ろーかる直送便 金とく 中部ネイチャーシリーズ「岩と雪の殿堂 剱岳をゆく」 2015.10.14


息をのむ絶景心躍る発見。
中部地方には世界に誇る大自然があります
「金とく」ネイチャーシリーズ第1回は北アルプスの名峰剱岳です
深く刻まれた谷間には夏でも巨大な雪渓が残っています
天を切り裂くようにそびえる剱岳はその美しさから多くの人々を魅了してきました。
しかし張り出した尾根はどれも険しく日本最難関の山として知られています
お〜急になったなさすがに。
登山歴40年を超える私石丸謙二郎がこの夏剱岳に挑みました。
選んだのは明治40年日本地図の完成を目指し測量隊員が決死の覚悟で登ったルート。
私が長年憧れてきた雪渓を通るコースです
これ一つ一つ一個あっただけでさ宝物みたいなのにそれがグル〜ッ360度だ。
岩に囲まれて…。
これはもう景色って言わないな。
何だろう…。
すごい…。
雪渓を登り切った先には最大斜度70度の厳しい岩の斜面が待ち受けていました

苦しい時に助けられたのが数々の絶景です。
自然がつくり出す一瞬の美しさに随分勇気をもらいました
「金とく」中部ネイチャーシリーズ。
岩と雪の殿堂剱岳への挑戦が始まります
雨の日が続いた8月中旬。
石丸さんは富山駅で一緒に剱岳に登る女性と合流しました。
こんにちは小林です。
石丸です。
(2人)よろしくお願いします。
山岳ライターの小林千穂さんです。
ちょうどあれですよ。
今朝は結構激しく雨降ってたんですけど…。
やんだ?石丸さんが到着する直前にやみました。
そうですか。
というより今降っといた方が山の上ねちょうどいいんじゃないですか?そうですね。
でも明日から回復傾向みたいなんで…。
だから回復に向かうからちょうどいいぴったり。
行きましょう。
もう…いや〜燃えてきた。
今回石丸さんが登る剱岳は北アルプスにあります。
数々の名峰が連なる中立山連峰の一角に剱岳はそびえています。
富山に到着したこの日石丸さんは立山博物館を訪ねました。
昔の人々が剱岳をどう見つめていたのかを知るためです。
(加藤)こんにちは。
こんにちは。
こんにちは。
お待ちしておりました。
立山博物館学芸員の加藤と申します。
よろしくお願い致します。
ようこそおいで頂きました。
こちらです。
本当だ。
曼荼羅だ。
これは江戸時代に描かれた「立山曼荼羅」です。
古くから神聖な山としてあがめられてきた立山とその一帯を地獄と極楽に見立てています。
立山の主峰雄山周辺は仏が描かれ極楽浄土の世界と捉えられていました。
一方こちらは地獄の世界。
熱湯の中に罪人たちが入れられたり針のようにとがった場所を歩かされたりする様子が描かれています。
この変わった山がありますけどもこちらが剱岳なんですね。
うわ〜イメージがもう山を超えてるんですね。
そうですね。
剱岳は見た目にああいうですね大変険しい山ですのでかつてですねあの山は地獄の針山というふうに考えられて人々は登ってはいけない山…だという事なんですね。
そうか。
そういう考え方があった訳ですね。
(加藤)そうなんですね。
怖い山。
だから悪い事すると剱岳に落とすじゃないけどやっちゃうぞみたいなね…。
針山地獄の剱岳。
人が山頂に立った最も古い記録は明治40年の事です。
日本地図の完成を目指す陸軍の測量隊がこの山に挑戦。
初めて登頂に成功しました。
この時隊員を導いたのが地元の山岳ガイド宇治長次郎。
下見を繰り返す中で偶然隣の山からルートを見つけました。
その道のりは長次郎谷ルートと名付けられます。
現在剱岳に登るほとんどの人ははしごや鎖場などが整備された別山尾根ルートを利用します。
石丸さんも3年前このルートで登っています。
今回挑戦するのが長次郎谷ルート。
整備されていない雪渓と険しい岩の壁があり豊富な登山の経験が求められます。
そのルートを登ってみたい。
ただとんでもないルートだろうな。
剱岳そして初登頂ルートね。
ある意味山登り今までやってきた中で最高のルートかもしれないね。
今回の剱岳への出発地点標高2,450メートルにある室堂平です。
周辺には火山活動の一端を見る事ができる地獄谷があります。
水蒸気が噴き上がるこの辺りは曼荼羅で地獄として描かれていました。
朝6時石丸さんと小林さんは登山届を出すために室堂平の管理センターに立ち寄りました。
万が一に備え通るルートや装備緊急連絡先などを記入していきます。
今回の登山は2泊3日を予定しています。
おはようございます。
今回長次郎谷ルートを案内してくれる山岳ガイドの佐伯岩雄さんです。
剱岳にこれまで200回以上も登っている大ベテランです。
おはようございます。
おはようございます。
登山1日目は室堂平を出発して剱岳の麓にある剱沢まで移動します。
そこは剱岳が大迫力で見える絶景ポイントです。
低く雲が垂れこめ気温は10度。
今日の体温めるにはちょうどいいじゃないですか。
初日のルートは標高差はあるものの初心者でも歩きやすい登山道です。
3人は山での出会いを楽しみながら進む事にしました。
大分県で生まれ18歳で役者を目指し上京した石丸さん。
若い頃は毎週のように山に登っていました。
仕事が忙しくなり山に通わない時期もありましたが今では年に30回は山に登っています。
室堂平を出て1時間。
雷鳥平で休憩です。
石丸さんは最近ようやく手に入れたというあるものを取り出しました。
これですよ。
何ですか?石丸さんそれ。
これねまたぎの人がほらケツにつけて座るこうやって…。
そしたらぬれた所でもどこでも座れる。
昔の…またぎはそうなんだけど山登りの人はねこれつけてたのよ尻から。
で今ひも通してるのは目なんですよ。
フフフフ!40年前から探してたのこれ。
なかなか売ってるとこがなくてそれをね福島県の檜枝岐村っていうとこのまたぎさんがいて作ってたの。
それを見つけてやっと買い求めて40年来の…。
そうするとこうでしょ。
でこうやって座ると要するに雨の日なんかぬれなくてしかも雪の上でも温かくて…。
冷たくなくて。
恐らくねこう毛が生えてるから雪の上で滑っていかないと思う。
なるほどへえ〜。
普通のカッパだとさ雪の上に座るとスルスルッて滑るじゃない。
よく考えられてると思うんだよ。
ほう〜。
再び歩き始めた3人は浄土沢にさしかかりました。
この沢は雪がなくなる7月から10月4か月だけ姿を見せます。
沢を渡ると標高差500メートルをひたすら登る登山道に入ります。
ここで珍しい生き物との出会いがありました。
ホシガラスです。
あ〜そう。
(佐伯)すごいかっこいい鳥ですよこれ。
カラスっていうけどちょっと違って…。
でもホシガラスもこんな近くで見た事ないですよ。
すごい石丸さんラッキーな…。
(佐伯)これなかなか…これ見れないです。
あっそうですか。
(佐伯)これあんまり見れないです。
へえ〜。
ホシガラス…。
しかもハイマツの実まで教えてくれて。
わ〜上手に食べてる。
ここもチングルマが。
ねえ。
ピンク色になってかわいらしい。
桃の節句のぼんぼり?はいはい。
本当そんな感じですね。
ほう〜これは面白いな。
チングルマって草じゃなくって木なんですね。
木なの?ちっちゃいけど木で…。
え〜!なので枝が見えます。
あっ本当だ。
これ木だ!木なんですよ。
(佐伯)チョキンと切るとちゃんと年輪が…。
あっそう!年輪あります。
木なの?これ。
チングルマはバラ科の木。
半年以上雪の中に埋まるため成長が遅くこれほどの大きさになるのに10年以上かかるといわれています。
雪解けとともに白い花を咲かせ綿毛になったチングルマ。
こうした群生地は膨大な時間をかけてつくり出されています。
そうか大変なやつなんだ。
たくましくかれんに生きてますね。
雷鳥坂と呼ばれる一帯は高山植物の宝庫として知られています。
出発して5時間。
1日目の目的地剱岳を望む絶景ポイント剱沢に到着です。
おっ!あっ何か向こうに…。
お〜!岩壁のようなものが一瞬見えたぞ。
ものの5秒間。
わ〜もう見えなくなった。
晴れてたらもう本当に三角にド〜ン!そんな表現じゃ駄目?大迫力で。
大迫力。
残念ながら頂上付近は雲に隠れ尾根の一部だけが見えていました。
この場所からは晴れていればこんなに美しい剱岳の姿を見る事ができます。
あ〜いかん。
名前が出てこない。
ハハッ石丸です。
あ〜そうだ!こんにちは。
握手させて下さい。
はい行ってらっしゃい。
登るんですか?はい登ります明日。
行ってきたんですか?今日行ってきた今日。
出会ったのは九州から訪れた皆さんです。
うわ〜75!皆さんお元気で…。
ここ剱沢は剱岳の登頂を目指す人の前線基地。
ここで3人はちょっと寄り道です。
こんにちは。
立ち寄ったのは富山県警察山岳警備隊の派出所です。
リーダーを務める松井さんが出迎えてくれました。
お疲れさまでした。
こんにちは。
ガイドの佐伯さんとはつきあいが長く登山道の状態などを情報交換してきました。
特別に中に入れてもらいました。
ここが事務所兼待機室のような所になります。
剱岳では毎年30件ほどの遭難事故が発生しています。
救助要請の連絡が入れば隊員たちはここから現場に駆けつけます。
寝室が…。
いいですか?この派出所は24時間体制。
4〜5人の隊員が常駐しています。
(松井)畳の上にござを敷いて上3人下3人ぐらいは寝れるような形ですね。
これくぐるためになぜかこれがある。
(松井)これは…そうですね。
天気が悪い日続いた時とか…。
こうやって皆さんやってらっしゃるんだ。
(松井)トレーニングしたりとか…。
はあ〜ここで…寝るためじゃなくてここでこういう事をやっとる訳ですな。
(松井)すばらしいですね。
なかなか…。
お〜すごい。
松井さんはどのぐらいできる?あっ私はそこまで…。
ここにもほらちゃんと。
ここにもそうですね。
過酷な状況で救助を行う隊員たち。
やっぱり訓練してるんだね。
日々のトレーニングは欠かしません。
いざという時にはね本当頼もしい存在というか…。
まあ不幸にしてそうなられた…事故とか起こしてしまった時はすぐに言ってもらえればこちらも助ける準備はできてますんではい。
警備隊の方によって助けられる命もあるんですもんね。
(松井)そうですねはい。
午後2時30分石丸さんたちは宿泊場所の剱澤小屋に入りました。
90年間剱岳に挑む登山者を見守ってきた山小屋です。
今回石丸さんと共に剱岳に登る小林さん。
山の経験は豊富ですが長次郎谷ルートは初めてです。
小林さんは山岳ライターとして年間120日も山で過ごしています。
明治時代に測量隊員が登ったルートを歩き先人と同じ景色を見て苦労や息遣いを感じたいと考えています。
山頂にただ立って帰ってくるだけじゃ本当もったいないと思ってその行程をいかに楽しめるかっていうのが大事かなっていうふうに思ってるんで…。
もちろん山頂に行けば達成感があるし自分の励みにもなるしいいんだけど目的がそれになっちゃうとね。
例えばだけど頂上行けずに引き返しても別にしょうがないよねっていう…。
それは結果であってさ山頂は。
ほらあそこ青空出てきた。
本当ですね。
お〜これはね。
期待できるかしら。
剱岳の山頂に挑む日を迎えました。
辺りがまだ暗い早朝4時。
眠れましたか?眠れました。
食事も朝…?しっかり。
飲み物も少し飲まれましたか?あ〜そうですか。
石丸さんが40年間憧れてきた長次郎谷ルートへの出発です。
石丸さんいよいよですね。
始まるね。
よっしゃ〜。
静かに始まろう。
ね。
長いからね。
静か〜に始まろう。
剱沢を出発。
まずは標高差500メートルをひたすら下り長次郎谷ルートの入り口を目指します。
(佐伯)ここでアイゼンつけます。
(石丸小林)はい。
30分ほど歩くと広い範囲に雪が残る雪渓にさしかかりました。
滑り止めの道具アイゼンを装着します。
あ〜いいね雪渓。
歩き始めたのは全長2キロメートルに及ぶ日本三大雪渓の一つ…スカイラインがちょっと赤くなってるのがすごい幻想的。
お〜!雲に朝日が当たり始めました。
絶景に気持ちが高まります。
いい色になってますね。
北アルプスの夜明けです。
数日間雲が垂れこめ山頂が隠れていた剱岳。
この日は天気がよく久々に姿を現しました。
剱沢雪渓に入って1時間。
左手に雪の斜面が現れました。
ここが明治時代測量隊員が決死の覚悟で登った長次郎谷ルートのスタート地点です。
(佐伯)ここから長次郎谷に入るんですけれど1時間ぐらいはちょっと谷の狭い所で落石に注意しなくちゃいけないんですよ。
上部の方に気を遣って頂いてそれで歩く場所もどこでもいいっていう訳ではないので僕の後を歩いて下さいここから先は。
お願いします。
登り始めた地点の標高は1,930メートル。
山頂までの標高差は1,000メートル以上あります。
長次郎谷ルートの前半は1.5キロメートルにわたって続く雪渓の斜面。
周りには切り立った岩がそびえ立っています。
この谷の深さ…何か大きさが全然違いますよね。
井戸の底歩いてるみたい。
この右側のあの岩あの高さだけでもどれぐらいあるの?あれ。
70ぐらいある?もっと?すごいですね。
70メートルぐらいかな。
50じゃ全然きかないですよね。
この深い谷は氷河や雪による浸食によってつくられました。
冬に降り積もった大量の雪が夏でも残りその深さは50メートルに及ぶ所もあります。
これは岩をこっち行くんですか?はいこっち側の方へ。
左側の方通ります。
こっちの方が安全ですから。
一見ぎっしりと雪に覆われた斜面に見えますが実は雪渓のあちこちに危険な場所が潜んでいます。
そこにねそういうふうに割れてるのはそれは関係ないんですか?これも関係ありますよ。
あっある。
はい。
あんまり近寄ると…。
ああ本当だ。
そこ本当ぱっくりいってる。
あ〜穴開いてる。
あ〜あ〜あ〜。
あんまり近寄るとそれもバ〜ンって抜けちゃうんで…。
白い雪渓に開いた黒い穴。
深さもありそうだし。
あれがあるからこれ分かるけども…。
実は雪の下には空洞が広がっている場所があります。
雪解け水が流れ雪渓を中から解かしているのです。
こうした穴に落ちる事故が毎年起こり命を落とす人もいます。
その空洞が一番怖いです。
怖いねあれ。
そこら辺だね。
かといってこっちに寄り過ぎたら向こうもすごい落ちてるじゃないですか。
あれは深いな〜。
あそこ落ちたらもう…。
だから知らずに歩くととても危険ですよね。
雪渓の状態を慎重に見極めながら先へと進んでいきます。
(荒い息遣い)雪渓を登り始めて2時間。
熊の岩が見えてきました。
山頂までの中間地点です。
うわ〜気持ちいい!フフフフ。
あ〜。
(佐伯)すばらしい展望テラス。
すご〜い。
すごいテラスだね。
う〜!最高の舞台です。
おいおい。
あ〜。
あ〜この景色はもう…。
険しい剱岳ならではの岩が織り成す絶景です。
お〜。
この岩すご〜い。
私もいろんな山登ってるつもりだけどこんな景色見た事ないです。
ああそう。
これはもう今にもそこから飛びかかってきそうなさ岩が。
本当に。
何か本当ワニかゴジラの歯みたいでさ一本一本が。
よいしょ。
長次郎谷ルートの上に晴れ渡る空。
さすが晴れ男石丸さん!熊の岩の近くに雪解け水が流れていました。
小林さんはこの水であるものを作り始めました。
長次郎谷の水で作ったスペシャルコーヒーです。
頂きます。
コーヒーをどうぞ。
はい。
岩雄さん。
(佐伯)ありがとう。
どうぞ。
は〜い。
ぜいたくなコーヒーだな。
ちょうど雪渓のいい所に来たらこの天気ですもんね。
山ってだからこういう最高の日に当たる事が時々ある。
その時々ある思い出を糧にね何かまた行こうっていう気になるんじゃないかと思うんだよな。
この先しばらくこのガレ場を横断してそれで雪渓に乗っかるんですけれどその間ガレ場を落ちてっちゃうと死んじゃうんでロープつけます。
分かりました。
はい。
熊の岩から上はガレ場と呼ばれる岩の道に入ります。
傾斜がきつくしかも歩きにくい。
危険な場所です。
はいそれじゃ行きます。
再び雪渓に入りました。
この辺りは40度近い急斜面です。
まだまだですよ。
これから…。
まだ?こんなもんじゃない?何の…何のこれくそ。
よいしょ。
よいしょ…よいしょ…。
雪渓の最も上の部分にさしかかりました。
斜面は50度近い傾斜です。
ガイドの佐伯さんもピッケルを使い慎重に登ります。
それじゃあはいどうぞ。
はい。
100年前に測量隊が登った雪渓の急斜面。
石丸さんたちは標高2,900メートルの地点までたどりつきました。
あれ?雪終わりますよもう。
雪渓終わりですか?はい。
よいしょよいしょ。
お〜!気持ちいい〜!すご〜い!長次郎谷ルートの入り口から4時間。
石丸さんたちの前に今度は岩の壁が現れました。
もろく崩れやすい岩場で落石や滑落の危険が伴います。
最大斜度70度。
今回のルートの最難関です。
この岩の壁を抜ければ山頂が待っています。
よいしょ。
はいお疲れさまです。
これ頂上三角点なんです。
あ〜測量の。
これが…。
あ〜着いた。
あ〜着いた。
これ山頂社。
やった〜。
万歳。
あ〜2,999メートル。
いや登ったね。
やった〜。
長年思いをはせてきた長次郎谷ルートを石丸さんは無事登り切りました。
いや〜この眺めは絶景だね。
雲の間から見えたのは北アルプスの山々です。
曼荼羅に極楽として描かれていた立山。
立山の奥にちょこんと頭を出していたのが槍ヶ岳です。
長次郎ルート登ってるとねず〜っと透き通った場所を通ってきたみたいな気がしてね。
頂上に着く直前まで「えっここ本当頂上なの?」っていうぐらいな何にもない所をひょいっと頂上に出たような気がしてね。
澄み通るっていう字があるじゃない。
に登るっていう字。
あんな感じなんだよね。
ス〜ッと気持ちよく頂上に立てたようなね。
あの白い雪渓と両側にそびえる岩を見ながらどんどん高い所を登ってって…。
険しいからこそ神々しい山だなというのを改めて感じました。
長年の夢を実現した石丸さん。
東京に戻る前今回登った長次郎谷ルートを離れた場所から眺める事にしました。
一旦山小屋まで戻るため多くの人が利用する別山尾根ルートで下ります。
このルートは危険な場所にはしごや鎖場などが設置されています。
鎖場を下りた先で緊迫した場面に遭遇しました。
そこにいたのは山岳警備隊の救助隊員5人です。
昨日会った松井さんの姿もありました。
30代の男性が下山中斜面で転倒し足を骨折。
自力で下山できないため救助の要請を受け駆けつけていたのです。
男性はヘリコプターで富山市内の病院へと運ばれました。
富山県警察山岳警備隊は今年で発足50年。
これまで4,800人の登山者を救ってきました。
お疲れさまです。
ご苦労さまです。
ご苦労さまでした。
はい。
かつて難攻不落といわれたこの山に今では年間2万人が訪れます。
しかし剱岳の険しさと厳しさは昔と変わりません。
途中の山小屋まで下山した翌朝。
石丸さんたちは剱岳の向かいにある別山の峰に登りました。
長次郎谷ルートが一望できる絶景スポットです。
昨日歩いてきたとこ全部は見えないんですけれども下に長次郎谷の下部の部分が見えてますよね。
はいはい。
昨日あそこ歩いたんですね。
下からぐる〜っと。
この山包むようにね。
包むように。
40年来の夢に挑んだ今回の挑戦。
先人が開いた道をたどり到達した高み。
名残尽きない剱岳です。
いや〜またいつか来てみたいね。
来れるかな〜。
もう一度登りたい山って…そりゃ山はみんな登りたいんだけどもう一度どころか何度でも来たい山ってなかなかなくてね。
来たいね。
2015/10/14(水) 15:15〜16:00
NHK総合1・神戸
ろーかる直送便 金とく 中部ネイチャーシリーズ「岩と雪の殿堂 剱岳をゆく」[字]

今から100年前、測量隊が決死の覚悟で北アルプスの剱岳に登り、初登頂に成功したルートがあります。上級者向けと言われるこのルートに俳優の石丸謙二郎さんが挑みます。

詳細情報
番組内容
国内有数の難易度と言われる北アルプスの剱(つるぎ)岳。記録に残る初登頂は、今から100年前のこと。登ったのは日本地図の完成を目指す測量隊で、彼らを案内したのが宇治長次郎というガイドでした。頂上へ導いたそのルートは、ガイドの名にあやかり「長次郎谷(ちょうじろうたん)ルート」と名付けられました。しかし、そのルートは超上級者向け。今回「長次郎谷ルート」に登山歴40年の俳優・石丸謙二郎さんが挑みます。
出演者
【出演】石丸謙二郎,山岳ライター…小林千穂,山岳ガイド…佐伯岩雄,【ナレーション】黒崎めぐみ
音楽
【テーマ音楽】服部隆之

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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