「父さん、母さん。おれ、実はミニマリストなんだ」
数日前に、数年ぶりに実家に帰ってきました。
理由は東京で今までと別の仕事に就くためです。
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モノが多い部屋に住んでいた
以前からお読み頂いている方は見たことがあるかもしれませんが、こちらは数ヶ月前のミニマムになる前のクローゼットです。
本。
写真の様子からもお察し頂けると思いますが、片付けられず、モノを貯めこむ人間でした。
※最後はだいぶスッキリしました!
片付けは昔から苦手
いつ頃から片付けられなかったのかを思い返すと、小学校低学年頃からと記憶しています。
ランドセルの中が重くなるのが嫌で、そのため本来毎日持って帰るべき教科書などを机の引き出しの道具箱に入れっぱなしにしていました。
使いかけの鉛筆や消しゴムなどもとりあえず道具箱に入れておいて当座をしのぎましたが、夏休み、冬休みに入る前にツケが一気に回ってきます。
貯まりに貯まったプリントや文房具、パンくずなどの有象無象がお道具箱いっぱいに詰め込まれている様相は目も当てられないほど悲惨な光景で、無理やりその道具箱を詰め込んだ手提げ袋が無様に変形した状態で家に持って帰った記憶が今でも鮮明に目に浮かびます。
片付力は少年時代から人一倍低かったです。
モノを貯め込む性質
そんな片付けができなかったひかる少年も、高校生ぐらいには少し落ち着きました。
親はミニマリストではありませんが、それなりに片付けはきっちりする人でしたので、僕の部屋の散らかりっぷりに数えきれないぐらい激怒しており、亀の歩みではありましたが片付けスキルが少しずつ身に付いていったように記憶しています。
しかし、お金を稼ぎ始めてからは服やらCDやらに有り金を湯水のごとく使うようになり、片付けどころではなくなってしまい、再びモノが溢れたごちゃごちゃの部屋に住んでいました。
その後は仕事の関係で家を出て、7〜8年。
当然うちの親は「マキシマムな息子の姿」しか知りません。
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告白
バックパックとスーツケースのみで数年ぶりに帰宅。
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この日は人身事故が発生して、電車が1時間以上遅れていると。
ただでさえ乗車率が高い電車がさらに満員になった上に、荷物も多く持っていたので「そんなに荷物を持って電車乗るなよ」という周囲の視線と、寿司詰めの車内で揉みくちゃにされ、早くも東京の洗礼を受けてすっかり疲弊してしまいました。
帰宅した時にはぐったりしてしまいながら、久々に親子で会話をしていると、次第に札幌での荷物はどうしたのかという話に。
事前に大型の電化製品は一旦処分することは伝えていました。
余談ですが実家はモノを大切にする家です。
新しいモノが発売されても、今使っているモノで別に困っていなければ壊れるまで使うという流行には無頓着な家庭で、僕が見栄っぱりに育ってしまったは家庭環境が原因ではないようです。
母「そういえば荷物は」
僕「宅急便で明日くるよ」
母「そう、引っ越し大変だったでしょ」
僕「いやいや、全然。宅急便6個で済んだよ」
母「凄いね。え、洋服とかはどうしたの」
僕「あまり着てないのは全部処分したんだ。あと使ってないモノも」
母「あんなにいっぱい持ってたのに」
僕「そうだよね。でも、今着てないのとか、使ってないモノが多かったから買取ってもらって処分したんだよね」
母「ふーん、そうなんだ」
僕「うん。部屋の掃除とかすごく楽だよ」
母「そうだろうね」
僕「うん」
母「そういえば、最近のお笑いなんだけどね・・」
( ゚д゚)
驚き、怒り、もしくは心配で迎えられるのではと内心ドキドキしながらの「ミニマリスト」告白だったのですが、結果は想像すらしなかったまさかの「スルー」。
父親も似たような反応で、特にモノが少ない事に過剰に反応することはありませんでした。(仕事で疲れていただけかも)
引っ越す前の部屋の写真やブログを見せたら反応は変わるかもしれませんが、荷物が届いても今のところ特にリアクションはありません。
息子に興味がなくなったのでは?と別の視点から考えたのですが、食卓にいつもよりも野菜を多めに出して食べさせようとしてくれたり、食べたい物はないかと聞いてくれたりで、そのようなことは無さそうだと感じています。
札幌に住んでいた頃の写真を見せたり、引っ越しをしたら反応が異なるかもしれませんが、もう少し時間が経ってから挑戦したいと思います。
進展がありましたら、また改めて報告いたしますが、持たない生活をする上で我が家ではこんな反応がありましたなどエピソードがあればお教え頂けると嬉しいです(^^)
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