助けて!きわめびと「マニュアル人間を卒業したい 後編」 2015.10.15


北海道で薬剤師として働く下村さんのお悩み。
それは何をするにもついついマニュアルに頼ってしまう事。
明日は大事なお見合いパーティーなんですが…。
女性にモテるテクニックを必死で暗記。
「寒くない?」と何度も聞くのがポイントなんだとか…。
会場は熱気ムンムンですが…。
どう見ても暑そうだけど…。
(三宅)これ暑いよねこの会場だったら。
マニュアルに頼りすぎるあまりいつも失敗を繰り返してきたという下村さん。
だから今かなえたい。
マニュアル人間からかっこいい男への大変身!そんなお悩みに立ち上がったのが冒険家の戸高雅史さん。
世界最高峰のヒマラヤK2の単独登頂を果たすなど日本を代表する冒険家です。
今回戸高さんが組んだ冒険キャンプは初心者でも大自然を体感できる全長20キロ2泊3日のコースです。
ところが…。
(松嶋)しっかり予習してきてるやん。
え〜せっかくのマニュアル人間を卒業するためのキャンプなのに?ネタみたいやねんけどマジ?これ。
はい。
お菓子はここに入ってます。
どうしてもマニュアルに頼ってしまう下村さん。
一体どうすればいいんですか?きわめびと。
目をつけたのは心にかけられたフィルターでした。
マニュアルに頼るうちに心に分厚いフィルターがかかり本当の自分の気持ちが分からなくなっていると推理した戸高さん。
(松嶋)見えなくなっちゃった。
今日のすごい分かりやすいやん!分かりやすいですか?心のフィルターを取り払うためにあの手この手の作戦を繰り出します。
でもなかなか感情が表に出てきません。
戸高さんが伝えたかった事。
それは…。
飛び込むか飛び込まないか?マニュアルは通用しない世界に置かれた下村さん。
その時でした。
(一同)おお〜!自分で決めた大滝への飛び込み。
全身で滝の流れを感じます。
滝に飛び込んだ効果もむなしく再び心にフィルターをかけてしまった下村さん。
下村さんはいつもどうしようって考えられてないですか?失礼します。
すみません。
マニュアル人間になってしまった理由。
それは私たちが思う以上に根深いものだったのです。
冒険のきわめびと大ピンチ!?それは冒険キャンプのメニューを決めるためにスタッフが戸高さんのもとを訪ねた時の事。
何やら物思いにふける戸高さんの姿がありました。
なぜ下村さんは自分の感情を表に出せなくなってしまったのか?ふだんの様子を見たいとスタッフが撮影した映像をチェックする戸高さん。
フフフ…。
笑うよね。
えっ?日本を代表する冒険家の戸高さんが下村さんとダブるってどういう事ですか?それは一見真逆のように見える2人に共通する心の傷。
下村さんが心にフィルターをかけてしまったその夜。
下村さん行きましょうか?戸高さんが2人っきりで話したいと下村さんを誘い出しました。
この一日僕は下村さんとご一緒させて頂いてるだけなんですけどもある時の僕と何か通じるところがあるなというふうにちょっと見ていて感じる部分があってですね。
「通じる部分がある」と言われ驚く下村さん。
一体どういう事?日本を代表する冒険家の戸高さん。
実は山に登る喜びや楽しさを感じられない無感動症に苦しんでいた時期があったといいます。
きっかけは探検部の主将を務めた大学時代。
自分の判断ミスで部員を事故で亡くしてしまった事でした。
えっ?そうなんや。
部員の死に直面してもなぜか一粒の涙も出てこなかったという戸高さん。
「人として大切なものが欠けているのではないか」。
何かに追い立てられるように冒険を続けたといいます。
変化のきっかけは極限の状況の中で起きたある不思議な経験でした。
その山で生きて帰るには行くしかないって気付いた瞬間その瞬間にね未来も過去もスパンとなくなっちゃったんです。
本当にそれは自分でそうしようと思ったんじゃなくてスパンと外れたんですよね。
下村さんは生きてるって自分で今感じられていますか?毎日生きてて何が面白いねんってつい思ってしまう。
マニュアルに頼るようになったのは社会人になって間もなく仕事にうまくついていけなかった時の事。
居場所をつくりたいと無理に同僚とコミュニケーションをとろうとした事が裏目に出てしまいました。
「あの人気味が悪いよね」。
耳にしてしまった同僚の陰口。
「僕は人に不快な思いをさせる人間なんだ」。
マニュアル本の中にスマートな自分の姿を探し続けた下村さん。
気が付けば機械のように何も感じられなくなった自分がいたといいます。
自分の中では無感動な人間が自分の本性なんだっていう認識がちょっと出てきてしまって…。
まさに無機質な人間っていうか何かアンドロイドのような感じの…。
人間じゃないかって…。
失礼します。
すみません。
自分の事をアンドロイドだなんて言わないで下村さん。
会社という一つの組織の中で非常に厳しい仕事をしていると何か失敗した時にどんどん自分を責めちゃうみたいな事で自信も失っていくしみたいなところなんですかね…。
ああ美しいなと思ったりあるいはおいしいと感じたりそういうのがどんどんどんどんしぼんでいって一番大切な大本の…そういう意味では最後に残っている心の殻。
それを抜け飛び出るというかですね…。
あっなるほど。
飛び出したらいい訳です。
一度これを飛び出る体験をすれば多分それって簡単には人は忘れないと思うんですね。
ハートが飛び出る体験。
ハートが飛び出るほどの体験を。
この日戸高さんが組んだのは5キロにわたって続く沢登りでした。
一歩一歩どのポイントを選び進むのか?五感を研ぎ澄ます事が大事。
かわいい。
下村さん流れの急な難所にもあえて挑みます。
しかも今助けてあげてましたよね。
そしてこの日一番の難所が現れます。
冒険のきわめびとが最後に伝えたかった事。
それは…。
それをコントロールしたりそれを人からどう見られたらとか思わないで…教科書どおりにいけば足場の多い安全なコースを登る所ですが…。
下村さんが選んだのは…。
滝の流れに沿った足場のない未開拓のルート。
岩場のくぼみや水の流れを体全体で感じる下村さん。
一瞬一瞬。
自分の中に生まれる感情の赴くままに登り続けます。
上がった。
見事登り切りました。
イエ〜イ!
(拍手)下村さ〜ん!スタジオには冒険キャンプを終えた下村さんが…。
(松嶋)いらっしゃ〜い!こちらに。
しばらくぶりです。
あっどうも。
(三宅)いや〜下村さん。
自分で自分を見て一番変わったなと思うとこはどこなんでしょうかね?職場にお弁当を持っていくんですけども旬の野菜をちょっと入れて持ってくようになりまして。
キャンプでトウモロコシとかジャガイモとかを食べたのがすごくおいしくてそれが自分でもやってみようと思ったんで…。
どういうお弁当だったんですか?こちら。
(三宅)ネコじゃないよ。
(松嶋)ネコじゃない?5年間毎日このごはんにシャケと梅干しを載せたものがお昼。
どっちかっていうと胃に物を入れるみたいな感覚で。
なるほどね。
そうか。
でもやっぱり山で野菜を食べて旬の野菜ってのがいいですよね。
それもある意味一瞬という意味につながりますよね。
その時しかおいしくないという。
更にそれをたき火であぶって…。
(三宅)それをお弁当に入れるようにしたと。
その写真も撮ってきて頂いてるんです。
こんな感じになったんですよ。
ちゃんとしたお弁当なってる。
トウモロコシちゃんとゆでてるんや。
(三宅)トウモロコシとトマト…。
(松嶋)インゲン。
(三宅)キュウリそして梅干しと。
そこは同じ。
ベースは同じです。
これで変えてみて食べてどうでした?自分で作って「おっこれいい感じじゃね?」とか思って…。
じゃあ一人で言ってたんですね。
「いい感じじゃね?」みたいなね。
(下村)言ってました。
小さな事だと思うんですけども何か自分の中で実りになって花が咲くんじゃないかというふうな予感がして…。
これは戸高さんキャンプの成果出ましたね。
そうですね。
ちょっと僕今伺っててちょっと感動したんですけど…。
やっぱりそうやっておいしいとかうれしいとか生の自分の感覚ですね。
それを感じると同時にそれを信頼していいと思うんです。
下村さんご自分の感覚をですね。
そこに向かって一歩踏み出していけば今度は日常の人との関係の中でもきっとそれが生きていくんじゃないかなと。
キャンプの成果はいかに?あっはい。
今日はお見合い。
マニュアルを捨てあるがままの自分で臨みます。
ところが…。
お相手が場所を間違えてしまうハプニングが発生。
大丈夫?お忙しいところすみません。
薬剤師なので薬の…。
まあ薬屋さんと思ってもらえれば。
でも体の事とかも勉強されてる…?はい。
一応医療のお仕事なので生理学とか一応…。
今日ヨガの勉強しに行くんです。
すごい。
興味が湧いてきましたヨガに。
そうですか是非是非。
ヨガしたら元気になりますし楽しいですよ。
もうマニュアルは必要ありませんね。
2015/10/15(木) 11:05〜11:30
NHK総合1・神戸
助けて!きわめびと「マニュアル人間を卒業したい 後編」[字][再]

マニュアル人間を卒業したい—冒険家・戸高雅史さんの特別キャンプに挑む薬剤師の男性。「こころのフィルター」を取り払い、自分の本当の感情を取り戻すことはできるか!?

詳細情報
番組内容
マニュアル人間を卒業したい…冒険家・戸高雅史さんの特別キャンプに挑んだ35歳、薬剤師。果たして自分の本当の感情を取り戻すことはできるか!?キャンプのなかで次第に明らかになる、男性がマニュアルに頼ってしまうようになった原因。そして、きわめびとが「無感情人間」に陥ってしまったという意外な過去。実は“大人にこそ効く”と注目を集める「冒険教育」。そのプログラムに密着した後編。
出演者
【司会】三宅裕司,松嶋尚美,一柳亜矢子,【出演】冒険家…戸高雅史,【語り】本上まなみ

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – その他

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