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【朝日慰安婦報道訴訟】
原告側報告会詳報(1)「朝日の根性たたき直す」「謝らないから訴訟」
《水島氏のあいさつの後、原告団長の渡部昇一上智大名誉教授が姿を現すと、会場は拍手に包まれた》
渡部氏「私は年寄りですが、昔のことは知っている。約30年前に従軍慰安婦という言葉が出たときは、そんな言葉は日本にはないと雑誌に反論した。従軍看護婦、従軍記者とかそういう人はあった。強制連行、そんなものはあるわけない。日本兵は軍人であり、徴兵は軍人だけ。徴用も男性だけ。人間が足りなくなると、学徒動員となった。男の学生は同じ中学生でも勤労動員。同じことをする女学生は勤労動員と言われず、挺身隊と呼んだ。当時の日本の男の考え方で、ものすごくシャープに分けていた」
「当時は、強制連行で女性を連れ出すという発想はない。少しごたごたもあったのだろうが、少なくとも満州事件があった後は、朝鮮でごたごたはない」
「(慰安婦の)募集の公告や写真を見つけてくれた人もいる。朝鮮の女性は親孝行で喜んで行く。大金がもらえて、大きな家が建つ。私の齢では、強制というのは本当に考えられない。朝日新聞の若手の記者は知らないが、30年ぐらい前には僕よりも年上ぐらいの人がいたはずだ」
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