一部のWindows 7/8.1で10へのアップグレードが強制的になる現象

Adrian Kingsley-Hughes (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2015年10月16日 10時43分

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 Microsoftが「Windows 7」「Windows 8.1」ユーザーに対し、「Windows 10」へのアップグレードをオプトアウトしにくくしているようだ。

 一部のユーザーからWindows 10アップグレードプロセスを開始するか、後でアップグレードするよう再スケジュールするかしか選択肢が表示されないという報告が上がっている。また、「Windows Update」画面が他のシステムアップデートを隠して、アップグレードプロセス開始のオプションのみを表示するという報告もある。

 この状況を変えることはできるのか? 現時点ではないようだ。これまで「GWX Control Panel」というツールでWindows 10へのアップグレードアイコンを消すことができたが、同ツール作成したJosh Mayfield氏ですら、すぐに解決案はないという。


提供:Josh Mayfield/Ultimate Outsider

提供:Josh Mayfield/Ultimate Outsider

 「上記のどちらかの画面が表示された場合、現時点ではGWX Control Panelは機能しない」とMayfield氏は記している。「ソフトウェアで解決できるのかどうかを調べているところだが、残念ながら現時点でお薦めの策はない」という。

 確認してはいないが、「System Restore」を使って9月15日以前の状態に戻すと強制アップデートを免れられるという報道もある。だがここでも注意が必要だ。Windows 8.1はデフォルトでは復元ポイントを自動で生成せず、手動で生成するしかない。

 Microsoftが、希望していないユーザーに対してもWindows 10のインストーラファイルがダウンロードされるようにしていることがわかったのは、1カ月ほど前のことだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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