子どもたちが『アイアンマン』になれるよう、3Dプリンタで作った義手をディズニー支援のもとスタートアップが開発

Eguchi Shintaro by Eguchi Shintaro on 2015.10.15

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Image Credit : Open Bionics

<ピックアップ>Disney is helping make Star Wars and Marvel prosthetics for kids

3Dプリンタを活用した事例はかなり多くなってきました。そのなかで、日本でもイクシーがHandiiiを開発しているように、義手や義足をプリンタを活用して安価で、かつパーソナライズ化した製品を作る動きがでています。

そんななか、やはり子どもにとってヒーローやお姫様、かっこいいロボットになるというのは世界どこを見ても憧れの夢だと思います。そんな夢を応援するのもエンターテインメント企業がやるべきことかもしれません。そこで、ディズニーは現在スタートアップ向けのアクセラレータプログラムを実施しているなかで、アクセラレータプログラムに参加しているOpen Bionicsという3Dプリンタを活用した義手などを開発している企業に対して、スターウォーズやマーブルシリーズを模した義手をライセンスのロイヤリティフリーで提供。Open Bionicsはそれをもとにスターウォーズやアナと雪の女王のエルザモデル、マーブルシリーズのアイアンマンモデルの義手を発表しました。

Open BionicsのTwitterでは、発表の様子が写真やツイートで溢れています。子どもたちも、ヒーローになりきった気分で意気揚々としています。まさに「技術を通じて人を幸せにする」ことを体現している取り組みといえます。子どもたちに夢を見せるエンターテインメントならではな振る舞いともいえますね。

via The Verge

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Eguchi Shintaro

Eguchi Shintaro

ヒト、コト、モノをつなぐ編集者。ビジネスからデザイン、法律関係など分野を横断して動いています。THE BRIDGEでは、地方の起業家の取材や、ベンチャーに関わる法案や行政の動きなどを追いかけています。

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