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維新分裂へ 大量除籍処分で対立激化10月16日 4時54分
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維新の党は、大阪市の橋下市長が結成する新党への対応を巡り、執行部側が新党に参加する12人の国会議員を含む165人を除籍処分として、事実上分裂しました。これに対し、新党側は「処分は無効だ」として臨時の党大会を開いて党を分ける「分党」を決めたいとしており、対立が激化しています。
維新の党は、大阪市の橋下市長が近く結成する新党への対応を巡り、執行部側が15日までに、新党に参加する、片山参議院議員会長ら12人の国会議員と、地域政党「大阪維新の会」に所属している地方議員の合わせて165人を除籍処分とすることを決め、事実上分裂しました。松野代表は「有権者や党員のために、党を守っていかなければならないという責任の中で行動していく」と述べていて、執行部側は、近く新たな党役員の人事を行うなどして体制を固め混乱を早期に収拾したい考えです。
これに対し、新党側は、馬場前国会対策委員長が「党の規約に基づけば、現状では、党の代表は存在していない状態だと理解している」と述べるなど、除籍の処分は無効だとして、今月24日に臨時の党大会を開いて新しい執行部を選出し党を分ける「分党」を決めたいとしており対立が激化しています。
一方、執行部側と新党側の双方に距離を置く「中間派」の中には、新党に参加する意向を固めた議員がいる一方で、維新の党を離党して無所属での活動を検討している議員もいて党内の混乱が深まっています。
こうしたなかで、民主党の岡田代表が「維新の党との政策協議で一定の合意に達するためには、今の混乱状況が何らかの形で決着をみることが必要になる」と述べるなど、他の野党からは今後の連携にも影響を与えかねないという懸念の声が出ています。
これに対し、新党側は、馬場前国会対策委員長が「党の規約に基づけば、現状では、党の代表は存在していない状態だと理解している」と述べるなど、除籍の処分は無効だとして、今月24日に臨時の党大会を開いて新しい執行部を選出し党を分ける「分党」を決めたいとしており対立が激化しています。
一方、執行部側と新党側の双方に距離を置く「中間派」の中には、新党に参加する意向を固めた議員がいる一方で、維新の党を離党して無所属での活動を検討している議員もいて党内の混乱が深まっています。
こうしたなかで、民主党の岡田代表が「維新の党との政策協議で一定の合意に達するためには、今の混乱状況が何らかの形で決着をみることが必要になる」と述べるなど、他の野党からは今後の連携にも影響を与えかねないという懸念の声が出ています。