記憶遺産の在り方見直しを=分担金削減には慎重―萩生田副長官[時事]
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時事通信社
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萩生田光一官房副長官は14日、BSフジの番組で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が中国の申請した南京事件の資料を世界記憶遺産に登録したことを受け、「ユネスコを政治利用せず、人類共通の財産、遺産として残せるものを冷静にルールとして決めるべきだ」と述べ、制度の見直しを訴えた。
萩生田氏は「日本はユネスコの最大の財政負担国として、運営にイニシアチブを取れるはずだ。政治色があるものはなじまないということを、ルールとして決めておくべきだった」と指摘。制度改革に向け、文部科学省や外務省で検討を始めたことを明らかにした。
ユネスコに拠出している分担金の削減や停止については、「感情的に直ちに負担金を引き揚げると、かえって国際社会の誤解を招くので慎重であるべきだ」と語った。
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