黒い粉はセシウム134のサムピークが多かった。

論文も出て超ウラン元素も入っていることは了解済みだが、ガンマー核種は他にはないのか?

たまたま昔の南相馬の黒い粉を思い出したので、無い知恵で分析してみた。

測定結果:詳細は添付のとおり(M120120117092715)。

Cs-134 485,252 ± 965 Bq/kg
Cs-137 604,360 ± 574 Bq/kg
TOTAL 1,089,612 ± 1,123 Bq/kg

極めて高いレベルの汚染土壌について

γ線核種分析結果
引用
南相馬の黒い粉3


これじゃ小さすぎて全然わからんので、数値だけで判断分析

ピーク検索結果
引用分析
南相馬の黒い粉
南相馬の黒い粉2


私の分析では、セシウムの他には、イッテルビウムとAg-110mとY-91とNa-22を発見。

Y-91は誤分析だろうが、どうにもNa-22が半減期2年でここにあるような気配なのだが。

エックス線や後方散乱ピークやサムピークもなんども勉強しなおした。セシウム134のサムピークがものすごい多いのには驚いた、原子核が崩壊した瞬間に出るガンマー線エネルギーが同時に検出器に入って足しあわされて出るそうだ。

X-Ray Emission Lines


東海アマさん大サービスの核種判定表、とても重宝している。感謝!

γ線の帰属表

さらにわからんところは、「最後は、TORIでーた」 

WWW Table of Radioactive Isotopes

「アメノ、アメノ、トリメ」



コバルトもくさいのだが、もう一息の判断が難しい。

残念ながら6個不明が残ってしまった、夏休みの宿題だ。


*STAP細胞的世界的無料画像解析ソフトを手に入れた。

ImageJ


さらにこれでスペクトル解析だ。

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