韓国発のピザチェーン、中国で3四半期連続黒字

中・上流層を集中的に攻略

 韓国外食大手のMPKグループは13日、同グループが展開するピザチェーン「ミスターピザ」が中国で3四半期連続の黒字を達成したと発表した。

 中国に1号店を出店してから15年となる今年1-3月期に黒字転換に成功。4-6月期に続き7-9月期も黒字を計上し、1-9月の中国での売上高は662億ウォン(約69億円)、経常利益は15億ウォン(1億6000万円)を記録した。売上高は昨年の年間実績(500億ウォン=約52億円)に比べ30%以上多い。今年は1000億ウォン(約104億円)以上の年間売上高達成も有力視される。

 MPKグループは好業績の理由について、南京や太原など地方の大都市に店舗を広げ、中・上流層を攻略する戦略が的中したと説明している。チョン・ウヒョン会長は「今年は南京や太原など地方都市の7店舗がそれぞれ月平均2億ウォン(約2080万円)以上の売り上げを出している」と伝えた。今月18日、浙江省杭州市に100店目の店舗を出し、年末までに中国国内の店舗数を120店に拡大する計画だ。

チェ・ソンジン記者
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