乳和食(にゅうわしょく)
誰が言い出したのか、数年前くらいからちょこちょこ話題に出てくる「乳和食」。健康的と言われる和食の弱点、塩分高め、カルシウム低め、というのを補いながら「コク」まで出しちゃうという調理法だ。「乳」の読み「にゅう」は、もちろん「NEW」とかけているんだろう。詳しくはこちらのリンクへ。
サイトでは、
01 コクがあっておいしい!
02 食塩を大幅にカット
03 手軽につくれる
とまとめられている。
で、今更僕の中でブームが巻き起こった。別に減塩するつもりも、カルシウムを増強するつもりもないのだけど、やってみて単純に美味しかったからだ。しかも、Jミルクさんが言ってるように、いたって簡単。
父親がどこで覚えてきたのか、白飯に牛乳をかけて食べることがあり、幼いころは見てみないふりをしていた。母親も僕が生まれる前にこの件で一悶着あったのか知らないけど、牛乳ご飯には触れないようにしていた。あの時父親が素敵にプレゼンしてくれてたら、乳和食と早く出会えていたかもしれない。
乳和食ブームと言っても、僕個人の話で、家族は全然ついてきていないので、大型料理にはなかなか使えない。ごくごく個人で食べるものに限られる。そう、父親がやっていたような牛乳ご飯のレベルの小規模なものだ。ここでぜひとも紹介したいのは、乳和食の中でも名作と僕が謳っている、牛乳納豆だ。
文章で説明してもまどろっこしいから、ひたすら写真をアップする。
紙パックの納豆を朝顔をモチーフにした器に出してみた。一応有機納豆ね。
今年亡くなった坂東三津五郎さんがドラマ古畑任三郎の中で納豆は混ぜてからタレを入れるのが粘りが出て良いと言っていたのを思い出して、追悼の意も込めて良くかき混ぜる。
減塩が目的じゃないので、タレも一気に入れる。気にする人は調整するといいよ。
添付のからしも有機印だったから、これも入れる。
ムニュッと出す。(何でこの写真二枚も撮ったんだろ)
からしをかき混ぜたら、牛乳投入。奮発して低温殺菌牛乳を用意したよ。
えいやー。
えいやー。
ちょっと予定よりも牛乳が多く入りすぎたけど、ご愛嬌。これがマイルドでうまい。ご飯に乗せて食べても違和感ないよ。無理強いはしないけど。
好き嫌いとか先入観とか色々あると思うけど、暮らしにスパイスを、と思ったら、やってみたらいいんじゃないでしょうか。
我が家では僕以外に拡がらないけどね!
明日は味噌汁に入れてみようかな。