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今度こそ新幹線輸出を インドで大規模な展示会10月15日 7時43分
高速鉄道の整備が検討されているインドで、鉄道の国際展示会が14日から始まり、新幹線方式の輸出に向け巻き返しを図る日本は、官民を挙げて大規模な展示を行うなど働きかけを強めています。
インドの首都ニューデリーで14日始まった鉄道機器の国際展示会には20か国の企業などが出展し、中国やドイツのメーカーは、高速鉄道の車両の模型や関連機器の実物などを展示して技術や信頼性の高さをアピールしています。
日本からは、官民合わせて14の企業と団体が参加して最大規模の出展となり、運転を疑似体験できるシミュレーターなど新幹線の展示に多くの人が集まっていました。
日本の展示を視察したインドのプラブー鉄道相は、「インドの鉄道に新しい活力を与えるために日本の鉄道技術は欠かせない」と述べ、日本からの協力に期待を示しました。
日本は、インドで初めてとなる西部ムンバイとアーメダバード間の高速鉄道計画で新幹線方式の採用を働きかけています。日本の新幹線技術の輸出を巡っては先月、インドネシアでの高速鉄道の受注競争で中国案の採用が決まったばかりです。
会場でインドのプラブー鉄道相と会談した山本国土交通副大臣は記者会見で、「それぞれの国の事情に合わせて対応していく必要がある」と述べたうえで、インドに対しては高速鉄道だけでなく、老朽化した在来線の近代化など鉄道分野全体に対して包括的に協力する姿勢を強調しました。
日本からは、官民合わせて14の企業と団体が参加して最大規模の出展となり、運転を疑似体験できるシミュレーターなど新幹線の展示に多くの人が集まっていました。
日本の展示を視察したインドのプラブー鉄道相は、「インドの鉄道に新しい活力を与えるために日本の鉄道技術は欠かせない」と述べ、日本からの協力に期待を示しました。
日本は、インドで初めてとなる西部ムンバイとアーメダバード間の高速鉄道計画で新幹線方式の採用を働きかけています。日本の新幹線技術の輸出を巡っては先月、インドネシアでの高速鉄道の受注競争で中国案の採用が決まったばかりです。
会場でインドのプラブー鉄道相と会談した山本国土交通副大臣は記者会見で、「それぞれの国の事情に合わせて対応していく必要がある」と述べたうえで、インドに対しては高速鉄道だけでなく、老朽化した在来線の近代化など鉄道分野全体に対して包括的に協力する姿勢を強調しました。