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【芸能・社会】マッチ新曲は伊集院静の挑戦状 35周年シングル「大人の流儀」2015年10月15日 紙面から 今年デビュー35周年の近藤真彦(51)が、記念イヤーを締めくくるシングル「大人の流儀」を年内に発売する。作詞は、「ギンギラギンにさりげなく」「愚か者」などを手掛け、近藤の歌手人生になくてはならない存在の作家・伊集院静さん。12月の日本武道館公演で披露すべく鋭意制作中だが、近藤は「また一生歌っていける作品ができそう。『愚か者』みたいなインパクトのある曲になれば」と話し、早くも手応えは十分のようだ。 近藤は今年7月、35周年を記念するセルフカバーアルバム「三十五周年 近藤真彦×伊集院静=二十四曲」をリリースした。シングル、アルバム収録曲含め伊集院さん作詞の全24曲を一発録りで再レコーディングした意欲作。このアルバム制作と並行して、7年ぶりとなる伊集院さん作詞の新曲の構想が進められてきた。 「大人の流儀」は講談社から累計100万部発行されている伊集院さんのエッセー集のタイトル。いわば伊集院さんの“財産”だが、近藤はあえて、それを曲のタイトルに指定した。「伊集院さんが一番大事にしているテーマを俺に託してくれたことに感謝したい。35周年だし、51歳だから大人の曲をと、ダメもとでお願いしました。伊集院さんも『そうくるだろうな』ってわかってた感じだった」 今年7月、仙台での近藤のコンサートに伊集院さんが初めて訪れた。デビュー曲のB面「ホンモク・ラット」以来35年の付き合いだが、初めて“歌手・近藤真彦”を目の当たりにした伊集院さん。その夜、仙台の居酒屋で「ライブに行ってよかった。君は成長したよな。『大人の流儀』の(作詞の)ヒントになった」と話してくれたという。 歌詞の初稿が届いたのは先月末。「ぱっと聞くと男くさいんだけど、その裏の裏に女性がいるんですよ。女性を守りながら生きていく、それが俺の生き様なんだ−と。相変わらず伊集院さんの詞は奥が深い」と近藤はうなった。同時に「ここまで歌えるようになったかい?」という人生の先輩からの挑戦状のようにも感じたという。 発売日は未定。近藤は「もう発売日を先に決めて、逆算して曲を作る年齢じゃない。納得できるものを出したい。12月11、12日の武道館で披露するのがベストかな」と、焦らず妥協せず“大人の流儀”で新曲に向き合っている。 PR情報
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