京都地検の女9 2015.10.13


(口笛)
(鶴丸あや)おはよう。
(井森幸三郎)ああ…おはようございます。
ゴミ屋敷の解体見てたら遅くなっちゃった。
始業4分前ですからオッケーです。
川喜多は昨日も2分30秒遅刻でしたから心配です。
最初はねゴミじゃなかったのよ。
思い出の品みたいなのがぞろぞろ出てきて…。
住んでた人捨てた人の人生の記憶がそこに凝縮されてるようでなんかすごーい感慨深かった。
私見を言わせて頂ければ…。
人間には一人一人豊饒な歴史がありしかし残念ながらそれが次々に忘れ去られ時代が更新されていく。
世の中とは無情なものです!はいはい。
今度一度井森さんの歴史ゆっくり聞かせてね。
検事わたくし今自叙伝を執筆中ですので出来ましたら検事に1冊プレゼント致します。
これが涙なくしては読めない感動作になっている。
(川喜多夏帆)おはようございます。
ギリギリセーフ…ですよね?川喜多!
(夏帆)トイレ!検事!いやいやあの…。
私お化粧直しを…。
(根本徹)ほら行った行った。
ほら早く!
(根本)はいご苦労さん。
はい。
はい。
それでは皆さん来月も頑張ってください。
解散!
(一同)はい。
(赤松義夫)次は明智ハイツの連中か…。
(根本)ご苦労さん。
なんだよ?
(宇田川信吉)いや…別に。
(成増友子)今日も仕事持って帰ってきてるんですよね?うん。
(友子)毎日そばであやさん見てると法律の世界って激務でストレスいっぱいたまりそう。
私に務まるのかなあって。
友ちゃんも検事志望?いえ。
出来たら私は裁判官に。
へえ〜。
その理由は?話すと長くなるんで。
あやさんは最初っから検事を目指してたんですか?ううん。
司法修習中に決めた。
大学法学部選んだのは自分の意志ですか?そう。
でも父が法律家になりたいっていうの聞いてたから。
親の遺志を継いだってわけですか。
そんなかっこいいもんじゃないけどね。
ねえ友ちゃん。
はい。
なんか悩みがあるんだったら私聞くわよ。
いえこれもまた長くなるんでまた今度…。
誰だ?
(チャイム)
(根本)ユカリ開けろ!
(今西ユカリ)ちょっと…。
(根本)ユカリわかってんだぞ!
(ユカリ)ねえやめてよ徹。
どけ!
(ユカリ)ちょっと…。
兄貴!兄貴どこだ!?
(ユカリ)ねえ〜。
ちょっと…ねえやめてやめて。
キャーッ!ねえ勘違いだっていっつも言ってんでしょ。
(根本)どこに逃がしたんだよ?今の今までここにいたんだろ!
(根本)どこだ?
(ドアの開閉音)どうでした?ケンカでもしたのか?落ち着いたふりすんのやめてくださいよ。
俺がキレてこっち向かってるってユカリから連絡あったでしょ。
(赤松)ユカリ?あいつの店繁盛してるらしいな。
あの子客あしらいうまいからなあ。
四暗刻テンパってたんだぞ。
今日こそ決着つけませんか?決着?なんの話だ。
とぼけた事言ってんじゃねえぞこの野郎!赤松さん?赤松さん?
(成増清剛)池内!おい池内!
(平林雅彦)はいはい。
お前じゃないよ。
池内どこにいるんだよ?池内さんお休みです。
夏風邪こじらせたとか。
それ早く言えよ。
物取りじゃないみたいです。
財布の20万も手つかずです。
こいつ何者だよ?ヤミ金みたいですね。
顧客リストを探しとけ。
借りた人間の逆恨みって可能性が高え。
はい。
平林。
はい。
お前いくら持ってんだ?僕1万ちょっとですね。
1万?ダサイなお前。
こいつ二十何万…。
20…えっ!?すげえなこれ。

(宇田川)あの辺りをブラブラ歩いてたらビルから飛び出してくる奴がいたんですよ。
(平林)それはいつですか?昨日です。
(平林)時間は?3時半頃でした。
その男の特徴覚えてませんか?顔や服装なんか。
顔を見てピンと…。
どっかで見た奴だなあってずーっと考えてたんですがようやく思い出して。
私たまにパチンコに行くんですがそこでよく…。
常連のようです。
そのパチンコ屋場所と名前教えてもらっていいですか?もちろんです。
(チャイム)根本徹さん今現在どこにいるかご存じですよね?それを伺ったら我々はすぐに引き上げます。
触んないでください。
私もう徹とは切れてるんですよ。
だからあの人と関係ないっていうか…。
なかなか…いいソファですね。
教えて頂けませんか?
(女性たちの悲鳴)おい動くな!来いほらっ!下がれ下がれ!はいはいはいはい…。
はい邪魔邪魔危ないよ。
(溝口)あんただろ?この絵描いたの。
知らねえよ。
かわいいかわいいユカリちゃんを赤松の兄貴に寝取られたっててめえ騒いでたそうじゃねえか。
どうなんだ?俺は他に女いっぱいいるけどユカリだけは特別で…。
兄貴の野郎女盗んだくせにすっとぼけやがってってか?本当の事言ってくれりゃあ俺だってユカリくれてやってもいいって…。
そこまで言ってんのにあの野郎のらりくらり言い訳ばっかすっから…。
で頭きてぶっ殺した…。
そうだな?あんな簡単に死ぬとは思わなかった。
はい一丁上がりだ。
おい調書頼むぞ。
付き合っていた女性今西ユカリさんの事で赤松義夫さんと口論になりそばにあった置物で赤松さんを殴り死に至らしめた。
根本徹さん警察ではこう供述していますが間違いありませんか?間違いだ。
え?では根本さんあなたは赤松義夫さんを殺してないと?俺が殺した。
それは認める。
だったら何が間違いですか?ハメられたんだよ。
ハメられた?ユカリと兄貴は関係ねえ。
それがやっとわかったんだよ!根本さん落ち着いてください。
今西ユカリさんと殺された赤松義夫さんは男女の関係になかったとあなたは言ってるのね?そうだ。
でもその事が原因であなたは罪を犯した。
わからない。
俺はあんたみたいにヘビみたいにひんやり冷たい人間じゃねえんだよ。
頭に血が上ったら見境がなくなんだよ。
それと今の話が…?これは余談ですが私はヘビほど冷たくもなくクネクネもしていない。
あくまでも自己判断ですが。
事務官は動機が鮮明でなくなったので疑問を持たれたんです。
2人が乳くり合ってるのをこの目で見たわけじゃねえ。
ユカリが弁護士を通じて兄貴とは関係ねえってずっと言ってきてる。
留置所でよく考えてみたら…。
俺はあのメモや電話にずっと惑わされてたんだよ。
メモや電話?警察ではその話は…。
だから留置所で気づいたって言ってんだろうが!根本さん興奮せずお話しください。
教えてくれる奴がいたんだよ兄貴とユカリの関係を。
あと裏で兄貴が俺の事をマヌケ呼ばわりしてるとか俺が稼いだ金を相当抜いてるとか…。
俺はあのケチの使いっぱだから1万ぽっきりしかもらってねえよ。
誰がそのメモや電話を?今調べさせてるがわからねえ。
悪い奴は悪い奴同士の足の引っ張り合いがあるからな。
俺はその罠に見事にはまったってわけだ。
バカだよ…。
ほんとバカだよ…。
(井森)川喜多次の被疑者を。
(夏帆)はい。
(夏帆)検事次の被疑者を呼んで…。
(井森)川喜多!ダブルブロックスタンバイ!
(夏帆)ラジャ!根本逮捕は宇田川という通行人の目撃供述が決め手になった。
宇田川はたまたま通りかかった現場の雑居ビルの表でパチンコ店で見かけた事のある根本が慌てふためいて飛び出してくるのを目撃した。
善良な市民による通報が事件解決に結びついた好例です。
市民社会の成熟が伺えますね検事。
果たして善良な市民かしら?目撃者宇田川信吉の住所は北山区。
現場と距離にしておよそ7キロ離れてる。
なぜここを通りかかったかは…供述してない。
川喜多…。
はい。
ダブルブロック解除。
ラジャ。
ロックオフ。
すみません。
あのこちらに宇田川さんっていう方いらっしゃいますか?
(チャイム)宇田川信吉さんですね?あの…この前の事件の事で少しお話を。
俺警察でみんな…。
追加でほんの少しだけ。
ちょっとお邪魔しても…。
(宇田川)ダメダメ。
今行くから。
(宇田川)なんであの辺行ったかなんて忘れたよ。
俺京都の狭い道ウロウロするの好きなんだよ。
いきなりうまそうな食い物屋があったり古い経師屋があったり仏像が並べて置いてあったり…。
宇田川さんご出身はどちら?え?どこだっていいじゃない。
ブラブラしてたらたまに行くパチンコで見かける男と出くわしそれがしかも殺人犯で…って恐ろしい偶然だと思いません?どう思おうと勝手だけど実際そうだったから。
俺は善良な市民の務めとしてわざわざ警察まで出向いて知らせたわけだし…。
やっぱり善良な市民ですか…。
もういいですか?あっすみません割り勘で。
マスター割り勘だから。
宇田川さん領収書書こうか?北山区役所宛ての。
いらないよ。
フッフフ…。
なんですか?今の北山区役所宛ての領収書って。
冗談だよ。
あいつら区役所におんぶに抱っこだから。
おんぶに抱っこ?あんた宇田川たちの事知らないの?え?
(男性)明智ハイツ?ええこちらで扱ってる物件だと伺ったもので…。
ええ。
ああどうも…。
あっ…。
うちはなんにも悪い事してませんよ。
貸してくれって言うから部屋貸してるだけで。
いえちょっとお話を伺いたくて…。
ああ…。
明智ハイツの住民は大半は生活保護を受けておりその入居の段取りをしたのは赤松と根本のようです。
2人はいわゆる貧困ビジネスに関わっていた。
ヤミ金の債務者に生活保護を申請させ同じ場所に住まわせその上前をはね返済に充てさせる。
不動産屋も確実に家賃が入るから大喜びで部屋を貸す。
(高原純之介)被疑者の根本徹を通報した宇田川という目撃者も明智ハイツの住民か?生活保護を受けてます。
一切供述してませんが以前から金を借りており根本はもちろん赤松とも面識があったようです。
パチンコ屋で見かけた顔だと言ったのは生活保護を受けてるのを知られたくなかったからか…。
しかし今生活保護の申請窓口はハードルが高くなってると聞いてるが…。
連中の考える事です。
何か抜け道があるに違いありません。
うん…あやちゃん。
ん?君は赤松殺害事件の捜査検事だ。
わかってるだろうが彼らが関わったビジネスのからくりを暴くのが仕事じゃないぞ。
もちろんわかってます部長。
わかっとらんわかっとらん!長い付き合いだ。
顔見りゃわかるよ。
鼻の穴が膨らんでるぞ。
宇田川さん?宇田川さん鶴丸です。
お邪魔しますよ。
(佐々木美津江)お邪魔します宇田川さん。
どうも。
(美津江)あっあら…。
あ…あなた宇田川さんの…?いえ私地検の鶴丸と言います。
宇田川さん何か?いえ…。
あなたは…?あっあの…わたくし宇田川さん担当のケースワーカーで…。
(足音)宇田川さん…。
変わりない?あ…ねえこの間も言ったけど少しは片付けたら?それにあのこの臭い…。
あっちこっち体が痛くて片付けられないんだよ。
(美津江)だってコンビニに行く元気あるんでしょ?検事さんなんの用ですか?赤松と根本とあなたの関係わかりました。
だから?もう宇田川さんの部屋いつも腐った魚とかものすごい臭いで…。
今朝訪ねた時は臭わなかった。
もしかしてケースワーカーさんが訪問する時だけああしてるんじゃ…。
あの人お皿にこぼれたコーヒーをおしぼりできれいに拭き取るんですよ。
は?そんな人があんな部屋に住んでるなんて…何かある。
これ主婦の勘ですけど!なんですか?それ。
あの…赤松ファイナンスの赤松とか根本とかご存じありませんか?宇田川さんの生活保護費の不正受給に手を貸してたようで…。
不正受給なんてありませんよ!そんな人たちも知りません!見たとこ宇田川さんなんてまだまだ十分働けそうなのに…。
例え本人が働きたくても今は…。
でもそれは本人の心掛け次第じゃ…。
検事さん…。
みんな検事さんみたいに心も体も健全で前向きで一生懸命の人ばかりじゃないんです。
能力だってさまざま。
体悪くて動けなくて健常者の世話になってる人ばかりが弱者じゃない。
実は宇田川さんたちみたいな人が一番難しいんですよ。
これサービスね!ありがとう!すいませんどうも〜!
(桜井麗子)ちょっと就活うまくいかなかったからってさうちの甥っ子もうめっちゃくちゃへこんでるの。
(吉川香織)働け働けまだ若いねんから!
(漆原さやか)そやそや!働かざる者食うべからずや!そんな単純なもんじゃないと思うけどね。
(麗子)私の若い頃はさバイト2つも3つも掛け持ちして朝から晩まで働いた。
私なんか39度近く熱あっても会社行ってたで。
偉い!OLの鑑や。
(柿野たまこ)時代が違いますよ。
そう。
甥御さんそれ以上責めないであげてほしいな。
ハァ私も同感…。
私らもう若くない?時代遅れのババア?もう棺桶に片足突っ込んでるかも…。
(3人)ごちそうさま。
アハハハハハ…。
(ため息)ババアたくまし…。
(宇田川)金はないけど野垂れ死にはいやだ。
しかしホームレスにはなりたくない。
だったら生活保護申請するしかないでしょ。
来月になったらまとまった金が入るので…。
つまらん言い訳はするな!あんたさ赤松の兄貴が死んだからって借金棒引きっていうのは甘くねえか?俺が兄貴の跡引き継いだんだから金払うなり生活保護受けて返すなり…。
(物音)よく考えて改めてな!
(ユカリ)追いかけて!待てこらー!宇田川!
(男性)待てこらー!
(男性)待たんかいこら!
(宇田川)痛い痛い痛い…!あんたなんで痛い目に遭わされるかわかる?徹と私の仲ぶち壊して徹に臭い飯食わせるように仕向けたのあんたでしょ?なんの話か全く…。
ふざけんなよ!
(宇田川)痛っ!おまけに赤松さんの事務所から何盗んだの?赤松さんの上の人間も怒り狂ってるわよ!何も知りません。
とぼけてるんじゃねえよこら!盗んだもん返せこら!警察だ!パトカーも来るで!
(ユカリ)行こう。
ヘヘヘヘ…。
(溝口)ハハハ…追っ払ってやったぞ。
ヘヘヘヘ…。
おーい。
おい。
俺にも一枚かませろよ。
なんだ?お前。
あっ!やっと会えた。
あれから何度も来た…。
どうしたんですか?ここ…。
俺にまだ何か?根本徹起訴しました。
捜査にご協力頂いたんでご報告を…。
そうですかじゃあ…。
待って!ねえ食事どう?私まだだから付き合ってくれると…。
うん。
なかなかいける。
よく来るんですか?役所で…金が出てすぐはここで。
金使うとあとは本当悲惨な食事で。
ふーん…使うって何に?パチンコ競輪競馬。
たまにボート。
お金そんな遊びに使っていいの?ストレスたまるからこの生活。
じゃあ1か月もたないでしょお金。
仕事もらいに行ってそれで食いつないで…。
死んだ赤松さんに?大体…。
どんな仕事?言ったら捕まっちゃうよ。
フフフ…。
フフフ…。
私宇田川さん今の生活全然気に入ってないと思う。
あんな部屋に住んで…きれい好きでしょ?宇田川さんてさ昔大金動かしてたんじゃない?身だしなみとか見ててそう思う。
(宇田川)バブルの頃はね私映画作ってたんですよ。
へえー!
(宇田川)と言っても検事さんなんかが見るようなやつじゃなくてちょっとエッチなやつ。
映画の…。
プロデューサー?サイパンに別荘買ってそこに女の子を連れてって撮影を…。
よく働いたなあ。
よく食って飲んでよく笑ったあの頃は…。
また作りたい?そりゃあ…。
今度は監督だな。
どんな映画?これまでの自分の事かな?もうシナリオ出来てます。
あらすごい!本格的ね。
ただいま。
(友子)おかえりなさい。
ラタトゥイユ作ったんです。
今温めます。
ごめん。
食事済ませた。
勉強続けて。
明日頂くね。
ああ美味しそう。
あやさん。
ん?父に会う事あります?うん。
あるけど…。
メールやめてって言ってもらえます?1日に二度も三度も…。
言っとく。
でもね友ちゃん。
そろそろお父さんと会って話さないとね。
お寺に帰らずここにいる理由を…。
そしたらそれもついでに言っといてください。
ええ!?聞こうじゃねえかよ!お父さんがお寺を継げ継げってうるさく言うから近寄りたくないそうよお父さんにもお寺にも。
親父がいなくなったら俺が継ぐ。
ね?俺がいなくなったら友子が継ぐ。
当たり前だろ?友ちゃんは当たり前だなんて思ってないわ!アメリカに何度もその事手紙で書いて寄こして…。
帰って来たってメールでぐだぐだぐだぐだ…。
もう当たり前じゃねえかよお前。
一時親父の具合が悪くなってなそしたら次の次の事まで考えておくのが残された者の務めだろうが。
その考えを改めない限りまあ友ちゃんはお寺には戻らないわね。
そしたらうちのお寺どうなるのよ?まあさご住職も成増さんも長生きしそうなタイプだから。
ね?その間に友ちゃんの考えが変わるのを祈るしかないわね。
祈りませんよ!うちはお寺だから拝むんです!じゃあ拝みなさい!ああ。
(携帯電話)あ平林?お前ようちの娘と結婚しねえか?は?おめえが坊主になるって言うんならよくれてやってもいいんだぞうちの娘。
いやいやいや…へ?何バカ言ってんのよ!あ?なんだって?宇田川信吉…?いや知らねえな。
もしもし平林?宇田川信吉さんが何したって?ああー…お疲れさまです。
いや大した事件じゃないんですよ。
その宇田川と同じマンションの住人が揉めてるところを通りかかった警官が止めた。
それだけです。
(平林)交番で厳重注意して帰したって聞いたので一応警部補にと思って。
ケンカの原因は何?ケガの具合は?ケガは大した事ないみたいですよ。
原因は知りません。
ありがとう。
おおっ。
おい鶴丸さんよ。
え?もう赤松の事件は起訴したんだろ?いつまでもかかわってるとろくな事がねえぞ。
ありがとう貴重な忠告。
でもこれやらなきゃ鶴丸が鶴丸でなくなる!鶴丸が鶴丸じゃなくなる?何言ってんだおばさんが…。
(チャイム)地検の鶴丸…。
宇田川さんと取っ組み合いしたのってあなたですか?何か?宇田川さんお留守のようですけどどこ行ったか…?教えましょうか?お巡りさんたくさん連れてった方がいいですよ。
あいつ…悪事働いてますから。
(宇田川)本日はどのようなご相談ですか?
(男性)半年前仕事をクビに…。
(男性)半年前…仕事を…クビになって…。
(宇田川)一度の返答は短く。
1つだけ。
蓄えなどはないのですか?
(男性)全くありません。
この3日間何も食べてません。
ありません…。
3日間…食ってません。
おっさん正確に覚えろ!
(男性)はい。
すいません。
(宇田川)今お手持ちの現金は?あんた誰にここを…?30分休憩。
時間になったら戻ってこいよ。
宇田川さんも赤松たちに同じ様に仕込まれたのね。
俺は良心的にやるつもりですよ。
赤松たちは5割だったが俺は4割しかはねない。
やっぱり苦労を知ってますから。
共食いだけどね。
あなた自分のしてる事がわかってるの?ヤミ金のマネをして良心的だなんて…。
赤松たちの事あまり悪く言わないでくださいよ。
あいつらのおかげで救われた人間が大勢いるんだから。
区役所もNPOの連中も相手にしない俺たちを赤松は助けてくれたんだから…。
宇田川さんあなた自分を見失ってる!ケースワーカーの訪問日に腐った魚や生ゴミを用意して追い返せって…。
赤松たちから教わったかもしれないけど…。
でもその日だけならともかくいつもあなたの部屋はゴミ屋敷!コーヒーの滴や口の周りの汚れをナプキンで気にするあなたは完全に麻痺し…堕落してる。
うるせえ!お前に何がわかる。
俺はもうこんな事でしか生きられねえ。
そんな事ない!生きられないって勝手に思い込んでるだけよ!赤松たちに楽な逃げ道を教えられて…俺の人生もうこれでいいんだって無様に投げ出しただけ!帰れ。
帰ってくれ!
(男性)手帳を宇田川から預かったろ?出せ!知らない!お前に預けたってあいつが言ってんだよ!やめなさい!放して!やめなさい!放して!やめなさい!やめて!やめて!「だから云ったじゃないの」「港の酒場へ」「飲みにくる」「男なんかの云うことを」「バカネ」やめて…。
下手くそな歌。
頭に響く…。
はいお見舞い。
3人強盗致傷で引っ張ったぞ。
赤松ファイナンスの残党だ。
彼ら…何がご所望だったの?宇田川が事務所から盗んだ赤松の顧客名簿と債務者リスト。
それと赤松考案の生活保護申請マニュアル。
これは窓口で偽装とバレてもう通用しない。
宇田川さんは?あんたに預けたなんて嘘ついて逃れようなんて太え野郎だ。
なんとか無事で…よかった…。
宇田川さん…?
(宇田川)この度は…。
あなた無事なの?まだ追われてるの?連中の欲しいものは事務所に放り込んで返しました。
事件が済んだのに検事さんにずっとつきまとわれて…。
鬱陶しかったですが…反面嬉しかったです。
それが言いたくて。
宇田川さんどこへ?サイパンの別荘行ってのんびりしたいけど…。
とうの昔に人手に渡ってるしサイパンどころか淡路島まで行く金もない。
サイパンの別荘のテラスでデッキチェアに座ってビール飲みながら…。
沈む夕日を眺めるのって最高でした。
宇田川さん…。
(ドアが開く音)宇田川さん…。
(ドアが閉まる音)
(鐘)うるせえな全く!お父さん!おじいちゃん!おはよう!親父空耳か?
(成増清一)わしはそんな年とっておらんわい!友子?友子が帰ってきたんだ!友子!
(鐘)
(清一)友ちゃん!おお友子!いいぞもっと突け!いい音だうん!荷物取りにきただけだから。
お前朝飯まだだろ?な?朝飯食べたあとによ話し合おう!話す事なんかないから!友子!おい!おはよう!
(ため息)遅い!井森川喜多!人の遅刻はブチブチ言うくせに…。
検事!?おはようございます。
おはようございます。
静粛に!
おしゃべりあるき目です
今日は板尾創路さんと一緒に2015/10/13(火) 09:55〜10:53
ABCテレビ1
京都地検の女9[再][字]

事件解決のカギは、“主婦の勘”!!
ヤミ金業者殺人事件発生!騙された犯罪者!?
あやの身に危機が迫る!!
事件の奥に潜む真実を解き明かすミステリー

詳細情報
◇番組内容
ヤミ金融業者が殺され、犯行を認めた弟分が送致されてきた!だが、その弟分が「ハメられた!」と言い出す。逮捕の決め手となった通報者に疑惑を抱いたあやは、やがて事件の背後に潜む“貧困ビジネス”の存在を知り…!?なんとあやの身にも危険が迫る事態が起きるが…!?
◇出演者
名取裕子、寺島進、前田亜季、片岡信和、久保田磨希、大杉漣、蟹江敬三

【ゲスト】
北見敏之、深水三章、山崎裕太 、大和田美帆

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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