サラメシ 2015.10.12


秋の行楽シーズン。
お弁当持ってどこ行こうかな〜って…えっ明日も会社?ですよね〜。
こんばんは中井貴一です。
にしてもすごい数。
天むすののりも一つ一つ手作業で。
聞けばこちらの工場では一日におよそ1万5,000食もの弁当を作っているんだとか。
手がける弁当はおよそ100種類。
詰めるおかずも工場内の厨房で手作りしています。
手間ひまかけて作った弁当そのほとんどが羽田空港へ。
サラリーマンの出張のお供駅弁ならぬ空弁。
皆さんも食べた事ありますよね。
という訳で今回の「サラメシ」は空弁の商品開発を手がけている男たちの話から。
空弁の製造販売で国内トップシェアというこちらの会社。
およそ100人いるスタッフのうち空弁の開発を行っているのは123…僅か3人。
お邪魔したのは8月。
秋冬に向けた9種類の空弁を試作していました。
有名店とのコラボ弁当や期間限定の企画商品など3人それぞれに担当している空弁があるんだとか。
以前はコンビニでやはり弁当の開発に携わっていたという…今担当しているのはヘルシー志向の女性や外国人観光客をターゲットにした空弁。
へえ〜ベジタリアン用の空弁?メインは肉の食感に近いといわれる大豆ミートにレンコンを混ぜた肉団子風。
空港で食べる人機内に持ち込む人更には出張先でと食べる時間も場所もさまざま。
聞けば空弁をお土産にする人も結構多いんですって。
なので長時間安心安全に食べられるよう加熱する時間や使える食材などが厳密に決められているそうです。
その条件を全てクリアしおいしい形を弁当に詰め込むのが彼らの仕事。
確かにちょっと黒い…ですかね〜。
味はもちろん見た目も大事。
こちらは開発室に配属されてまだ1年という…以前は学校給食の調理をしていました。
担当している東北復興弁当は福島県のレストランとのコラボ商品。
「地元産の青ネギを入れたい」という注文とただいま格闘中。
わっ三度目の正直なるか?味だけでなく商品化されたあとの大量調理の方法を探るのも大事な役目なんです。
有名和食店が監修する懐石料理弁当を担当しているのは…オーナーシェフとの打ち合わせを何度も重ね3か月かかってやっと最終チェックまでこぎ着けました。
確かにね〜お店で出してるような新鮮な刺身を弁当に…とはいきませんもんね。
でも弁当という世界で店の味を再現する。
それがプロの開発者の腕の見せどころ。
おっ?ネギのかき揚げの壷屋さん。
冷却器で20分ほど休ませたそうですが…。
ん?高さ?1個ずつ揚げると大変なので一気に揚げて切り分ける!という作戦だったんですが…はいボロッボロ。
壷屋さん言われてます。
三度目の正直ならず。
失敗しても腹は減る!さあ開発室の皆さんもランチタイム。
(一同)頂きます。
これが空弁開発室の皆さんのサラメシ。
もうお分かりだと思いますがこれさっき作っていた試作品の数々。
何だかランチビュッフェみたいで羨ましい〜。
でもほとんど毎日この試作品がランチなんだとか。
壷屋さんまずは先輩田さんが作った大豆の肉団子風から。
結構はっきり言いますね。
ランチタイムは互いに試作品を食べ合い意見交換する大切な時間。
硬いよね。
硬い。
ああ〜サクッを通り越して硬くなっちゃったか…。
あの…せめてねランチの時ぐらいはレンジでチンしたら…なんて思っちゃいますがお客さんが口にする冷たい状態で試食しなくては意味がないんですって。
失敗しても成功してもまずは自分たちで食べる。
ランチを食べてほっと一息…といきたいところですがこの日は火曜日。
新商品開発会議がありました。
週に1度こうして試作中の空弁を社長や重役がそろってチェック。
まずは田さん担当の…黒〜くなってしまった大豆の肉団子風がちょっと気になるところ。
社長さんの反応は?ちょっと黒い…。
黒ですよね。
わあ興味あるって田さん。
いい感じ!続いてネギのかき揚げが入った…あらららららら…冷めたら水分が出てしまいちょっとベチャっと…。
アドバイスはしっかりメモ。
来週までに揚げ具合を再調整です。
最後は3か月の開発期間を経てこの日が発売前の最終チェック。
石川さんの懐石弁当。
推しですか?監修元から既にお墨付きをもらっているため自信満々!お疲れさまでした。
(一同)ありがとうございました。
商品開発は日々試作の積み重ね。
次の火曜日にはもっとよいものに仕上げたい。
ちなみに1つの空弁を完成させるまで長い時では半年かかる事も。
うまい空弁の陰に開発者の苦労あり!皆さんごちそうさまでした。
続いては都内のガス会社にお勤めのサラリーマン村田行麿さんのお話です。
村田さんはこちらの会社のエンジニア。
この日は海外出張の準備の真っ最中でした。
ほう…予定ビッシリですね。
(取材者)えっ村田さん出張…。
そんなに多くはないと思うんですけど…いや実はね海外出張に行くサラリーマンが現地でどんなサラメシを食べるのかってちょっと気になってたんですよね〜。
という訳で今回は村田さんに教えてもらっちゃいます。
果たして何を食べるのか!きた〜!ついに「サラメシ」海外ロケ〜!はい残念。
まあそこは大人の事情がいろいろあるらしいんですよ。
という訳でカメラを渡して写真を撮ってきて頂く事に。
今回の出張はですね…村田さんの会社が今力を入れているというのがこちら。
ガスを使って発電し更には蒸気のエネルギーも効率よく使えるという次世代型の装置だそうで実は村田さんがこの装置の開発者。
この装置を作るための協力企業が今回の出張先。
で村田さん海外出張へ行くにあたり何やら気になる事があるようで…。
(取材者)機材がどうだとかって話になる可能性も…。
技術的な話の方がですね…ちょっと私たちも緊張する出張であります。
ちなみに同行するメンバーは全員村田さんよりポジションが上の先輩。
今回の出張ではいわゆるかばん持ちも兼任。
上司の写真入り資料も自ら作ったそうです。
さあという事で出発当日。
そうそうこれこれこれ。
スーツケースを手にしたビジネスマン空港でよく見かけますよね〜。
で私ね「サラメシ」やってるとこんな時にふと思う訳ですよ。
出張って事はサラメシあるよな〜。
どんなものなのかな〜って。
厚かましいんですがお仕事に支障のない範囲で村田さんよろしくお願いしますね〜!村田さん一行の今回の出張はドイツのフランクフルトからマンハイムへ。
そしてフィンランドのヴァーサからヘルシンキへ。
6日間の強行軍です。
そして帰国当日スタッフ待ち伏せ。
YOUは何を食べてきたのか?聞けば村田さん空港からその足で会社に戻るそうです。
会社に着いたらちょうどお昼どき。
という訳で帰国直後のサラメシにご一緒させてもらいました。
あっやっぱりメニューはそれですよね〜。
分かるな〜ラーメン。
海外から戻ると無性にラーメンって食べたくなるんですよね。
で村田さん出張の方はどうだったんでしょうかね?早速なんですけど…では拝見しましょう。
村田さん海外出張初日のサラメシです。
機内食…あっそりゃそうだ。
フライト時間が12時間ですからね。
最初のサラメシは確かにこうなりますよね。
でこちらはドイツ到着後のビジネスランチ。
村田さんが選んだのはヘルシーなサラダランチ。
結構軽めですね〜と思ったら…。
実は前日の夕食がソーセージにカツレツ。
それに合わせてビールに各種ワインと皆さんちょっと食べ過ぎ飲み過ぎだったそうです。
続くフィンランドのヴァーサではビュッフェスタイルのサラメシ。
鶏肉とポテトマッシュルームの煮込みが絶品だったんだとか。
本当にこれはおいしいなと思ったのはですね…真ん中にいるのがそのシェフらしいのですが…。
何だかこれもはやもうサラメシの域超えてるでしょう。
ビジネスの話だけではなくプライベートの話もすればより分かり合える。
でもこういう席での話題選びってなかなか難しそうですよね〜。
事前にこういう話しようとか仕込んでいったりするんですか?黒田バズーカがとか…。
しどろもどろになって…。
ほかの人にも助けを目で求めたんですけど…。
でもそれってもしかすると…何でもメールや電話で済ませるんじゃなくて日本でも大事な事はやっぱ会って話さないと駄目かなって。
なるほどね〜。
海外行っても働く大人は腹が減る。
だから一緒にビジネスランチ。
村田さん厚かましいお願いにも応えて下さって本当にありがとうございました。
皆さんの周りに今度海外出張行くって方いらっしゃいませんか?是非紹介して下さい。
続いては皆さんからのランチの物語をご紹介。
まずは千葉県にお住まいのあんみかんさんから。
タイトルは…えっと…「実家の建築会社で働く夫のため毎日お弁当を手作りしています。
ある日のランチ時携帯にこんな写真が届きました。
『食欲ないから残すね』の意味かと思ったんですが…」。
あらっ違ったんですか?食べかけじゃないですか。
どうしました?えっ?端にある白い…まさか…まさか!?「なんと弁当箱の中にお箸を入れたままごはんを詰めてしまいました。
ビックリです」。
いやいやいやいや…食べてる方がビックリですよ。
でもここまでどうやって食べたの?手づかみ?これ。
実はあんみかんさんうっかり者でよくお箸を入れ忘れるため夫ワタルさんは仕事用のトラックに割り箸をたくさんストックしてるんですって。
さすがよく分かってらっしゃる。
いい夫婦!変わっては福ちゃんさん。
男性の方から頂いた「初めてのお弁当!」。
あら初めてにしてはお上手。
でもこれ失敗作なんですって。
「妻の分と自分の分初めてお弁当を作りました。
張り切り過ぎておかずだらけ。
ごはんが入らない」。
えっ?これ2段弁当って訳じゃないんですか?ふだん料理はするけど弁当は初めてという福ちゃんさん。
前日に作ったおかずをきれいに詰めて出来上がりと思ったらごはんを入れるスペースがない。
だからこれは失敗作なんだとか。
「でも妻は『おかずが多い』と大喜び。
全く気に留めていない妻を見てお弁当ってこれでもいいのかと思いました」。
そう!お弁当にルールなんてありません!あっ念のためにお伝えしますけど先にごはん詰めておくってどうでしょう。
皆さんからの投稿もお待ちしています。
あの人も昼を食べた。
無名の役者だった彼が京都に妻と子どもを残して上京したのは35歳の時。
役者としての飛躍を決意したたった一人の東京生活で足しげく通ったのは東池袋のラーメン店。
俳優川谷拓三。
時代劇から学園ものまで幅広く真骨頂の仁きょう映画では体当たりの演技で役者仲間からも一目置かれた。
ラーメンの命スープはさば節と煮干しをたっぷりと。
更にひき肉丸鶏ショウガタマネギ…。
数十種類の食材を5時間かけて煮込んだら店が厳選した3種類のしょうゆと合わせる。
それをまとうのは滑らかな喉越しの自家製麺。
大のラーメン好きだった男はこの濃厚な一杯に魅せられた。
時に長い行列にも並んで…。
訪れる度最後の一滴まで平らげたという。
あの人懐っこい笑顔を浮かべて…。
お使いに行くじゃないですけど…行列免除の持ち帰り専用ボトル。
それは常連の証し。
しかし川谷はそれでも列に並び店で食べる事を好んだ。
カウンター越し初代店主との会話を求めて。
気心知れた店主と語らいながらの一杯が東京で一人戦う男をどれだけ勇気づけた事だろう。
個性派俳優として地位を確立し7年越しで家族を呼び寄せたそのあとも彼のそばにはずっとこのラーメンがあった。
これが川谷拓三が愛した昼ごはん。
ごちそうさまでした。
今日もお相手は中井貴一でした。
2015/10/12(月) 22:55〜23:20
NHK総合1・神戸
サラメシ[字]

「空弁」新商品開発スタッフたちのランチは、毎日試作弁当を食しての意見交換。▽海外出張に行くサラリーマンは出張先で何を食べる!?▽俳優・川谷拓三が愛した中華そば。

詳細情報
番組内容
羽田空港でシェアトップの「空弁」製造会社。新商品開発スタッフ3人のランチは、毎日試作弁当を食べて、互いに意見交換するランチ。冷たい状態で試食しないと意味がないので、暖かい昼ごはんにあこがれるそうです。▽海外出張に行くサラリーマンは出張先で何を食べるのか!?先日ドイツ・フィンランドに出張してきた方にご協力いただき、出張サラメシの数々をご紹介。▽俳優・川谷拓三が愛した中華そば。
出演者
【語り】中井貴一

ジャンル :
バラエティ – 料理バラエティ
情報/ワイドショー – グルメ・料理
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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