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Object documentation BW のクライアント 

定義

クライアントは、SAP システムの技術的な構造特性です。ただし、ビジネスインフォメーションウェアハウスでは特殊に使用されます。

制限事項: ビジネスインフォメーションウェアハウスでは、クライアント (000 以外) 1 つだけ作成します。たとえば、BW システムでは、テストクライアントと本稼動クライアントを、別個のマスタレコードと独立したテーブルレコードを持つ技術的に別個の単位として作成することはできません。

参照:

クライアント: OLTP システムとビジネスインフォメーションウェアハウス

用途

SAP BW では、マスタデータ ID と次元 ID は番号範囲から構成されます。BW オブジェクトはクライアント非依存であり、すべてのクライアントにおいて同じ方法でアクセスおよび変更することができます。しかし、番号範囲間隔はクライアント依存であり ID は一意である必要があるため、ID 1 つのクライアントにおいてのみ定義することができます。このクライアントを、BW 標準クライアントと呼びます。

たとえば、自システム、すなわちデータ転送時のソースシステムとして使用され、データマートインタフェースによって使用される BW システムは、単一のクライアントである BW 標準クライアントにのみ存在します。これは ODS オブジェクト用の変更ログの生成、つまりクライアント非依存の BW オブジェクトの生成にも使用されるためです。

BW システム上で使用されるアプリケーション (たとえば APO) では、データ抽出 (インフォパッケージ) を使用してシステム内のクライアント依存データにアクセスするには、これまでは抽出プロセスがデータを含むすべてのクライアントで開始され、自ソースシステムを使用してロードされる場合のみに可能でした。SAP ノート 522569 を適用する必要がありました。

現在では、BW システム内のクライアントごとに別々のソースシステムを定義することや、BW 標準クライアントから別のクライアントにロードすることが可能になりました。はじめに BW 標準クライアントと有効なユーザ (BW バックグラウンドユーザ) BW 宛先のプロファイル S_BIWHM_RFC に入力する必要があります (つまり、BW 標準クライアントの論理名と同じ名前になります) 

しかし、BW 機能を使用、特にアドミニストレータワークベンチを開始することは、依然 BW 標準クライアントにおいてのみ可能です。

インフォオブジェクトを介したクライアント依存

ただし、さまざまな得意先のデータを BW システムで個々に管理することはできます。さまざまなクライアント、得意先、事業領域、または子会社ごとに値を 1 つだけ含むマスタデータテーブルを使用してインフォオブジェクト (特性) を定義することをお奨めします。このインフォオブジェクトは、カスタマ固有のデータを含むデータターゲットで使用します。

つまり、ビジネスインフォメーションウェアハウスの観点では、データフロー内のインフォソースにもとづくすべてのデータターゲット、つまりインフォソース、インフォオブジェクト、ODS オブジェクト、およびクエリは、実際はクライアント依存です。

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