35歳の転職は恐怖との闘い。迷い、転職を考えたら、まず自分を見つめ直すのも大切

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bjaved98 / Pixabay

随分と前に登録したリクナビNEXTという転職サイトから定期的にメールが送られてきます。

一度はだれもが転職について、考えたことがあるかと思いますが、私もそんな中の一人です。新卒の会社を3年も経たず退職し、今の会社に入社してはや10年。その10年の中でも、転職したいという気持ちを持ったことは1度や2度ではありません。

先日、経営危機のシャープの新聞記事を読んで、3,000人以上の方が退職されたようです。ハローワークでは、シャープ退職者向けの説明会も行われたところのようです。うちの会社が3,000人も退職したら誰もいない会社になっちゃいますが、年齢が高くなってからの転職は厳しくなるようです。

20代のころから転職しようと思いつつも、結局、転職することなく35歳になりました。35歳からでも転職しようかと思うと、その熱はだいぶ下がってきているように思います。

あなたは、転職を考えたことがありますか。

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35歳からの転職は恐怖

私は通勤時間が長いので、もっと家の近くで働きたい、そうすれば、もっと時間ができるのにという浅はかな思いで転職を考えた時期があります。今でもたまに考えます。何気に地元の企業を調べて、ピックアップしたリストは今でも残っています。

一番、最初に転職を強く考えたのは、28歳の時だったと思います。その当時の日記を読み返すと、当時は「もう」28歳って思っていた自分がそこにはいるんですが、今から振り返ると「まだ」28歳でしたね。

28歳だとめちゃくちゃ可能性広いなぁと振り返ると思います。当時、今の気持ちになれないのは仕方がないのかもしれませんけど。

結局、そのときは結婚した年でもあったので、なんだかんだで転職しようなんて気持ちや行動は消えてしまっていました。

久しぶりに見た転職サイト

久しぶりに転職サイトを覗いてみると、なんと、昔自分がピックアップしていた企業が募集しているではありませんか!しかも、まだ可能性もある!

履歴書の書き方どうするんだっけ?職務経歴書は?

ひとり焦っている自分がいたんですけど(締め切りがあるので)、いざ、転職を本気で考えようと思うと、ふと、気づきました。

転職って恐くない?

転職が恐怖だと思うこと

Alexas_Fotos / Pixabay

社外でも通用するスキルがあります!って声高々に言えるようなものはありません。社内では、一定の信頼、人的ネットワーク(いわゆる人脈)、経験、雰囲気、あらゆるものが少しずつの時間を積み重ねてきたことで、できているいわば会社の安心感みたいなものが自分のなかにはあります。

それは、社外では全く通用するものではありません。応用はできるでしょうけど。

転職をした際には、そうした信頼関係や社内ネットワークはもちろんありませんし、蓄積してきたものがすべてリセットされるので、そのリセットボタンを押せるのか。

仕事ができなければ総スカンは食らいますし、現に35歳とかで転職してくる人たちを見ても、苦労しているというのが印象。もちろん、成果を出している方もいますけど、いじわるするわけではないけど、お手並み拝見として見ている人も多い。

自分がいざ逆になったときには、果たしてどうなんだろう?って思うと、それはそれである意味、言葉は適切かは分からないけど、恐怖感なんだなって感じました。

転職をするために必要なモチベーション

過去、自分の経験とまわりの転職した人を見て思うことは、転職することに対してモチベーションの高い人は結果がでている。

このモチベーションの高いってのは、「やりたいことが明確」な人。主体的に動く人です。仕事自体にやりがいを持てる場合もあれば、前の会社では残業がすごいので、残業が少ない会社で働くということでモチベーションを上げる人もいます。例え、給料が減っても、生き生きしている顔がそこにはあります。

一方で、転職しても失敗する人は、不満を解消するための転職をする人。職場の雰囲気が嫌だから、休暇が少ないから、など不平不満を解消するために、転職を考えるとやっぱりそれは失敗しやすいんですよね。

だって、給料も高くて、休みも多くて、やりがいも持てる職場を求めても出会う可能性は低い。私も、通勤時間が短いところ、だけで会社を選べば、きっと失敗すると思う。

面接をする立場になったこともありますが、面接する側から見ると主体的な人と受け身の人では全くオーラが違います。たぶん、そういうのは一瞬で分かります。

なんで転職したいんだろう

と、文字にしながら冷静になっている自分がいます。

最近、通勤時間が短いところがいいと強烈に思っているのは、子どもとの時間、家族との時間を増やしたいという気持ちが強いからです。

また、ほんとにやりたいことってなんだろう。この会社でやりたいことを実現できるんだろうか。そもそもやりたいことってなんだ。このままでいいのか。って、世のサラリーマンが一度は思うであろう、例のあれの気持ちです。

このことを相方に話しても、

「世の中やりたいことを会社でできている人は人握りじゃ!」

おおお、おっしゃるとおり・・・。

実際、強烈にこれをやりたい!って思うことがあるかと言えば、それが分かればそれをやっとるわい!って感じで、悲しいかな自分が分かっていません。

そして、組織という箱に安心している自分がいることも否めないし、毎月給料がある今の環境も悪くないという自分もいます。

サラリーマンも悪くないんじゃない?

サラリーマン人生、このままでいいのか。

自分に疑問を投げかけることも多いんですが、いまだ答えを見つけることができません。もしかしたら、自分以外のサラリーマンは、自分の仕事に満足し、このままでいいのかなんて気持ちを持っていないのかもしれません。

7年前。

「もう」28歳だって思う自分がいました。振り返ると、「まだ」28歳です。

今、「もう」35歳だと思う自分がいます。5年後、「まだ」35歳だったという自分がいることでしょう。

今の会社でできることはたくさんあります。自分が見つけられていないだけ。

組織や環境に目を向けて、不満をたらし、安易に転職って選択を考えることは、その時間すらもったいない。

自分をもっと見よう。自分を見つけよう。

成長の芽を自分で摘むことは決してせず、小さな芽を育てていこう。

転職活動は、自分を見つめなおす活動でもあるので、自分をブラッシングするのもいいかもしれませんね。転職を考えた際に、それが環境や組織に対する不満の気持ちから生まれているかどうかをきちんと見極める必要があると思っています。

行動は主体的に。

ちょくちょく楽しくなってきていることもあるので、まずはそれをがんばってみようと思う。

目の前のことに集中することも大切。

でわ!

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