱狂的なゲストを罰するのではなく、不正転売者を摘発し、買い占めのできないチケット購入システムを構築することが望まれます。
「ユニバーサル・エクスプレス(R)・パス」などは、日程により正規の販売価格にも差があります。定価を超える金額であっても、ゲストがその価値に納得し、かつUSJにもその収益が入る形であれば、ゲストとUSJの双方にとって利益があるのではないでしょうか。
4:転売チケットの誤認により、無実の被害者が出る可能性がある
チケットを無効とする判断はUSJによるもので、チケットの有効・無効を事前に確認する方法は開示されていません。
万一、何らかの手違いあるいは第三者の悪意などにより正規のチケットが無効とされた場合でも、その正当性を確認する方法がありません。
実際に興行チケットのオークション売買においては、出品画像としてtwitter等にアップロードされたチケット写真を流用された結果、まったく無実のユーザーが転売利用者として入場拒否されるといった被害が発生しています。
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■チケットストリートからの提案
上記のような問題を解決するため、
チケットストリートによる「正規再販システム」を提案します。
具体的には、下記の取り組みを提供する準備がございます。
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チケットストリートでの取引を、正規再販として認定いただくことを前提として:
- 取引チケット情報をUSJに提供し、不正転売者の割り出しに協力します。
- 再販で当初購入したゲストに差益が生じた場合、この一部をUSJに還元します。
「チケットストリート」でのチケット再販は、販売者すべてに対して古物営業法に基づく厳格な身元確認を実施しているため、USJとの相互情報提供により悪質なチケット転売者を排除することが可能となります。
また、全てのチケットについて「配送状況の追跡確認」「偽造チケットでないことの保証」を提供し、取引におけるトラブルを排除しています。
海外からのゲストや、やむを得ない事情のゲストなど、
正価でのチケットが完売している状況でも、どうしてもチケットが欲しいという
ファンの需要は確実に存在します。
USJ、ゲストの両者にとって利益となる仕組みを提案できる自信があります。
ご検討のほど、お願い申し上げます。
チケットストリート株式会社
代表取締役社長
西山 圭