【ワシントン聯合ニュース】米国を公式訪問中の朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領が14日午後(米東部時間)、ワシントンに近いメリーランド州グリーンベルトにある米航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙飛行センターを訪れた。
韓国大統領がNASAの施設を訪問するのは2回目。1965年に朴大統領の父、朴正熙(パク・チョンヒ)大統領が訪米時にケネディ宇宙センターを訪ねている。
ゴダード宇宙飛行センターは地球観測や天文・太陽系観測用の衛星や飛行体の開発・運営に向け1959年に設立された米国初の宇宙飛行センターだ。朴大統領は国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士から歓迎の映像を受け取った後、NASAが推進する火星探査などについて説明を聞いた。同センターで開発中の先端施設を視察し、衛星ロボットも操作してみた。
また、朴大統領は韓米の宇宙協力に携わる研究者らから月探査や宇宙通信、衛星開発などの協力状況の説明を聞き、韓米両国の宇宙協力の拡大を求めた。
韓国青瓦台(大統領府)は「ゴダード宇宙飛行センター訪問は、韓米両国が宇宙協力を韓米同盟の新たな地平へ推し進めるという趣旨で行われた」と説明した。