モバイルペイメントのSquareが公式にIPOを申請、2015年上半期の売上は約5億6000万ドル

Ruth Reader by Ruth Reader on 2015.10.15

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Image Credit: Square

今日、ジャック・ドーシーの育てたペイメントカンパニーがその翼を開く。つい最近提出された申請書によると、Squareが公式に株式公開を申請していることが明らかになった。

2015年上半期にSquareは5億6050万ドルの売上に対して、7750万ドルの赤字を計上している。2014年の同社のグロスの決済流通額ボリュームは2307億8000万ドルだ。今回の申請で明らかになったこととして、(これは驚くべきことではないのだが)小売業が最も決済流通額が大きく、全体の21%を占めていることがわかった。小売業の決済流通額は、サービス業や飲食業、美容業、業務委託、輸送などを凌いでいる。

スターバックス単体の売上も明らかになっているのだが、今年の上半期で6200万ドルを貢献している。スターバックスとの提携は重要なものだが、すぐに終焉を迎えることになる可能性は高い。申請書には、「2016年第三四半期に向かえる契約終了を持って、スターバックスは他の決済処理サービスに移行し、私たちのサービスの利用を停止する見込みです」とある。【翻訳継続中/原文はこちら

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Ruth Reader

Ruth Reader

ニューヨークを拠点に、プライバシー、サイバーセキュリティ、匿名アプリ、ポリシー関連の記事を執筆。デジタル決済の最新事情についても、情報を募集中。ライター時々プロデューサー、Voice of America、the Takeaway、Motherboard.vice、Refinery29 などにも寄稿。

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