一年近く、だいぶ前の話し。
普段会う機会のない本社の人と、同僚と合わせて三人でランチを取る機会があった。
立場的には相手が一回り以上年長で、自分は20代後半で若くはないけど相手からしたら青二才、小娘といった感じだったと思う。
その本社の人に住まいを聞かれたので、神奈川県の横浜です。と答えた。
すると鼻で笑うというか、クスリというのがピッタリの笑い方をされたので、神奈川県とわざわざ付けたのがそんなにおかしかったかなあ?とその時は考えた。
政令指定都市のため、小学校で習った住所の書き方は横浜からで良いという教えや、東京に通い出すようになってから神奈川県より横浜の方が通じやすく会話が成立し易いので横浜の隅の方と答えるか最寄駅を答えるか長らくしてきたけれど、横浜と端的に答えると嫌味に受け取る人がいると聴いたので、なんとなく上に書いた通り答える事が増えていた。
神奈川県全体が好きであちこちドライブやツーリングしまくってる身としては横浜以外を見下してる扱いは正直いただけないので。
流れで相手に出身地を聴いたら、正確な場所はもう忘れてしまったけど、確か都内の有名な地名をあげてて生まれも育ちも都内と言っていた気がする。
ふと、今になって思い出して、あれは横浜なんて田舎からわざらざ通勤してる私を鼻で笑ったのではと、今更ながら下衆の勘繰りをしてしまったのだ。
「都内が生まれ育ちなんていいですね。」と言ったら満足そうな表情のあと、別の話題になったのでやっぱりそうなのかな。
確かに巷でよく言われる、広すぎる横浜の片隅にあって浜じゃなくて山なところに住んでるし、間違いなく都内の人からしたら田舎の自覚はあるけど、あの時の失笑が揶揄したものなら悲しい。
関係ないけど先祖代々の墓地は都内にある。かつては目黒で呉服屋をやってたけど、空襲で焼けて一家離散。生き延びた父方の祖母は鎌倉市に移り住んだそうだ。
ちなみに、母方は祖父母の代で横浜に移り住んだらしく、祖父は宮城、祖母は兵庫でさらに言うと曾祖父母は茨城の地主の家の生まれだったらしい。
私は多分一生横浜に住み続けるし、婚約者も横浜に住みたいと言ってるのでそうなるだろう。
出ても多分神奈川県内かと思われる。
うん、何が言いたいかわからなくなってきたけど、自分のルーツを知ったのが比較的最近で、それを考えてるうちにあの本社の男は私の何が滑稽だったのかなあとモヤモヤした気分になったので吐き出させていただきました。
本社の人と関わりがほとんどないし、多分あの人には二度と会わない気がするのと、会っても名前も顔も覚えてないから、真相なんて多分一生探れないのだろうな。
今は結局、住まいを聴かれると横浜と答えるか最寄駅を答えるという方法に戻した。
ステレオタイプ面倒くさいと何処かで思ってるのかもしれない。
ヒトは、自分より下の立場を見つけて安心したい存在だからね。
家柄は私の方が確実に上なのに 東京生まれ東京育ち程度のことを鼻にかけやがって腐れ平民じじいが、って話?