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【朝日慰安婦報道訴訟】
原告側報告会詳報(3完)米国在住の原告も登壇「ロサンゼルスでは子供たちの間に誤解や亀裂」「戦わなければならない戦いだ」
《朝日新聞の慰安婦報道をめぐって約8700人が同社を相手取り、1人1万円の損害賠償などを求めた訴訟の第1回口頭弁論を受けた原告団報告会が続いている。次に登壇したのは、米国在住の原告、桜井雄一郎氏と五十嵐ゆう子氏だ。原告側の事務局を務める任意団体「朝日新聞を糺す国民会議」の事務局長、水島総氏が『会場の中に、朝日新聞の記者もいると思うが、日本の思いをジャーナリストとして受け止めてほしい』と呼び掛けた後、2人が壇上に立った》
桜井氏「ロサンゼルスから来ました。われわれの祖国、日本がどうなるのか、(海の)向こうから見ていると心配でならない。私も微力ながら、ボランティア団体で、『アメリカから日本を良くする草の根運動グループ』を始めた。訴訟に関しても、現地の何人かに賛同を得て、協力を得た」
「ロサンゼルスでも色々な運動をしている人がいるが、年配の人が多く、なかなか一つになれない。われわれぐらいの年代が入っていけない雰囲気がある。さまざまな裁判をやっている人もいるが、ロスの人の総意ではなく、色々な意見がある。心配しているのはロスの情報が、日本に入ってきていないこと。機会があれば、私なりの意見も述べさせていただきたい」
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