シリア内戦、死者25万人超 アサド政権が北部で攻勢 【共同通信】
【ダマスカス共同】シリア人権監視団(英国)は16日、内戦が続くシリアで、2011年3月に反政府運動が本格化して以来、戦闘などによる死者が25万124人に達したと発表した。 監視団によると、シリア軍は16日、北部最大都市アレッポ南部に攻勢をかけ、反体制派と激しく衝突した。ロシアの空爆支援を受け、戦線を拡大している。 アレッポはアサド政権と反体制派が支配を二分しており、その攻略は双方の命運を左右しかねない戦略上の最重要拠点。周辺では過激派組織「イスラム国」も含めて勢力が入り乱れ、激しい戦闘が続いている。 |