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 踏切に設置された非常ボタンを必要もないのに押して、阪急電鉄の運行を妨げたなどとして、京都府警は15日、無職の林伸夫容疑者(43)と小山豊容疑者(27)=いずれも京都市右京区=を、偽計業務妨害と鉄道営業法違反(信号機改ざん)の疑いで逮捕し、発表した。いずれも容疑を認めているという。小山容疑者は「人生が嫌になって、やりだした」と供述しているという。

 西京署によると、2人は9月23日夜と28日未明、阪急電鉄桂―西京極駅間にある京都市西京区桂後水町の桂川西踏切で、非常ボタンを不必要に押して電車の運行を妨げるなどした疑いがある。

 今年4月から9月までの夜間、同じ踏切で同様の被害がほかに20件確認されており、阪急電鉄は今月7日、同署に被害届を提出していた。府警は関連を調べる方針。