ドローン大好き!ピザ大好き!なアカザーっす!10月13日に慶応大学湘南藤沢キャンパス(SFC)で、日本初のドロ-ンによるピザデリバリーの実証実験が行なわれると聞いて行ってきました。
仕掛け人は下の写真のふたり。慶応義塾大学環境情報学工学博士の武藤佳恭教授(右)と、ナポリの窯などを運営するストロベリーコンズの宮下雅光社長(左)です。宮下社長がドローンによる運搬コストの削減を模索していたところ、武藤教授の協力であっという間に今回の実証実験が実現したとのこと。
実証実験に使用する機材はDJIのコンシューマーハイエンド機『Inspire1』。それに、ナポリの窯のデリバリー用バッグを吊して、慶應SFC内にあるガリバー池の対岸へとピザを空輸するというシナリオ。
え~、ちょっと不安になるぐらい単純なシステムなんですが......。これは、「市販のドローンを使っていかに低コストで実現出来るか?」という課題があるからとのこと。
下部にピザバッグを吊すためにInspire1のビデオポジショニングシステム(下部カメラで地上との距離を確認し、機体を保持する機能)がうまく機能せず、離着陸の安定性に不安があるのでは?思われたのですが......無事に離陸!
あっけないくらい簡単に、ものの数十秒で池の対岸へとピザを運ぶことに成功!そしてホバリング中の機体から、武藤教授と宮下社長がピザをゲット!
一部始終を見学していた多くの学生達からは拍手喝采。宮下教授が届けられた暖かいピザを皆さんにふるまってくれました。
もちろん、いただいたピザの味はふわっとしてて旨かったですヨ。ドローンでふわっと運んだんだから当然ですよね!(笑)
この後もLサイズ(搭載重量約1.2kg)の運搬にも成功!
武藤教授と宮下社長はこの実証実験の成功を受けて、今後は過疎地などでドローンの飛行時間を飛躍的に伸ばすアイディアの実証実験などを予定しているとのこと。
ハッ!もしそれが実現して、配達に30分以上かかるような場所にもピザを運べるようになれば、それらのピザはすべて半額になるということか!(違