ニュース詳細
埼京線 過大電流でパンタ破損か10月16日 6時22分
今月12日、JR埼京線が7時間余りにわたって運転を見合わせたトラブルは、貨物列車のパンタグラフが過大な電流によって破損したことが原因になった可能性が高いことが分かり、JR貨物が詳しく調べています。
今月12日の昼すぎ、池袋駅近くのJR埼京線で21両編成の貨物列車が停止して動けなくなったため、埼京線は7時間余りにわたって運転を見合わせ、およそ16万人に影響が出ました。貨物列車は先頭の機関車に付いている2つのパンタグラフがいずれも壊れて、自力運転ができなくなっていました。
JR貨物が調べたところ、2つのパンタグラフのうちの後ろ側が機能しなくなったため、前側のパンタグラフに過大な電流が流れ、その熱でパンタグラフの一部が溶けて破損したことがトラブルの原因になった可能性が高いことが分かりました。後ろ側のパンタグラフが機能しなくなった原因は分かっていないということで、JRがさらに詳しく調べています。
JR貨物が調べたところ、2つのパンタグラフのうちの後ろ側が機能しなくなったため、前側のパンタグラフに過大な電流が流れ、その熱でパンタグラフの一部が溶けて破損したことがトラブルの原因になった可能性が高いことが分かりました。後ろ側のパンタグラフが機能しなくなった原因は分かっていないということで、JRがさらに詳しく調べています。