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米ロ シリア空爆での衝突回避で協議
10月15日 11時33分

米ロ シリア空爆での衝突回避で協議
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内戦が続くシリアで、過激派組織IS=イスラミックステートを壊滅させるためとして、アメリカとロシアがそれぞれ空爆を実施するなか、両国の軍用機の衝突を避けるため、国防当局間の協議が行われ、アメリカ政府は合意を急ぎたい考えです。
シリアでは内戦が続くなか、アメリカ主導の有志連合がISに対する空爆を実施する一方、ロシアも空爆に乗り出し、両国の軍用機の偶発的な衝突が懸念されています。
この問題について、アメリカとロシアの国防当局は14日、テレビ会議を通じて3回目の協議を行って安全策などを話し合い、一定の進展があったということです。
シリアでは先週、アメリカとロシアの軍用機が互いに目視できる距離まで近づくなど、双方が接近する事案が起きており、アメリカ政府としては、不測の事態を回避するために合意を急ぎたい考えです。
ただ、アメリカ側はロシアの空爆のほとんどがISではなく反政府勢力を攻撃しているとして批判を強めているのに対し、ロシア側は軍事作戦を継続してアサド政権を支援する方針を明らかにしており、両国の厳しい対立が続いています。

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