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【朝日慰安婦報道訴訟】
原告側報告会詳報(1)「朝日の根性たたき直す」「謝らないから訴訟」
朝日新聞の慰安婦報道をめぐって約8700人が同社を相手取り、1人1万円の損害賠償などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が14日、東京地裁で開かれたことを受け、原告団が同日、都内で報告会を行った。朝日新聞の報道で、日本国民の名誉と信用が傷つけられたとして起こした訴訟。約1万7千人が追加提訴した結果、原告団の総数は計約2万5千人に上っており、朝日新聞は争う姿勢を見せている。報告会では、この日の法廷で意見陳述に立った原告団代表者らが訴訟に対する思いを語った。詳報は以下の通り。
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《約120席が用意された会場には、ぞくぞくと原告らが集まって満席状態となり、立ち見の人の姿も多く見られた。会の開始前には原告側の事務局を務める任意団体「朝日新聞を糺す国民会議」事務局長の水島総氏があいさつに立った》
水島氏「皆さん、今日が戦いの開始。紆余曲折もあるだろうが粘り強く、一歩一歩やっていく。朝日新聞は10年ぐらいでは廃刊しないだろうが、廃刊するか、根性をたたき直すことは、裁判を通じてあるかもしれない。子孫に誇れることだと思う。これから何十年後かに会うであろう先祖たちに、『ちょっと、娑婆では頑張ってきました』と言えるような戦いになる」
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