キッチンが走る!「伝統食に母のぬくもり 紀伊の国ロマン紀行〜和歌山〜」 2015.10.13


走る!走る!キッチンコンビが走る!猛ダッシュの先で待っていたのは…。
このえびがおいしいんやちゅうね。
(杉浦)えマジっすか?さく裂する女子パワー。
心のこもったウエルカム。
女性たちの笑顔がまぶしい旅。
太陽君なんでびっくり!あすいません。
やって来たのは初めての和歌山県。
紀伊水道に面した県西部は食材の宝庫です。
みかん畑が迎えてくれました。
初の和歌山県「キッチンが走る!」やって参りましたが…。
五十嵐さんおかえりなさい。
ただいま。
ありがとうございます。
キッチンの旅7回目の五十嵐美幸シェフ。
去年長男を出産し中国料理店を切り盛りしながら育児に励んでいます。
今回の旅で母の味を深めたいという五十嵐さん。
どんな出会いがあるのでしょうか。
キッチンワゴンは紀伊水道からの潮風が吹き抜ける湯浅町へ。
ここは400年以上の歴史があるみかんの大産地です。
11月になると山はみかん一色に。
日当たりの良い斜面で育つみかんは甘さが抜群。
有田みかんの名で全国に送られます。
やっぱすごいねみかんの量がね。
どこもかしこもみかんが見えるもんな。
だってあれ上まで全部みかんですよね?すごいな…。
おすいませんこんにちは。
こんにちは〜。
みかんがたくさんなってますね。
はいこの辺はみかんどこで。
やっぱ有田といえば有田みかん?そうですね。
ですよね!いや食材探しの旅をしてるんですけどもせっかく来たからみかんこんだけあったら出荷してるのないかなと思ったんですけど。
まだ早い。
みかん畑に入れてもらいます。
まだまだ実は青いですが今は味を決める大事な時期だそうです。
あびっくりした!こんにちは。
こんにちはっつうかね太陽君なんでびっくり。
すいませんお邪魔してるこっちがびっくりしちゃった。
あ息子さんですか。
(千里)はい。
あとおじいちゃんも奥に。
おじいちゃんも一緒に。
失礼しま〜す。
あ杉浦太陽と申します。
迎えてくれたのは蜂谷さん一家。
9代続くみかん農家です。
一個一個の味を高めようと実の数を調整していました。
(彦次)小さいやつから。
(蜂谷)小さいやつとか傷のついたやつとかね。
へ〜。
落としていかんといいみかんができない?もうこれ使わないんですか?そう…。
これを…今だったら。
あめっちゃ果汁入ってますやん。
うわすごいプシューっていった!あ〜みかんだ。
ホントだまだ青くてもみかんですよこれ。
(彦次)これでね…。
お…こうやって食べるんですね。
(彦次)9月10月とねこうして舌でね味を味わいながら。
この摘果するやつで味をちょっとチェックして。
(笑い)酸味はやっぱ強いですけどやっぱみかんですね。
この時期に酸味が強いほど甘くなるというみかん。
およそ5,000坪の畑を回り味を確かめながら今年の出来具合を予測します。
こんだけの広さ大変ですよね。
(蜂谷)ここら辺はみんなそれぐらい持ってますよ。
みんな平気で。
え!うそでしょ?朝漁行って昼間これやるんですか?そう。
忙しい!山の幸とともに海の幸も自慢の湯浅町。
沖合の紀伊水道は豊かな漁場です。
特に黒潮にのってやってくるしらすは町の名物。
県内一の水揚げ量を誇ります。
蜂谷さん一家は日の出とともに海へ。
網を垂らした船を走らせしらすの大群をすくいとります。
これからは秋しらすがおいしい季節。
水温が下がるにつれ身が締まり脂ものってくるのです。
蜂谷さんの家でこの朝揚がったばかりのしらすをごちそうになります。
いいところだね〜ここ。
何か向こうに蒸気が立ってますけど。
(蜂谷)これはしらすの加工場。
やっぱしらすの釜揚げの蒸気ですよねうわ〜。
港の近くにはいくつものしらす工場が。
湯浅のしらすは明治のころから広く知られるようになりました。
釜揚げされたしらすは全国へ出荷されていきます。
こんにちは。
しらすの加工ですか?しらす屋さんおっきい工場でやってるんすね。
泰史君は大丈夫?先輩?後輩?わ〜上下関係がすごい分かる。
なるほどこういう関係性ができてるわけですね。
ちょっとおいしいしらす食べにいってきますわ。
頑張って下さい。
はいどうも〜。
町の暮らしはしらすとともに。
お邪魔します。
お邪魔しま〜す。
朝とってきたやつ?朝とれたてのやつです。
あ生や。
生だ。
きれい。
(彦次)生で食べた事ないやろ?あなかなか食べる機会がない…。
これ今朝のでしょ?
(彦次)そうそう。
うん。
ぷりっとしてるぷりっと。
甘いねやっぱね。
この海の香りがいいですね。
作るのは生しらすのお吸い物。
温かくて栄養満点。
半農半漁で疲れた体をいたわる母の味です。
息子さんが好きなんですもんねこのね…。
いただきます!はいいただきます。
あ〜…。
おいしい。
ダシ出てますね。
あとしらすのこの味がエキスになって出てる。
鮮度がいいからこれができるんですよね。
海の味やな。
(彦次)鮮度がなけりゃねできん。
ちょっとねえぐみ出ちゃいますもんね。
全く何だろう臭みがない。
食後の楽しみは山の幸。
去年収穫したみかんのシロップ漬けです。
いただきま〜す。
あおいしい。
思わず笑みが出ますね。
それぐらいおいしいって言ってもらえたらうれしいですね。
いやどっちもおいしいですね。
だから両方頑張れるんですね。
漁業の方も…おじいちゃんから見て泰史君の働きぶりはどうですか?6年になるけど…「まだまだ」何回言ったんですか今。
ね漁師の道は深いぞって言いながらみかんの道も深いぞって。
これは大変ですよね。
母なる海母なる大地がもたらす湯浅の味。
分けて頂きました。
明日楽しみにしてて下さい。
はい楽しみにしてます。
はいありがとうございました。
ありがとうございます。
紀伊山地の自然が織り成す神秘的な光景。
和歌山県はいにしえより神々が宿ると信じられてきた地です。
祈りを胸に人々が行き交った熊野古道は…紀伊山地の霊場と参詣道として世界遺産に選ばれています。
信仰とともに歩んだ湯浅町。
熊野への西の玄関口としてにぎわいました。
今も残る伝統の家並み。
その中でも目を引くのがしょうゆの醸造蔵です。
実は湯浅町は日本のしょうゆ発祥の地だといわれています。
あ〜いや〜…。
どっからだ?こう…風に乗って。
これ?ここか!えすごくないですか。
めっちゃしょうゆの香りするんですけど。
食欲をそそる香りに誘われて一軒のしょうゆ店に入ってみます。
すいません。
少々お待ち頂けますか。
はいすいません。
6代目だという店主の加納誠さんです。
いつごろからしょうゆ作りをこの辺りは…。
(加納)1841年。
あ〜江戸時代からやってるんですね
(加納)だから百七十何年…。
町で一番古いというしょうゆの蔵に案内してくれます。
長さん店が多くてびっくり…。
随分あちこち…。
お邪魔します!お邪魔します失礼します。
うわ〜いい香りする。
うわ〜しょうゆが発酵してる発酵してる。
あ〜ちょっと感動だねこれ。
めっちゃ穴開いてますけどこれ。
うわすご〜い。
創業当時の製法を守る加納さんの蔵。
職人が微妙な加減で空気を加えながら1年以上かけて熟成させます。
発酵を促す酵母菌が何といってもおいしさの決め手です。
あもうここに全部酵母がついてるんですね。
空間が作るんだねこのね。
この蔵絶対壊せないですね。
(加納)壊せない…。
もうここら辺もついてますもんね酵母が。
じゃあこれが大事なんだね。
(加納)それが一番大事なんですよ。
170年の蔵が作るしょうゆ。
味見させて頂きます。
うわ〜。
うわ濃いね〜。
うわこうやってできるんだ。
いいですか?ウフフフ…すごい!お〜!香りが鼻にぐわっと抜けますね。
おいしい…。
うまみが凝縮しましたって味がする。
(加納)後味も全然さっと引くしやっぱ自然の味。
自然の味?自然の微生物が作ってくれる味。
だからこの蔵がないとこの味は出ないって事ですよね。
(加納)出ない。
湯浅のしょうゆ店は現在5軒。
江戸時代には93軒が軒を連ねていました。
なぜここがしょうゆ発祥という起源になったんですかね?もとはみそやったんですか?みそ。
みそから入ったんですね。
みそから入った。
みその上澄みがしょうゆなんだ。
上澄みを専門にたくさんできるように水を加えた。
およそ750年前。
中国で修行した熊野の僧侶が金山寺という寺からみそを持ち帰りました。
それがしょうゆのもとになったといわれます。
更にみそ自体も金山寺味噌という郷土食を生み出しました。
金山寺味噌。
しょうゆと並ぶ湯浅伝統の味です。
こんにちはお邪魔します。
こちらはおしょうゆ屋さん…?手作りでやってるんですか?・そうです。
野菜を具にして米こうじで発酵させます。
おかずみそとして湯浅の食卓には欠かせません。
(杉浦五十嵐)いただきます。
しっかり食感残ってるんですね。
・そうなんですよ普通のなすびじゃこうはいかないんです。
溶けちゃわないんですね。
なすびがそうなんですね。
金山寺味噌には欠かせないという地元のなす。
なすいいっすね。
うん。
ちょっと何かね。
これだけ食感が残るねなす。
作れないんですもんね。
一体どんななすなのか興味津々の五十嵐さん栽培されているという山あいを訪ねます。
めっちゃいいとこですね。
ホント何だろう…。
野菜だらけだもんな…。
何か安らぐよね。
安らぎますまさに。
あこれなすじゃないですか?あなすっぽいね。
でも丸いね形がね。
丸なすなんだ。
あこんにちは。
こんにちは。
どうもお邪魔しますはじめまして杉浦太陽と申します。
出会ったのは農家の三ツ橋忠男さん。
きれい〜。
これまたいい実がなってますね。
(三ツ橋)これで400gぐらいです。
まるまるとした湯浅なす。
江戸時代から続く伝統野菜です。
お〜ずっしりしてる。
ホントですか?詰まってるねお父さん。
これすごい詰まってるよこれ。
あ押せない。
あめっちゃ硬いこれ。
しっかりしてるパンパンですね。
中身びっしり詰まってます。
歯応えの良さが金山寺味噌に使われる理由だといいます。
うん水分がね少ないの。
すごいキメが細かくてぎゅっとしてる…。
いや密度が濃いですねホントに。
火を通すととろっとなってすごくおいしいんです。
そういう事で頑張ってます。
湯浅なすを使った金山寺味噌は各家庭でも作られています。
三ツ橋家では妻富代さんの仕事です。
うわ何かいっぱい漬かってる。
うわすごい。
こんな感じですね。
うわここにじゃあ湯浅なすも漬かって…。
(富代)はい漬かってます。
これなすも結構大きい切り方なんですね。
私がねこのかやくの大きいのが好きなんですよ。
大きくてたくさん入ってるのが。
それぞれみんなおうちの金山寺味噌の味っていうのがあるんですか?ありますよね。
あるんだ〜。
多分あると思うんですね。
更に富代さんがじっくり熟成させた4年もののお宝が。
色が全然違いますやんこれ。
これ何ですか?ちょっとしょうゆっぽくないですか?
(富代)そうですよ。
味見してもらってね。
これぴって入れても大丈夫?
(富代)ああ大丈夫です大丈夫です。
いっちゃっていいすか。
お〜しょうゆの風味が出てきてる出てきてる。
ホントにやっぱ甘いんだね。
甘〜いしょうゆ。
甘いですか?はい甘いです。
うわ分かりやす!こんな色黒くなんねんや。
あ何か…これなすだったものじゃないですか。
でもねなすっぽいのが残ってんじゃないかな。
あおいしいおいしい…。
深みがね更に増してるよね。
調味料みたいになってます。
おいしいよ〜。
きた〜。
湯浅の朝御飯の定番お茶で炊いた茶がゆです。
おかずにするのは金山寺味噌。
みその甘みがほろ苦い茶がゆの風味を引き立てます。
いただきます。
(三ツ橋)どうぞ。
うん米欲しくなる…。
いただきます。
合う!うん!このお茶の風味とこの…塩分がちょうどになるんですね。
おいしい!あ〜これは胃に染みるわ。
相性ばっちりですねおいしい。
でもこうやってねホントに守り続けてくれる方がいるから私たちの時代でもこうやって食べる事がホント…。
なかなかね簡単に作れそうでなかなか難しいです。
そんで買ってもらおうと思えばねそれだけの努力がないとなかなか。
三ツ橋さんは仲間とともに湯浅なすのPRに取り組んでいます。
広くおいしさを知ってもらおうと独特の食感を生かしたレシピの開発にもトライしてきました。
実は文化…食文化とかね地域の文化を大事にしたいと思って…。
湯浅なすの歌があるんですか?ちょっと作ろうかなと思ってね今ちょっと考えて少しだけね作りかけてるんです。
ちょっとサビの部分ワンフレーズ…。
ありがとうございます。
(拍手)お見事!すてき!いや〜湯浅なすの事がダイレクトに伝わってきますね。
その思いはね。
一つのエールとしてまた中国料理で新しい湯浅なすの可能性を。
湯浅なすをはい。
ちょっと広げて。
いや〜うれしいですね。
いや〜僕らもありがたいですわ。
夢が詰まった湯浅なす。
そして手作りの金山寺味噌。
分けて頂きました。
ほっこりしたな〜。
ねほっこり。
歌いいですね。
あの歌にすごい感謝と思いと歴史を感じるよね。
ホントですね。
日本人って…和歌山県の名産を探すキッチンワゴン。
湯浅町を北上して有田市に入りました。
すごいいっぱい。
何の船だろう?これは今急に船がいっぱい戻ってきてる。
この時間なのに。
紀伊水道に面した県内の漁港の中で最大の箕島漁港。
午後3時漁を終えた100隻以上の漁船が戻ってきます。
水揚げされる魚介類は200種以上。
中でも太刀魚は全国一の漁獲量を誇ります。
めっちゃ活気ありますよこれ!…これ何ですか?この台車。
あリヤカー。
えめっちゃありますねリヤカーが。
箕島漁港の名物がこの大量のリヤカー。
その数なんと1,000台。
漁師から魚を受け取りリヤカーに載せているのは女性ばかり。
海は男陸は女。
これが港のしきたりです。
いってらっしゃい。
行ったり来たりしてますね。
お邪魔してま〜す。
こんにちは〜。
・キャー。
そうです。
力仕事…。
結構重いですよね?こんにちは。
今から運ぶんですか?魚を待っているのは重田英香さん。
夫と息子が今日の獲物を箱に入れると…。
大将これ何ですか?これ。
ホロダイ。
箱を受け取った英香さんが次々とリヤカーに。
マダイホロダイブダイなど合わせて30箱あまり。
妹と母親も加わって一刻も早く競り場に運び込まなければなりません。
すごい量だね〜。
鮮魚の値段はスピードが勝負。
走る…走る…走らな並んで…。
早い者勝ちや。
競り場では持ち込まれた魚がすぐに競りにかけられます。
魚の鮮度や質を見定める仲買人。
落札の希望金額を木札に書き込みブースの中に。
ここでも女性たちが活躍。
これ名前言うんですか?すごいねそれで走って?もう行ってもうた。
再び走り始めたリヤカー。
落札した人へ魚を届けます。
名前があるわけですね。
あホントだ。
ここにこんな…。
こんにちはお邪魔します。
石橋さんが今この魚を買われたんですね。
こういう流れなんだねすごい勢いだね。
めっちゃ面白い。
すごいね。
ばったばただね。
ばったばたや。
じゃあもう船から降ろしたらすぐ売ってすぐもう…ずっとこれぐるぐる…大変だこれ。
でもまだ今日涼しいから。
暑い時はもう汗だく。
何往復もせなあかんねんや。
(英香)そう。
力強く港を行き交うリヤカー。
祖母から娘娘から孫へと受け継がれる箕島漁港の仕事です。
いや〜動きが速い速い。
欲しい魚…今やっぱ鯛ですか今?英香さんの夫知大さんからプレゼントが。
うわ〜でっか!これいいんですか?更に…。
え〜!とれたての魚をお裾分け。
皆さんありがとうございます。
お刺身?お願いしてもいいんですか。
はいどうぞどうぞ。
よろしくお願いします。
とっておきの魚料理を作ってもらいます。
何から何まですいませんね。
すいませんありがとうございます。
刺身はねこれも3枚におろしてくれてんけど…。
ありがたい!ほな向こうで焼く…。
できる?中でできるん?中でできますできます。
ああじゃあ案内しましょうか。
手分けして得意料理に腕を振るいます。
この大きいの大変でしょこれ。
なかなか…。
上手。
これどうやって習うんですか?切り込みも全然入れないでこのままで?このままでええよ。
箕島漁港自慢の太刀魚はぶつ切りにして塩焼きに。
アコと呼ばれる地魚は甘辛く煮付けます。
更に刺身や唐揚げなど全部で10品の料理が並びました。
どれもおいしそう!料理がそろいました〜。
(一同)イエーイ!仕事を終えた女性たちや漁師とごちそうを囲みます。
(英香)酢だちもかける。
いらん?嫌い?いる大好き。
いただきます。
(一同)イエーイ!あ〜おいしい!これはおいしいわ。
また漁港で食べるのがまた最高ですね。
皆さんのこれ食卓に普通に並ぶものなんですよね。
いいもの食べてるわ。
・毎日…。
年齢ばらばらですけどどういうつながりなんですか?どことどこが家族ですか?家族親子いるんですか?はい。
親子。
え今もやってるの?・いや今は今は…。
もうちょっと落ち着いたら?
(福田)もう首もすわったしな。
もうぼちぼちな。
もうぼちぼち?
(桑原)デビューする?おっぱやって。
え?あの…後ろへおんぶして。
結構な重労働じゃないですか。
どういうところが楽しいですか。
(桑原)リヤカーの?この仕事の?仕事の。
この今の状態ですね。
(桑原)そうほんま楽しい。
会うんだもんね。
ここに来たらみんなに会えるしいろんなお話ができるし。
このね一致団結力が。
頼もしいよねみんなねお母さんたちがね。
先輩ママも新米ママもね何かこの地面白いですね。
面白いよね何か楽しかったよね何か一日ね。
おおらかで人情こまやかな箕島かたぎ。
五十嵐さん明日のお披露目会ではどんな料理でお返しを?翌朝。
湯浅の街角で調理開始です。
和歌山で出会った海と山の恵み。
五十嵐シェフどんな中国料理に仕立てるのか。
1品目はとれたての生しらすが主役。
お母さんがさ…息子さんが好きでお母さんが作ってるさお吸い物がねやっぱり…。
地元の家庭料理を中国料理に。
しらすをダシにしてうまみたっぷりのあんを作ります。
あ…出てる出てる。
愛情が。
愛情出てます?しらすの愛情が。
出てます出てます。
作るのは春巻き。
愛情包むみたいな感じかな。
カリッと揚げてしらすのうまみを閉じ込めます。
青いみかんの果汁は…。
これ使いましょうがんがん。
春巻きのたれに。
仕上げにもう一つ楽しい演出をしようという五十嵐シェフ。
完成はお披露目会で。
2品目の主役は湯浅なす。
中国料理にデビューさせます。
詰まってる〜。
ね!ぱんぱんですよ。
硬い外側とやわらかい内側。
それぞれ異なる食感を生かして調理する事に。
硬い外側はさっと素揚げに。
昨日のさお父さんのね歌良かったよね。
最高ですよね。
すごく思いが伝わってきて。
でもあの歌ねちょっと一個気になったのがイタリアンフレンチあったのに中華って出てこなかったんだよね…。
これで食べて頂いて交渉して中華も入れて下さいっていう。
やわらかな内側はじっくり煮てとろとろに。
湯浅なすに合わせるのは紀伊水道の鯛。
熟成した4年ものの金山寺味噌であえます。
衣をつけてカリッと唐揚げに。
よっこいしょ…。
仕上げに熱々のあんをかければ山と海の恵みが一つに。
3品目は和歌山の魅力をひと皿に。
全ての食材を使います。
茶がゆおいしかったよね。
おいしかったですね。
なのであえて中華がゆを作ってみようと思って。
茶がゆをヒントに中国風のおかゆを作ります。
下味は鯛のあらを煮出したうまみたっぷりのスープ。
出ましたダシ!は〜いダシが。
そしてここからが五十嵐シェフの腕の見せどころ。
おかゆにトッピングする具を作ります。
まずは太刀魚。
刺身に金山寺味噌をあえてなめろう風に。
これを…あえる!万能調味料じゃないですか。
これはもうお母さんに是非伝えたいね。
このぐらいで…相当あく抜いたからね。
ザーサイのイメージですね。
湯浅なすはみかんのシロップ漬けとあえて浅漬けに。
他にも斬新な具を準備する五十嵐シェフ。
果たしてどんな味が披露されるのでしょうか。
いよいよお披露目会です。
お待たせしました〜。
にぎやか!にぎやかや!昨日はどうもありがとうございました。
しらす漁とみかん栽培の蜂谷さん一家。
箕島漁港のリヤカー軍団。
元気いっぱいの女性3人と漁師の重田さん。
そして湯浅なす農家の三ツ橋さんが来てくれました。
まずは食感が楽しい1品。
やわらかいしらすのあんを包みパリパリの春巻きに仕立てました。
味つけには湯浅の香り青いみかんの甘酸っぱいドレッシング。
そして黒いキューブの正体は…。
それはしょうゆ。
鶏がらスープと合わせ寒天を加えて冷やし固めました。
きましたしょうゆ寒天。
小さくても芳じゅんな香りが口いっぱいに広がります。
食べたあとに横のこのブロック食べてもらったら。
ブロックを一緒にちょっと…。
うまいですか。
泰史君どう?めっちゃおいしい。
ほんまに汁飲んでるみたいな。
ドレッシング…。
みかんの味します?さっぱりのフレッシュの…。
(富代)このしょうゆの一口入れた時の香りがすぐふわ〜っとしてうん…。
でもかわいいですよね。
何かパラパラッと散らばってたらね。
2品目は…外側と内側を別々に調理する事で食感の良さを中国料理に取り入れました。
熟成の金山寺味噌を絡ませた鯛の唐揚げと一緒に頂きます。
おなすがすごく身が締まったおなすで。
なすおいしいな…。
皮の部分と身の部分がわざと食感を変えてるので。
お〜大好評。
うれしいですよ〜。
できました〜!
(拍手)は〜い土鍋がきましたよ。
アチチチチチ…。
え〜紀州の母の女子会おかゆでございます。
女子会きました。
3品目は港のにぎわいそのままに女子会おかゆと名付けました。
トッピングにはしらすの青菜炒め。
しょうゆ風味の焼き塩。
太刀魚の唐揚げなどバラエティーあふれる5種類の具。
昨日のおもてなしと同じように好きな具を添えて味わいます。
もうつまみながら食べて下さい。
多いで!何か自由に食べるって楽しいですね。
好きなもん食べて下さい。
大将どれがお気に召しました?これなすびとこのみかん。
なすびとみかん!
(三ツ橋)ありがとうございます。
今日何でタイトルに「女子会」って付けようと思ったんですか?そうですね昨日ホントに一番最後のね女子会超盛り上がって元気じゃないですか。
私がもしあそこにいたら何かすごいつらい事があってもあそこにいたら毎回あ〜また頑張ろうって戻れる家に。
周りでこうやってにぎやかに楽しくしてくれるってこれを形を華やかにしてくれるっていうのをすごく演出したかったっていうね。
やっぱりいろんな事あるけど…。
いろんな事ある。
ええ事ばっかり違うし悪い事もあるんで。
ものすごい助けられてほんで何か明るくいてれる。
…があるんでね力強い。
ほんまに力強いうん。
ありがとうっていう感じ。
ほんまほんま…それは。
ほんまそう。
生産者それぞれに五十嵐シェフがエールを送ったお披露目会。
お返しに湯浅なすの三ツ橋さんからサプライズプレゼント。
(手拍子)
(五十嵐杉浦)ありがとうございます。
ついに「中華」が歌に入りました。
認めて頂けて良かったです。
中華最高!お〜!良かった…うれしいですね。
すごく濃い一日だったよね。
濃かったです…。
歴史あり人情あり。
ホントそうですね。
皆さん今日はどうもありがとうございました。
ごちそうさまでした。
(拍手)町にも畑にもそして港にもはじける女性たちの笑顔。
家族を支えふるさとを守る心意気に出会った紀の国の旅でした。
2015/10/13(火) 15:15〜16:00
NHK総合1・神戸
キッチンが走る!「伝統食に母のぬくもり 紀伊の国ロマン紀行〜和歌山〜」[字]

「キッチンが走る!」初の和歌山県の旅。紀伊半島西岸の町を訪ね、中国料理・五十嵐美幸とともに黒潮がもたらす豊かな海の幸や熊野信仰につながる独特の伝統の味に出会う。

詳細情報
番組内容
「キッチンが走る!」初の和歌山県の旅。紀伊半島西岸の有田市と湯浅町を訪ねると、風光明美なリアス式海岸、山肌を埋めるミカン畑、そして黒潮が育む海の幸や熊野信仰につながる独特の郷土の味が迎えてくれる。料理人は、出産後初の旅となる中国料理・五十嵐美幸。母となった今、長く家族の食卓を彩ってきた伝統食のおいしさとおおらかな港町のお母さんたちの心意気に触れ、紀伊の国の出会いを創作中華に凝縮させる。
出演者
【出演】中国料理…五十嵐美幸,【リポーター】杉浦太陽,【語り】高橋克実

ジャンル :
バラエティ – 料理バラエティ
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
情報/ワイドショー – グルメ・料理

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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