生字幕放送でお伝えします
大都会・横浜のど真ん中鶴見区。
住宅や工場が密集する中に15万坪という広大な敷地を持つお寺があります。
豊かな緑の中立派な建物が並んでいますよ。
きょうの「ひるブラ」。
この広い広い、お寺からですね。
私たちが今、来ているのは横浜・鶴見にあります總持寺
(そうじじ)というお寺です。
曹洞宗、全国に800万もの檀家さんを持っているといわれていますがその大本山ですね。
篠原さん。
はい、こんにちは。
寺ガールの篠原ともえです。
お寺さん、大好きなんです。
御朱印集めたりですとか。
よくプライベートでも行ってるんですけど私、行ったことないのでご一緒に拝観させていただくの楽しみにしています。
ちょうどよかったですよ。
たっぷりと楽しんでもらいましょうね。
ここ、總持寺は全国有数の、禅の修行道場でございます。
今も、200人もの僧侶の皆さんが今、まさに修行中なんでございます。
しかも、この時期ちょうど、50年に一度という貴重な貴重な大法要の真っ最中ですので私たちの生活にもつながっている禅の世界の奥深さをたっぷり、お伝えします。
篠原さん僕この格好させてもらいましたわ。
似合ってますよ!ご住職っぽいですよ。
ほれてまうやろ〜。
いただきました。
そんな僕がちょっと、修業体験一部体験させていただこうと思いますのでご紹介させてください。
チャンさんは修行の一端を体験されるということで50年に一度の貴重な法要をご紹介いたします。
この法要は驚くのはまず規模の大きさなんですね。
その舞台となっているのがこちらです。
大きいでしょう。
總持寺で一番大きな建物です。
大祖堂といいますがひときわ大きいな緑の屋根。
遠くからでもよく目立つんです。
その大きさ、幅54m奥行き47m高さは36mですね。
完成したのが今からちょうど50年前なんですがあまりの大きさに計画から完成までに半世紀以上かかったという建物です。
曹洞宗の発展を支えた偉大な先人たちを祭っています。
皆さんの思いでこうして形になって手を合わさせていただくの光栄ですね。
半世紀以上かけて造られた、この建物中はどうなっているかというと中も壮大な空間なんですね。
ずいぶん広いですね。
畳がたくさん敷き詰められていますね。
これ、通称千畳敷といいまして文字どおり、畳1000枚が敷かれているんですね。
この場所がまさに50年に一度の大法要の舞台となっているんです。
大勢の僧侶の方が集まっていますね。
その数なんと200人に上ります。
總持寺では先週水曜日から峨山禅師大遠忌
(がさんぜんじだいおんき)という50年に一度の大法要が行われています。
曹洞宗の発展に大きな役割を果たした室町時代の高僧峨山禅師をたたえるため、こうした法要が2週間にわたって続きます。
全国から僧侶が集まりその数、延べ3000人。
堂内は荘厳な空気に包まれます。
この法要きょうも行われています。
きょうも午後1時を過ぎてから法要が次々に執り行われますが今、ちょうど昼休み中ということで奥まで見ることができるのでぎりぎり入ってみましょうか。
一般の方も入ることできるんですか?
一般の方も拝観できるんです。
きらびやかな装飾を見てください。
天蓋というんですが法要のために金ぱくお化粧直ししたということで。
それだけ、特別な法要なんですね。
この法要を取りしきってらっしゃいます老師の山口正章さんです。
これだけの法要に参加するというのはどういうお気持ちなんですか?
全国から選ばれてくる大変な感激でもあり栄誉なことになるかと思います。
これだけの大規模な法要ですから欠かせない道具があるんです。
巨大な木魚なんですね。
ドンドンという音がする。
私たち、奥のほうまでは行けないんですが特別にたたく道具を…。
重いんですがちょっと片手だと…。
大体5〜6kgはあるかなと。
先端の部分も私の顔よりも大きいですか。
音も、お聞きいただきましたが空気の振動が体にじかに伝わってくるような。
(木魚)
こういった道具も法要を支えているということですかね。
なかなか簡単に見えますけども力もいりますしテクニックもいりますからこれもまた修行の一つだろうかと思います。
この大規模な法要今月20日まで行われるということです。
先ほど修行の一端を体験すると言っていたチャンさんですが準備はできたでしょうか。
こちら、チャンでございます。
非常に厳粛な場所に来ております。
こちらは、衆寮という建物なんです。
こちらで修行僧の皆さんが修行をされていたんですが今は、一般の方が坐禅体験をする場所になってます。
これ、坐禅のときに使う丸いお座布団ですか?
ご存じですか?
ちょっと楽チンになっちゃうんじゃないですか。
修行は厳しくないと。
長いですから、時間は。
200人もの若い僧侶の方たちがこちらで修行に励んでいるんですけどこちらに来ていただきましたのは今、まさに總持寺で修行中の僧侶さんでございます。
光地朋大さんでございます。
修行に入られて何年ぐらいなんでしょうか?
ことしで私4年目になります。
おいくつでらっしゃいますか。
私、26歳でございます。
後にはどちらに行かれるみたいなのってあったりするんですか?
私、出身が埼玉でして実家がお寺ですのでこちらの修行が終わったら実家に戻ります。
大体、どれくらい修行されるんですか?
中には長い人で7年もいられる方もいらっしゃるので人それぞれなんですけども。
もう大ベテランさんでございます。
早速こちらにお越しいただきます。
外足の左足からどうぞ中にお入りください。
本来の通り道とは違うんですがどうぞこちらにお越しいただきましてどうぞ、お立ちください。
こちらのスペースなんですけど畳一畳分の狭いスペースになっております。
実は修行僧一人分の生活空間がこの一畳分ということなんですよね。
座るときは半畳寝るときに一畳。
本当にこれだけのスペースが修行僧に与えられるということですね。
早速、上がらせてもらいたいんですが作法があるんですよね。
まず、この木の縁という部分なんですけどこれ、牀縁
(じょうえん)というんですけど手で触ったり足で踏んだりしてはいけないんです。
私が説明させていただきます。
どうぞ壁側を向いていただいて。
坐蒲を反対側に向けていただいて白いラベルを向こうに向けてください。
そして、少し牀縁のところまで引き寄せます。
合掌と一礼をいたします。
反対側を、右回りで向いていただきましてもう一度、合掌一礼。
これが、周りの方々へのごあいさつになります。
これから単に上がりますけども私は衣を、おけさを踏んではいけませんのでたくし上げます。
チャンさんはこの間にスリッパをお先に脱いでいただいて単の下にお入れください。
牀縁、踏んではいけませんよ。
坐蒲に腰掛けてそのまま、上がってください。
チャンさんが一畳狭かったかもしれませんね。
頑張ってください。
僕も踏みたくないんです…。
ちょっと踏んでます。
単に上がりましたら足を組んでください。
組みづらかったらあぐらでもかまいませんので。
そうしましたら、このような形で右手が下になりますね。
法界定印を組みます。
そしたら背筋をまっすぐ伸ばしてください。
チャンさん、いかがですか。
苦しそうですけど少し…。
背筋もきれいですよ。
僕も口呼吸でしか無理です。
これ、目はつぶってはいけないんですか?
目はつぶりません。
必ず目は開いていてください。
こういうふうにして修行をなさる…。
どんどん修行があるんですよね。
坐禅
(ざぜん)をするだとかここでお食事をすることもあります。
大変なんですよ。
こうして修行すると唯一楽しみなのが食事じゃないかなと思うんですけどとんでもございません。
總持寺では、食事作りも大切な修行の一つ。
修行僧の方々が交代して担当するんですね。
この方、ブラジル出身の修行僧なんですよ。
たまものでございます、修行の。
こうやって皮も残さずできるかぎり使い切って食べると。
食材への感謝の気持ちを大切にしてるんですね。
やはり精進料理なんですか?
そのとおりでございます。
出来上がった料理をいただく食事も、大事な修行なんです。
厳格な作法、ルールにのっとって行われるんですね。
そして、ごはんの一部をこのようにしてお供えするんですよ。
これも作法の一つなんです。
この日の昼食はごはん、そして、みそ汁お漬物など、まさに精進料理でございます。
もちろん、私語厳禁なんですね。
食材を真剣に味わうと。
食事をいただける、ありがたさに向き合いながら、いただきます。
なかなか難しいそして、厳しい世界なんですね。
特に最初なんかはそう感じますし私も最初の数か月では体重が一気に落ちまして痩せ細ってしまいまして。
ただ、今では周りの人たちのおかげでこの修行生活にもだんだんと慣れてまいりました。
感謝なんですね。
なんか聞こえてきました。
篠原さん。
まだまだ修行の時間続いていきますよ。
厳しい修行の日々を送っているのは光地さんだけではありません。
ここ、總持寺は各地から修行僧が集まっている場所なんですがちょっと聞いてみましょう。
どちらから?
北海道です。
新潟です。
熊本です。
イタリアから来てます。
全世界から修行僧が集まっていらっしゃるんですね。
これから、ご覧いただくのは總持寺ならではのダイナミックな修行なんですがその舞台が、こちら境内を東西に走る長い廊下、通称・百間廊下。
長さおよそ140m。
大法要関連の展示のために一部、幕で覆われていますが向こうに続いていくんですね。
すでに、ぴかぴかですね。
ふだん、掃除されてるから…。
これから、ご覧いただくのがこちらになるんです。
これがね、毎日の日課であるこの長い廊下をお掃除するんですよね。
生活のすべてが…。
掃除も修行でこれは曹洞宗、掃除も大事な修行の一つ。
そうやっていわれているんですよね。
身の回りをきれいにすることで心も落ち着いて仏の教えに向き合えると。
では、その掃除お願いします。
威勢のいい掛け声とともに走り出していきました。
あっという間に…。
すごい大変そう。
想像以上にすごいんですね。
僕も参加させてもらう!心もきれいにしたいと思います!いってきます!失礼します!
ちょっと、途中…。
段差が…。
ここ、段差あるのにぴょんって行きましたよ。
こうでしょ!ここ!どうやっていくんだ、これ!すげえよ!ここのとこが、すごい!速いわ…。
はい!はい!
コツというのはあるんですか。
コツと申しましてはやっぱり雑巾を八の字に持っていただいてけがしないようにが一番ですので。
あとは日々の鍛練の中で慣れていくというような形ですね。
日々の鍛練が大切なんですね…。
向こう側にある門のところまでお願いします。
チャンさんの掃除待ちすいません。
「ひるブラ」始まって以来じゃないでしょうか。
きれいになっていってますよ。
ぴかぴかです。
これが心でありますように。
門のところまでたどりつきました。
光地さん、いかがでしたか。
チャンさん本当にすばらしかったと思います。
最後まで、めげずに拭ききりましたのでお疲れさまでした。
頑張らせてもらいました。
自分の顔はびちょびちょですけど心はぴかぴかです。
やはりこの修行というのもたやすいものではないようですね篠原さん。
毎日行っていく継続することが大事かなとは思います。
篠原さん修業体験したことあるとおっしゃってますけど。
一度したことあるんですけどすっごく大変だったんです。
でも、終わったあとに心が清らかになった感触があったので生まれ変われるかもしれません。
続いて次に行きましょうか。
この50年の一度の法要に合わせて境内もにぎわっています。
奥にあるのがお寺の本堂です。
たくさんの方、いらっしゃいます。
スタッフさんが急げ、急げと言うんですがそんなもん、足笑ってるに決まってるやん。
急いでください。
ここ總持寺は鶴見のシンボルですね。
この法要に合わせて地域の人たち主催のイベントがこのあと、開かれます。
今月の17日、18日ですね。
こちら並んでるの分かりますか。
こうした竹灯籠これに明かりをともすイベントが地元の人たち、学生たち主催で行われるということですね。
夜も拝観できるんですか?
夜も飾られるということで。
何本も何本もあるんですよね。
こうした竹灯籠が4000から5000あるということです。
これ、学生さんだけじゃないんですよ。
かわいいですね。
總持寺応援団がいらっしゃるんです。
子どもたち、ありがとう!いっぱい作業してくれてるんです。
のぞいてみましょうか。
いろいろ描いてくれてるんです。
これ、何を描いてるの?すてきやね、これ。
猫を飼いたいから猫を描きました。
いっぱい、こうやって飾ってくれてるの?
こうしたLEDのランタンにこうした絵を貼り付けて飾るというイベントが行われています。
暑い中、ありがとうね。
そして、きょうはたくさんの僧侶の方。
山口老師、これだけ多くの人がこのイベント支えているんですね。
ありがとうございます。
いかがですか?
本当にみんなに来ていただける楽しい總持寺、明るい總持寺。
20日、18日鶴見の町の大遠忌、いろいろございます。
また、どうぞおいでくださいませ。
2015/10/12(月) 12:15〜12:39
NHK総合1・神戸
ひるブラ「總持寺・50年に一度の大法要!〜横浜市・鶴見区〜」[字]
横浜市にある曹洞宗の大本山・總持寺では、50年に一度の大法要が行われます。二百人を越す僧侶が一堂に会して唱えるお経や、修行僧の生活を通して禅の精神にふれます。
詳細情報
番組内容
【ゲスト】チャンカワイ,【コメンテーター】篠原ともえ,【司会】池野健 〜神奈川県横浜市鶴見区から中継〜
出演者
【ゲスト】チャンカワイ,【コメンテーター】篠原ともえ,【司会】池野健
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:12711(0x31A7)