「嫌われる勇気」が韓国で記録的な大ヒット=「韓国社会にぴったりの本」「やっぱり日本の本は奥が深い」―韓国ネット

配信日時:2015年10月15日(木) 12時3分
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15日、韓国メディアによると、心理学者アルフレッド・アドラーが提唱する「アドラー心理学」を分かりやすく解説した「嫌われる勇気」が、韓国で記録的な大ヒットとなっている。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。写真は釜山。
2015年10月15日、韓国・聯合ニュースによると、心理学者アルフレッド・アドラーが提唱する「アドラー心理学」を分かりやすく解説した「嫌われる勇気」(岸見一郎、古賀史健共著)が、韓国で記録的な大ヒットとなっている。

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韓国書店大手の教保文庫によると、「嫌われる勇気」の韓国語版は10月第2週(7〜13日)まで、35週連続で週間ベストセラーランキング1位となり、これまでの最高記録(キム・ナンドの「つらいから青春だ」、通算34週1位)を塗り替えた。また、これまでは21週が最長だった連続1位記録も更新した。教保文庫によると、同書の購入者は30代が33.6%で最も多く、20代、40代と続いている。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「題名を聞いただけで満足した本」
「著者の卓越した理解力のおかげでこの本は誕生した」

「人との距離が近い韓国社会では、人間関係に悩まされることが少なくない。そんな韓国人にぴったりの本。大きな力と癒やしを与えてくれる」
「過去を忘れ、今に忠実に生きていこうと思わせてくれる一冊」

「もう少し早くこの本に出会いたかった…」
「ベストセラーだからか、なんとなく『批判してやろう』という気持ちで読んだが、一生読み続けたい本になった」
「これまでも日本人の書いた本が好きだったが、この本からは本当に多くのことを学んだ。やはり日本の本は奥が深い」(翻訳・編集/堂本)
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